ぴょんぴょんの「ネコの予防接種」

 ある日、ネコが真っ赤な下痢をした。
あわててネットで調べても、「獣医さんに連れて行く」という回答しかない。
今さら、人間医療のモノマネをしている獣医さんを信じろと言われても・・
その後ネコはケロッと元気になり、これまで以上に毛並みがツヤツヤになっている。

(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「ネコの予防接種」

獣医は信用できるの?


くろちゃん、最近ネコを飼いはじめたって?

そうなんだよ、けがして歩けなくなって死にかけてた子。だれもいねえし、しかたなく連れ帰った。ネコなんて飼ったこともねえのによ。
クロマルって大豆見てえな名前にした、黒くってすっげえかっわいいぜ。

そうかあ、けがは獣医さんに見せたの?

うんにゃ、おれのパワーと愛情で治っちまったよ。

それでも野良ネコでしょ、一度獣医さんに見せたほうがいいよ。ほかに病気もってるかもしれないし。避妊とかもしないといけないし。

いや、おれは獣医を信用してねえ。ひとからこんな話、聞いたことある。
ネコの避妊を頼みに獣医に行ったって。そしたら、「うちは、予防接種をうっている子にしか、避妊手術はできません」って断られたらしい。おかしくね?

ええ? 予防接種もすればよかったじゃん、ついでなんだし。

はあ? おめ、まだそんなこと言ってんのかよ。人間にうつ予防接種があれほどおそろしいシロモノなのに、動物にうつのはまともです、ってことはありえねえ。

ええ? だって、みんなしてるでしょ。イヌでもネコでも。

おれはしねえし、クロマルにもさせねえの!

だって、病気になったら困るじゃない?

おい、おめまだそんなこと言ってんのか? イヌもネコも、もともと病気と戦う力くらいあるわ。そんで、戦ってますます強くなるって知らねえのか?

pixabay [CC0]


ネコの予防接種は安全なの?


う〜ん、そうは言ってもさあ、予防しといたほうが安心な気がするけどな。

おめ、うまいことゆでガエルになってんなあ〜そんなんじゃ、健康も金もむしられ放題でざまあみやがれ、さ。

ふんっ、くろちゃんみたいにねじれてないからね。

って、おい、体癖のせいにすんなよ。
っでさ、ネットで調べたんだよ、ネコの予防接種。

何種類もあるでしょ。

ってか、思った通り副作用がすげかった。いろんな飼い主さんのブログ読んで泣いたよ。
獣医に対してのまっとうな意見もあって、参考になったよ。
しかも、ワクチンの製造元見たら、人間のと同じ会社だぜ。どんだけもうけてんだか。

ほんとだ〜。おんなじ製薬会社だあ〜。
でも、獣医さんって信頼できると思ってたけど。

製薬会社のお使いさ。人間のかかる医者とまったく同レベル。


ワクチンで肉腫になるの?


でもさ、ワクチンって、みんながみんな副作用があるわけじゃないでしょ。

ねこの場合、小さい頃に2〜3回接種して、そのあとも毎年リピートするらしい。
ワクチンに入れられているアジュバント(免疫反応を強めるアルミニウムなどの添加物)が十分にたまった頃、「繊維肉腫」って肉の塊ができちまうんだそうだ。

肉腫って、がんじゃないからこわくないんでしょ。

なに言ってんだい。肉腫ってがんと中身は同じ。悪性、悪性。

おお、悪性なんだ。

手術しても、転移しちまう。しかも、ネコとか注射したとこにできるんだぜ。背中にうたれれば、背中に肉腫ができる。そうすると手術で取りにくい上に、すぐに肺に転移しちまうらしい。

だから、ネコの予防接種、手足にするっていうもんね。

そうよ。あの、クロマルのか細い手足にいてえ注射するって、考えただけでもゾッとするわ。ただでさえ、敏感なのに。ムリ。
しかもだよ、手足に注射して、そこに肉腫ができて、手足を切り取られたネコの写真とかアップされてんだぜ。痛々しくって見てらんねえぜ。しかも、人間と同じに、抗がん剤とか放射線治療とか受けさせてさ。苦しんでるペットを目の当たりにしながら、すごい請求書にも目が点になるわ。


人の予防接種はどうなの?


はああ〜〜〜

おい、ためいきついてる場合じゃねえぞ。
ところで、「繊維肉腫」ってことばにピンときたぞ。

なに?

ある難病の女性、右の上腕を見せてもらって、おどろいたよ。なんと肉がごっそりけずり取られている。

えっ? なんで?

小さい時に、そこにかたまりができて手術したって。その後から、どんどん全身がおかしくなって、入退院を繰り返してる。
おめえ、右腕にがんができた人とか聞いたあるか? そんなとこにできるか? ふつう。

めずらしいよね。

でも、彼女はこっそりと疑っていたんだ。幼稚園の頃にうった予防注射が原因じゃないかと。注射の以前と以後で、明らかに体調が変わったことを覚えてるんだ。
もしかしてあれは、ネコにできるのと同じ「繊維肉腫」だったんじゃねえか。
彼女は、自分の子どもたちにはいっさい、予防接種は受けさせないそうだ。

はあ〜〜〜ネコと同じだね。どうして、そういう話は表に出ないんだろう?

完全犯罪だからさ。どんなに裁判を起こしても、証拠がつかめない。つまり有罪には絶対にならない自信があるのさ。そんなの相手に闘いたくないのなら、「予防接種」という無実をよそおう「ヤク」に、手を出さねえことだな。悪いことは言わねえぜ!

pixabay [CC0]



ぴょんぴょん

Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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