「地獄見せてやるよ、おお?」 ヤクザ以上に怖い警官の暴言、中学生が取り調べ録音公開 〜取り調べの全面可視化は必須〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 私が高校2年生の時に、クラスメイトの1人が、ある日突然英雄になっていました。東灘警察署(神戸)に打ち勝ったというのです。ママチャリを盗んで2人乗りをしていたクラスの仲間が捕まったのです。警察で共犯者が居るはずだと問い詰められ、苦しまぎれに全く関係のないクラスメイトの名を挙げたわけです。彼はその時、自宅で日本史を勉強していたのです。突然、東灘警察署から電話がかかり、署にくるように言われた母親はパニックになったそうです。当時、高校2年生でありながら既にヘビースモーカーであった彼は、警察官とかなり激しくやりあったようです。“今日は泊まってもらってもいい”というようなことも言われたらしい。
 しかし彼は、少々法律の知識があって、未成年を宿泊させることが出来ないことを知っていたらしく、“やれるもんならやってみろ! ”と互角に渡り会ったということで、英雄になっていました。
 当時の私のクラスメイトにはこういうのが結構居ました。今考えると、かなり面白い友人がたくさん居たように思います。なので、この記事の被害にあった2人の少年が、万引き事件を起こした同級生の苦しまぎれの言い訳から、事件に巻き込まれたというのはよくわかります。そして警察が、ヤクザ以上に怖い存在で、記事にあるような暴言を吐くということもよくわかります。
どう考えても、取り調べの全面可視化が必要だと思います。
 “続きはこちらから”の動画はオマケです。この動画のシチュエーションならば、どんどんやってもらいたいと思うのは何故でしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「地獄見せてやるよ、おお?」 警官の暴言、録音公開
引用元)

【動画】東京都内で会見し、聴取時の音声データを公開する少年の代理人弁護士=小林孝也撮影
引用元でご覧ください。


 警視庁高井戸署員が2015年、当時中学3年の少年2人の任意聴取中に「高校に行けなくしてやる」と脅したとして、2人の父親が10日、都内で会見し、少年1人が録音した聴取時のやりとりを公開した。

(中略)

少年2人は同級生が15年12月に万引き事件を起こし、署に「2人から強要された」と説明したため、出頭を求められた。

(中略)

 署員らは2人に黙秘権を告げず、「逮捕状でも何でも取ってやる」「鑑別(所)でも少年院でもぶちこむしかない」「認めないと牢屋に入れる」などと発言。2人は当初、万引きの強要を否定したが、こうした聴取に強要を認め、1人は反省文を書いたという。

(中略)

少年2人の父親は10日、それぞれ「今も理不尽さに怒りがこみあげてくる」「録音がなければ泣き寝入りするしかなかった。事件がなぜ起きたか、深く検証してほしい」と述べた。

(以下略)
 
 
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警官「少年院ぶちこむしか」 聴取で暴言、中学生が録音
引用元)
 警視庁高井戸署員が2015年、当時中学3年だった少年2人に対し、暴言をはくなどの不適切な任意聴取をして人権侵害をしたとして、東京弁護士会は10日、同署に書面で警告した。

(中略)

 警視庁の森本敦司・生活安全総務課長は10日、経緯を説明。不適切な聴取があったことを認めた上で、「署員らが責任感から行った。事案を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努める」と述べた。捜査の結果、万引きの強要は確認できなかったとしている。

(中略)

 少年2人は昨年4月、署員を特別公務員暴行陵虐などの容疑で東京地検に告訴。告訴は取り下げたが、同9月には東京弁護士会に人権侵害の救済を申し立てた。弁護士によると、同署は今年4月、署長名で「署員の対応に不適切な点があった」と書面で回答し、少年2人に謝罪したという。警告書は、署員らの行為について「黙秘権、供述の自由を侵害する」と指摘。今後、こうした威迫行為がないよう求めている。

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配信元)
  





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