[In Deep]新型コロナウイルスがノロウイルスと似た性質を持っていて、事実上の空気感染を起こすのではないか

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日に続きIn Deepさんの記事です。昨日のコメントで、“この新型コロナウイルスは、どうやらかなり悪質”らしいと書いたのですが、実はすでに一部の情報ではそうした事実が報告されているのです。In Deepさんの記事には、「新型コロナウイルス」がノロウイルスと似た性質を持っている可能性があり、「事実上の空気感染を起こす」のではないかと推察しているのですが、私も同じように考えています。そうでなければ、この爆発的な感染力の説明がつかないからです。
 今日のフルフォード情報英語版で、CIAと繋がっている内部告発者は、“医療の専門家として私見を述べさせてもらうなら、【この事態は】本物です…真実は毎度のことながら隠蔽されている”と言っています。
 武漢市の多くの市民は、町が完全封鎖される前まで、まったく危機感なしに過ごしていたのです。そう考えると、1か月後の日本がどうなっているのか、想像するだけで恐ろしいものがあります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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強力な病原体が世界各地で発生中。アメリカでは過去最強のインフルエンザ、中国湖南省ではH5N1鳥インフルエンザ、そして「史上最強のウイルス」である可能性が見えてきた新型ウイルス
転載元)
(前略)
中国のグローバルタイムズは、2月1日に中国の科学者による発表として、以下を報じていたのでした。
 
「新型ウイルスは、遺体からも感染が拡大する可能性がある」
「新型ウイルスは、吐瀉物や排泄物からも感染する」
 
これを受けて、中国当局は、新型コロナウイルスで亡くなった場合は、ご遺体をただちに火葬する必要があるとして、葬儀などのために遺体を移動することを許可しないという通達を出したそうです。
(中略)
> 吐瀉物や排泄物からも感染する

というのは、何というのか、現行のポピュラーな感染症の中で「最強の感染力」を持つウイルスのひとつであるノロウイルスと似ている感じもします。
(中略)
「まさか新型ウイルスも、ノロウイルスのように最強な存在なのではないだろうな」と、ふと思ったのです。たとえば、普通、ウイルスというのは「乾燥に弱い」ものです。人間の細胞などの中では存在できても、そうではない状態では、普通のウイルスは迅速に死滅します。
 
ところが、ノロウイルスは「乾燥した中でもなかなか死滅しない」のです。これがどういうことかといいますと、たとえば、ノロウイルスに感染した人が屋外で嘔吐したとします。時間と共にその吐瀉物が乾燥したとします。普通のウイルスであれば、これでもう死滅するのですけれど、ノロウイルスはこのような「乾燥した状態」でも生き残るのです。
 
そして、たとえば、そこに強風が吹いたとします。ノロウイルスは、風に乗って大気中を漂うことができ、しかも、その状態でも生きている。事実上の空気感染を起こすことができるのがノロウイルスなのです。そして、感染力は並外れて強く、国立感染症研究所の木村博一博士は、以下のように述べています。
 
「ノロウイルスの1つの特徴は、感染性がとても強いことで、10〜100個ほどで感染が起こることです」
 
ちなみに、木村博士の話では、ノロウイルスに感染した人の便 1グラム中には、100万個から 1兆個のノロウイルスが含まれているそうですので、先ほどの路上に残された何百グラムもあると思われる吐瀉物の中に、いったいどれほどのノロウイルスが含まれているかは想像もできないほどですが、「その何百兆ものノロウイルスが乾燥した後に大気中を漂い出す」のですね。
 

そして、この乾燥の中でどれくらいの期間ノロウイルスが生き続けるかといいますと、2017年に、一般財団法人 東京顕微鏡院という組織がおこなった実験の結果がウェブサイトに記載されています。
(中略)
気温 4℃の環境下で、ノロウイルスは、
・水中では 40日以上生存
・乾燥した条件では、なんと 55日以上生存した
のです。
(中略)
実験の気温は 4℃とありますが、研究では、他に 20℃と 37℃でもおこなわれていまして、実験では「ノロウイルスは、低温のほうが長く生き残る」ことが示されています。37℃という高温下の乾燥条件では「 1日で死滅」したことが観察されています。つまり、夏ではなく、冬のほうが、ノロウイルスは長く生き残るのです。
(中略)
長々と、ノロウイルスの話を書いてしまいましたが、何を言いたかったかといいますと、新型ウイルスも「吐瀉物などから感染する」ことがわかったということで、
「新型コロナウイルスもノロウイルスのように乾燥に強いとイヤだな…」
という懸念をもった次第です。
(中略)
何しろ、新型ウイルスの症状には「咳」の占める割合が多く、咳というのは基本的に「飛沫」を伴うものです。そして、飛沫は、屋外でも室内でも床などに落ちていくはずです。

地面や床に飛沫と共に落下したウイルスが、そのまま乾燥してすぐに死滅するなら問題ないのですが、ノロウイルスのように「下に落ちた飛沫が乾燥しても長く生きている場合」は、ノロウイルスと同じように、大気中に風と共に拡散していくことになるかもしれないと思ったのです。
 
こんなことを思ったのは、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった初期からの日数が経過した後、ある時点から飛躍的に新型ウイルスの患者が増加し始めたことからで、まあ人から人への感染が主だとしても、「ノロウイルス的な空気での伝染も起きているのではないかなあ」と薄々感じているのです。
(中略)
ソーシャルネットでは、「家族全員でずっと部屋に閉じこもっていたのに感染した」という中国の人のメッセージが YouTube に載せられています。(中略)…こういうことから、どうもノロウイルス的な「大気を介した伝染性」を想起してしまうのです。
 (以下略)

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