稲田防衛相、森友学園の訴訟代理人として出廷した記録が見つかる → 一転して「森友訴訟 出廷した可能性ある」 〜籠池氏との関係を否定したい理由〜

 菅野完氏が手に入れた決定的証拠に対して「訴訟代理人は名前を貸しただけで、顧問弁護士でもなく、その上、自らが法廷に行ったことはない」と否定していた稲田大臣ですが、自らが法廷に出向いて、森友学園の訴訟代理人として活動したことを示す出廷記録が出てくると、一転して「出廷した可能性ある」と言い出し始めました。これまでの答弁は完全に虚偽だったことが判明しました。しかし当の本人は「記憶になかったので虚偽の答弁にはならない」と主張していますが、さすがにこれは誰も信じないのではないかと思います。
 なぜ嘘をついてまで稲田大臣が、籠池氏との関係を否定したいのかですが、菅野完氏のツイートには、「稲田朋美の実父・椿原の存在を否定したいから」で、「稲田朋美が選挙に出れたのは、稲田朋美の父親である椿原が、関西保守運動の有名人だったからだし、そこを掘られると、百人の会や在特会との繋がりが明らかになるから」とあります。
 また一番下には安倍首相と在特会の元関西支部長の増木重夫氏が一緒に写っている写真を取り上げて「なんで役人が手心を加えたのかは、この写真が全部、解説しとる。巡り巡って、この写真はめっちゃ重要」とコメントしています。ちなみにこの写真は、豊中市で撮られたもののようです。
 安倍晋三記念小学校の問題が大疑獄に発展することで、極右政治家を誕生させるような教育モデルや裏で巨利を貪るビジネスモデルに光が当てられ、国民に深く問われることを期待します。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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稲田大臣が一転「森友訴訟 出廷した可能性ある」(17/03/14)
配信元)

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【万事休す】稲田防衛相、森友学園の訴訟代理人として出廷した記録が見つかる。
 嘘も休み休み言えばいいものを、立て続けに言うから、こうしてとうとうばれてしまうのです。

稲田氏、「森友訴訟」に出廷記録 大阪地裁が作成、答弁矛盾 

2017年3月14日 02時01分 東京新聞 
 稲田朋美防衛相が2004年12月、籠池泰典氏が理事を務めていた大阪市の学校法人「森友学園」が起こした民事訴訟の第1回口頭弁論に、原告側代理人弁護士として出廷したことを示す裁判所作成記録があることが13日、関係者への取材で分かった。稲田氏は同日の参院予算委員会で「籠池氏の事件を受任し顧問弁護士だったということはない。裁判を行ったこともない」と述べていた。

 民進党幹部は「国会答弁とは百八十度違う内容だ」と反発。同党国対幹部は「この際、辞めていただいた方がよい」と批判した。今後の国会審議で事実関係をただし、追及を強める構えだ。

「森友学園」が起こした民事訴訟の裁判資料のコピー。出頭した当事者等の欄に「原告代理人 稲田朋美」と記載されている(画像の一部を加工しています)

「森友学園」が起こした民事訴訟の裁判資料のコピー。出頭した当事者等の欄に「原告代理人 稲田朋美」と記載されている(画像の一部を加工しています)




 森友学園の籠池理事長は、ジャーナリストの菅野完氏のインタビューで、稲田防衛相は森友学園の顧問弁護士であり、2年前くらいにあったと言っており、菅野氏は証拠として、この訴訟の訴状や準備書面の訴訟代理人欄に、弁護士稲田朋美と記載がある画像を挙げていました。
 
 これに対して稲田防衛相は籠池理事長とは10年以上会った事がなく、訴訟代理人は名前を貸しただけで、顧問弁護士でもなく、その上、自らが法廷に行ったことはないと言ってしまったのです。
 
 しかし、今日のこの出廷記録で、稲田大臣自らが法廷に出向いて、森友学園の訴訟代理人として活動したことは明白です。
 
 このような明らかな嘘を国会の答弁で付いて来たということは、教育勅語礼賛とともに、大臣辞職の立派な理由となります。

 安倍首相は恥の上塗りを繰り返す前に、稲田大臣を罷免すべきです。


 準備書面の訴訟代理人欄に名前があるだけでは顧問弁護士である証拠としては十分でなかったのですが、今回の出廷記録はグッジョブです。

いったん稲田氏に否定させた後に出してくるタイミングが絶妙なのですが、また菅野さんが入手したものなのでしょうか。

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