注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
二言目には「普天間米軍飛行場の危険性の除去」を唱える佐喜眞あつし候補予定者(自公維推薦)が、宜野湾市長当時、母親たちに会おうとしなかったというのだ。
(中略)
緑ヶ丘保育園の神谷武宏園長によれば佐喜眞市長(当時/現沖縄県知事選候補予定者)が保育園を訪れたのは事故当日の昨年12月7日の一日だけ。
(中略)
佐喜眞前市長が念仏のように「普天間の危険性の除去を最優先する」と唱えることについて、一歳児を保育園に預ける母親は次のように訝しんだ―
「どういうお気持ちでそういう発言をしているのか? 私たちは(佐喜眞市長から)置き去りにされてきた。助けて頂いた感覚はない」。
(中略)
氏は「創価学会で村八分に遭っている」という。「信仰がおかしくなっている」と誹謗中傷されて。だが返す刀で「学会員の80%は公明党を妄信している」。
(中略)
沖縄県の公明票は10万8千票ある。単純に、この数字が佐喜眞氏に乗ると、佐喜眞氏は玉城候補に10万票の大差をつけて勝つことになる。
本土から送り込まれた学会の工作員が、ローラー作戦をかけて沖縄の学会員を期日前投票に行かせる理由だ。
(中略)
官房長官は佐喜眞氏が県知事になれば、携帯電話料金が値下がりするような口ぶりで話した。虚構のアシストである。選挙で勝つためにはなりふり構ってられない、のだろう。
2016年の宜野湾市長選挙で、佐喜眞氏はディズニーランド誘致を公約に掲げていた。
佐喜真氏の「政治とはいかに予算を獲得するかが重要で、新たな(税制や交付金)制度を含めて私ならできる自信がある。政府とも交渉する」というのは、つまり、辺野古新基地を容認する代わりに政府から予算を引っ張ってくるということですよね。 https://t.co/nbXFsd0WM0
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2018年9月11日
何故沖縄で消極的容認派という方々がいるのか。
— 翁長タケハル (@onagatakeharu) 2018年9月16日
基地を引き受けなければ、国からの予算を出さないという恫喝にも似た事が堂々と行われるからだ。
日本全体が、国の言うことを聞かなければ予算を出さないと言うことになれば地方分権にも関わる。#玉城デニー#沖縄県知事選挙2018#デニってる
デニーさん、本土の創価学会員です。期日前投票の経過報告を見ましたか?創価学会がどれだけ本気か分かると思います。何千人も大挙して押しかけてきてるんですよ?ましてや相手は命がけです。のんびり構えていてはダメ。とにかく創価学会期日前投票の攻略方法を考えましょう! https://t.co/xvNO8qbCrt
— 如蓮華在水(二乗) (@heno_ko) 2018年9月15日
9.17のアエラが「《教義に背く》学会員反旗」。学会の圧力に抗して実名取材に応じた人がいる。「反論するのはごく一部。孤立させられるのが怖いという人もいる」と。黙っていても鉛筆一本で自由と平和は守れる。「玉城」と書けばいい。素直な学会員の心は安倍に分断された。私のコメントも載っている。
— 二見伸明 (@futaminobuaki) 2018年9月11日
9月16日に小泉進次郎氏が沖縄入り。佐喜真氏を応援します。
— 盛田隆二 (@product1954) 2018年9月15日
進次郎弁士を見に集まった人々をバスに案内します。本土から数千人の創価学会員が沖縄入りしているので手際は大変よい。バスの中では「『さきま』とひらがなで書いていいんですよ」とレクチャーしながら期日前投票所へ。目に浮かぶようです😩 https://t.co/KuLOgFfZ2d
私も13日のタイムスの政策比較じっくり読んでる!
— misatooookinawa (@misatom73) 2018年9月14日
離島に住む保育職なシングルマザーとしては【教育子育て】【貧困・対策】【医療・福祉】の3つに注目。デニーさんの政策はどれも具体的で涙出る😭現場の庶民の姿を分かってる、明日からすぐ助かる!政策ばかり😭感動😭#玉城デニー#沖縄新時代 pic.twitter.com/sqrKPDksgM
両候補、両陣営について、大手メディアでは見えない素顔と県民の率直な声が伝わってきます。
昨年末、米軍ヘリの部品が保育園に落下するという事件がありました。当時、宜野湾市長だった佐喜真候補は、11日の討論会では住民に寄り添うような発言をし、宜野湾市民の悲願のためにも「辺野古移設」容認という姿勢でしたが、当の保育園の園長、保護者に言わせると、これ以上の被害を防止するために尽力された翁長県知事とは対象的に、佐喜真前市長は非常に冷淡だったようです。園児の母親たちにすれば「市長に助けて頂いた感覚はない」というほど、この事件を市は放置していました。特異だったのは、事件の報道の後、園に対して「反日活動家」「捏造事件」などという誹謗中傷のメールや電話が多数発生したことでした。
さてこの選挙戦では、告示前からデニー候補に対する怪文書やデマが大量に出回る異常な状況となっています。ネット上でデマ動画を拡散した公明党の議員に対しては、名誉毀損の疑いで刑事告訴に入ったようです。
かと思うと、熱心な創価学会員の男性が「今般の公明党の佐喜真候補支持は納得いかない」と声をあげたことを龍作氏は伝えています。創価学会は「本土から何千人も押しかけて期日前投票をさせる」手はずのようですが、公明党の重鎮だった二見伸明元衆議院議員も「沖縄の学会員は党本部の言いなりになるな」とまで警告する事態になっています。
両候補の公約は、争点の「辺野古移設」以外も鮮明な違いがあります。佐喜真候補が菅官房長官の威光を笠に着て「携帯電話料金を4割削減する」と掲げたことは、佐喜真候補が県民をどのように見ているかがよく分かります。このような姿勢はいずれ、県民が言うことを聞かないと予算を削減するという恫喝にも早変わりするのでしょう。
安倍政権と深く繋がる佐喜真候補ですが、ご本尊の命運も危うい昨今、これまでのような予算や補償金をチラつかせる手法はもう効かないのではないかしら。