竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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高圧線の電磁波測定: 現地調査 2 “悲劇の館” か?
転載元)
ザウルスでござる 17/8/10
最初の現地調査以来、遠方に出かけるときにも電磁波測定器を携行しているが、先日、普段あまり乗らないJRのとある線の電車の窓から “送電鉄塔銀座” を見つけた。
(中略)
手前に見える戸建住宅は比較的新しい。ベランダに布団を干しているが、この階に寝室がある可能性もある。送電鉄塔から道路1本隔てた場所であり、しかも高圧送電線の真下である。
(中略)
路上での測定では、6.08mG(ミリガウス) から 6.23mG(ミリガウス)である。(中略)…
1時間半歩き回ってさんざん測ったが、この町の高圧送電線近辺では 6mG(ミリガウス) は当たり前である。
(中略)
低周波磁場は 1mG (ミリガウス)以下であることが必須条件である。これを超える環境に生活することには、さまざまな健康障害を引き起こすリスクがあるとされている。
路上に立って見ると、高圧送電線の両側にマンションが建っていて、左が6階建て、右が7階建てである。マンション住民の被曝値は路上測定の 6mG どころではないはずだ。
(中略)
右のマンションは築40年以上は経っていそうな建物で、(中略)… 建物としては直下ではないにしても、とにかく高圧送電線にかなり近い。なんとか測定したい。(中略)… 狭い階段をくるくる回りながら登り続けたのだが、屋上への扉は無情にもカギがかかっていた。しかし、幸運にも7階の廊下の高圧線に向いた側に窓があった。
そこに測定器を向けスイッチを入れた。
低周波磁場として 49.9mG (ミリガウス) という数値を示した。わたしは愕然とした。これはほとんど “殺人的な数値” である。 とうぜん2ケタであろうと思っていたが、まさかこれほどとは!
(中略)
このあと、降りてから、この窓を外側から見上げて撮影したのが、以下の写真である。
(中略)
49.9mG (ミリガウス)という数値がどれだけのものかを示す参考資料を
挙げよう。
(中略)
0.1μT(マイクロテスラ) は 1mG(ミリガウス) である。 いちばん下の段は、「寝室の磁場が 4mG 以上の場合、急性リンパ性白血病の発症率は 4.6倍になる」 と読む。
このマンションの1階は 6mG であり、7階はほぼ 50mG である。
(中略)
白血病は “血液がん” で比較的検査しやすいようで、疫学調査にはよく出てくる。しかし、乳がん、肺がん、前立腺がん、脳腫瘍、子宮がん、肝臓がん、膵臓がん 等々、電磁波は、あらゆる臓器のがんを促進させると言われている。
(中略)
また、うつ病をはじめさまざまな精神病を引き起こし、自殺に至るケースもある。
(中略)
この町では、この場所以外も調査したが、(中略)… わざわざ高圧線の真下に比較的新しいマンションが軒を連ねているのだ。
(中略)
高圧線直下の路上で 8.89mG (ミリガウス) である。
携帯基地局の電磁波は高周波のマイクロ波であり、鉄筋コンクリートはバリアとなるが、高圧送電線の低周波磁場は鉄板も、鉄筋コンクリートもやすやすと透過する。2階、3階と上がれば、それだけ上空の高圧送電線に近づいて、それだけ多く被曝する。多くの家庭では子供部屋は上の階になる傾向がある。
(中略)
この町は、まさに “日本の縮図” である。本当のことを知らされずに、経済成長のために犠牲にされながら暮らしている国民がここにいる。
こんな国は日本だけである。
日本は電磁波問題に関しては後進国で、ほとんど何の対策もなされていません。自己防衛するよりないのです。私の感覚に間違いがなければ、太陽のナディー・チャートが、気のレベルですが、電磁波の影響を軽減するのにかなりの効果があるように思います。太陽のナディー・チャートの色面をハートの位置にぶら下げるか、貼り付けます。パソコンの前で仕事をしていても、こうすると呼吸が深くなりリラックスするのがわかるでしょう。
ただ、高圧送電線の下でどれほどの効果があるのかはわかりません。また家全体をシールドすることは出来ません。
送電線の近くに住んでいても、何とか安心して暮らせるような電磁波対策はないものか、直感的には有効な対策があると思われるので、出来れば近いうちに良い方法が見つかれば報告したいと思います。