[ 沖縄県知事選挙 ] 田中龍作ジャーナルが次々と迫真のレポート 〜 創価学会のローラー作戦による期日前投票が勝敗の岐路か

 田中龍作ジャーナルが次々迫真の記事を更新され、沖縄県知事選の熱い実況中継になっています。
両候補、両陣営について、大手メディアでは見えない素顔と県民の率直な声が伝わってきます。
 昨年末、米軍ヘリの部品が保育園に落下するという事件がありました。当時、宜野湾市長だった佐喜真候補は、11日の討論会では住民に寄り添うような発言をし、宜野湾市民の悲願のためにも「辺野古移設」容認という姿勢でしたが、当の保育園の園長、保護者に言わせると、これ以上の被害を防止するために尽力された翁長県知事とは対象的に、佐喜真前市長は非常に冷淡だったようです。園児の母親たちにすれば「市長に助けて頂いた感覚はない」というほど、この事件を市は放置していました。特異だったのは、事件の報道の後、園に対して「反日活動家」「捏造事件」などという誹謗中傷のメールや電話が多数発生したことでした。
 さてこの選挙戦では、告示前からデニー候補に対する怪文書やデマが大量に出回る異常な状況となっています。ネット上でデマ動画を拡散した公明党の議員に対しては、名誉毀損の疑いで刑事告訴に入ったようです。
 かと思うと、熱心な創価学会員の男性が「今般の公明党の佐喜真候補支持は納得いかない」と声をあげたことを龍作氏は伝えています。創価学会は「本土から何千人も押しかけて期日前投票をさせる」手はずのようですが、公明党の重鎮だった二見伸明元衆議院議員も「沖縄の学会員は党本部の言いなりになるな」とまで警告する事態になっています。
 両候補の公約は、争点の「辺野古移設」以外も鮮明な違いがあります。佐喜真候補が菅官房長官の威光を笠に着て「携帯電話料金を4割削減する」と掲げたことは、佐喜真候補が県民をどのように見ているかがよく分かります。このような姿勢はいずれ、県民が言うことを聞かないと予算を削減するという恫喝にも早変わりするのでしょう。
 安倍政権と深く繋がる佐喜真候補ですが、ご本尊の命運も危うい昨今、これまでのような予算や補償金をチラつかせる手法はもう効かないのではないかしら。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【沖縄県知事選】「普天間返還」佐喜眞氏の冷淡 普天間の母親たちが会見「助けてもらった感覚ない」
引用元)
(前略)
二言目には「普天間米軍飛行場の危険性の除去」を唱える佐喜眞あつし候補予定者(自公維推薦)が、宜野湾市長当時、母親たちに会おうとしなかったというのだ。
(中略)
緑ヶ丘保育園の神谷武宏園長によれば佐喜眞市長(当時/現沖縄県知事選候補予定者)が保育園を訪れたのは事故当日の昨年12月7日の一日だけ
(中略)
 佐喜眞前市長が念仏のように「普天間の危険性の除去を最優先する」と唱えることについて、一歳児を保育園に預ける母親は次のように訝しんだ―

 「どういうお気持ちでそういう発言をしているのか? 私たちは(佐喜眞市長から)置き去りにされてきた。助けて頂いた感覚はない」。
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【沖縄県知事選】デニー支持の学会員「公明党は池田先生が教える平和への思いと真逆だ」
引用元)
自公維希とオール沖縄が激突する県知事選挙のカギを握る創価学会から良心の離反者が出た
(中略)
氏は「創価学会で村八分に遭っている」という。「信仰がおかしくなっている」と誹謗中傷されて。だが返す刀で「学会員の80%は公明党を妄信している」。
(中略)
沖縄県の公明票は10万8千票ある。単純に、この数字が佐喜眞氏に乗ると、佐喜眞氏は玉城候補に10万票の大差をつけて勝つことになる。

 本土から送り込まれた学会の工作員が、ローラー作戦をかけて沖縄の学会員を期日前投票に行かせる理由だ
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【沖縄県知事選挙】佐喜眞候補「携帯料金値下げ」!? 菅官房長官が虚構のアシスト
引用元)
「携帯電話料金を4割削減します」。佐喜眞淳候補(自公維希推薦)が政策に掲げた。「エッ!携帯電話の料金って県知事の権限なの? 」と誰もが思うはずだ。案の定、SNS上で佐喜眞氏は炎上した。
(中略)
官房長官は佐喜眞氏が県知事になれば、携帯電話料金が値下がりするような口ぶりで話した。虚構のアシストである。選挙で勝つためにはなりふり構ってられない、のだろう。

 2016年の宜野湾市長選挙で、佐喜眞氏はディズニーランド誘致を公約に掲げていた。



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配信元)







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