注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
YouTube 2020/4/9
〇 世界一裕福な国、日本
・日本は対外純資産が世界一、ぶっち切りの341兆円。世界一裕福な国。
2位ドイツ、3位中国。
2位ドイツ、3位中国。
・アメリカは−1000兆円。トランプのディール外交は日本などに売りつけるもの(武器、金融商品、農産物等)
・日本は借金まみれというが、国の中で政府が民間から借金をしているだけのこと。国としては要はチャラ。
・しかしこの日本の持つ外貨は、外国に貸しているお金であり、日本には入ってこないお金。
日本人に実感がないわけ、恩恵がないわけ。
日本人に実感がないわけ、恩恵がないわけ。
〇 国家経営を間違え続けて30数年
・ドルを下げ、アメリカは貿易黒字となる。
・日本はどうしたか?コストカット、人件費を抑えてでも、貿易黒字をひたすら求めた。
・結果、30数年で3兆ドルの外貨を得るが、これは受け取れないお金。つまりただ働き。
・国家経営、哲学がない!ということ。
〇 何のために働く?
・マネーストック(日本の現金、預貯金)…1980年200兆円、1986年340兆円、2017年1000兆円
・大企業の内部留保、460兆円(法人税を下げ、人件費を抑えて)は、株主の資産。
・株主のために利益を上げることがよしとされている。今、自分、金の目先だけとなってしまっている。
・何のために働くのか?といういわば哲学に基づくことがなくなってしまった。
・例えば、かつての近江商人の三方よし…買い手よし、売り手よし、世間よし。
・国家もすでに国民のため!ではなく、別のもののためのようだ。
〇 GDP
・GDPを上げるとか、株価を上げるとか、皆のためではない。
・内部留保は貯まり、資産はでき、株価は上がる。しかし利益を上げるために、人件費は下げる。
・株主もすでに3割は外国人。
・GDPとは、どれだけお金が動いたか?
GDP=消費+政府支出+投資+純輸出
GDP=消費+政府支出+投資+純輸出
・例えば、子どもを保育サービスに預ける。
母は働きに出る。
GDPを上げることと幸せとは関係がない。
母は働きに出る。
GDPを上げることと幸せとは関係がない。
・GDPを上げるために、1億総活躍とか言い出す。
皆働きに出て、お金を使え!
皆働きに出て、お金を使え!
・戦後は純輸出を黒字にする必要があったが、頭打ちの今も黒字をよし!としているおかしさ。
・人件費削減してまでも黒字路線。
・五輪にしてもTPPにしても、稼いでもそれは使えない外貨。
〇 黒字還付金
・今こそお金を国民のために使うべき!
・例えば、1人150万円を配る。
・自粛して、お金のために働くことをやめる。
→生産減る→消費増える→輸入増える→赤字
→生産減る→消費増える→輸入増える→赤字
・貿易赤字こそが、黒字の外貨を使う唯一の方法。
・要するにこうした給付は、バラマキではないということ。黒字還付金!ただ働き分の、300-600兆円の内の200兆円(1人150万円で全国民)
・日本は世界一赤字にしていい国。赤字にしなきゃいけない国。
・どこかの国の黒字は、どこかの国の赤字。
・これは1985年プラザ合意のイエローカード(稼ぎ過ぎとの)の時にやるべきことだった。
・輸出主導型から内需拡大へと、経済構造を転換すべきだった。
・しかし黒字路線のまま、今やFTAなどのレッドカードが来ている。黒字路線を引っ剥がすために。
・なので、今すぐ150万円を配れ!黒字を使う時。
・もう身を削って首を締めるのをやめるべき。
稼いだら使え!ということ。
稼いだら使え!ということ。
・与党も野党もこの30数年、このことをちゃんと理解していない人ばかり。
・われわれは皆このことを知る必要がある。
〇 財政金融
・国の借金の原因が、税収が足りないとか政府の無駄遣い!というのも誤り。
・これはお金の発行の仕組みに関わる。
・借金は税収で返すものという考えでは、必ず借金まみれになる。
〇 信用創造
・マネーストックの1000兆円のうち、現金は100兆円くらい。残りは預金。
・預金を増やしているのは日銀ではなく、民間銀行。
・民間銀行は、Aさんが預金した100万円のうち、1%の1万円だけを日銀に準備金として預けるが、残りの99万円は他の人Bさんに貸せる。つまり数字上のことなので、実際ある100万円が実質199万円となる。こうした信用創造を繰り返すことで、100万円は実質1億円近いお金を生み出す。
・つまり、お金は借金で増える!ということ。
・ということは、借金1000兆円は、裏返しで1000兆円の資産ということになる。
・ただここで、利息の問題がある。
経済成長期には、この借金市場は拡大していくのでいいが、地球1個の人の頭数の中でのこうした新たな借金を必要とする金融ゲームはいずれ破綻する。
経済成長期には、この借金市場は拡大していくのでいいが、地球1個の人の頭数の中でのこうした新たな借金を必要とする金融ゲームはいずれ破綻する。
・そこで民間からの借金がなくなると、今度は国が借金をする(国債発行)ことでお金を作ることになる。
・この20数年、国の一般会計予算において、税収で足りない分は政府の借金(国債発行)でお金を作り続けてきた。
・要するに、国の借金900兆円は、税金で返さなければならないものではないということ。
〇 天動説から地動説へ
・MMT現代貨幣理論でいう、借金=預金のままでいいというのは、現実的ではあるが、いいとはおもわない。論理的に破綻している。
・先に言ったように、政府がいずれ肩代わりに借金するようになるのは必須のこと。
つまり論理的にこれは借金ではないということ。
それを認める必要がある。
つまり論理的にこれは借金ではないということ。
それを認める必要がある。
・でないと利息が発生して、それが格差を産むこととなる。年に9兆円!
・借金でお金を作る今の金融システムがおかしい!というのが、あと1.2年で世界の常識になる!
誰にでもわかるようになるだろう!
誰にでもわかるようになるだろう!
・いわば、天動説から地動説へと!
・するとお金に困っている今の状況も、お金を配ればいい!ということになる。
〇 政府通貨
・そのための解決策はたった一つ!
政府通貨を発行すること。
・利息は要らない。政府通貨を発行すること。
・ただ法律の改正は必要になるが。
・国債発行して同じようなことをすることもできるだろう。
・例えば、1兆円紙幣220枚を日銀に買わせるだけで、政府は220兆円を手にする。150万円を全国民に!
・同様に、政府の900兆円の借金も消せる。
900兆円紙幣を日銀に買わせるだけ。
(アベノミクスですでに日銀は半分くらいの国債を買っているので、この際全部買い取って、その国債は破棄すればいい)
900兆円紙幣を日銀に買わせるだけ。
(アベノミクスですでに日銀は半分くらいの国債を買っているので、この際全部買い取って、その国債は破棄すればいい)
〇 お金って何?
・お金自体が大事なのではない。当たり前だが。
・大事なのは実体価値(富の本質)だけ。
〇 国家経営
・国家経営とは、予算の使い道ではない。
・国民の時間、労力、資源を有効活用すること。
・何をするか?その事業の本質が問われる。例えば、自然環境保護とか。
・その価値は経営哲学に基づくものとなる。
・その中で、お金は天下のまわりもの。
必要なら刷ればいい。
必要なら刷ればいい。
・いまは論理が逆転している。例えば介護産業、これから大きくしていく必要あるが、お金ないので賃金が安く若者が働けないという。
これは、政府が介護を守る!ために、政府紙幣を刷ってお金を作り、若者を雇えばいい。
これこそ実体価値であり、国の富となる。
これは、政府が介護を守る!ために、政府紙幣を刷ってお金を作り、若者を雇えばいい。
これこそ実体価値であり、国の富となる。
〇 国のお金の使い方
・お金が無いから活動しない!とか、無駄なことにお金を使うとかは国の損失。
・例えば五輪、GDPが上がり豊かになるというが、金が動くだけ。未来のためになるのかは?
・インフラは民営化してはいけない。すべて公営化して、ムダをなくす。
・国会の予算について、議員は"命の使い道の話"をすべき!
・コロナの状況において、人々の生活における問題が金だけの問題なのであれば、ただちに配れ!という話。
〇 不都合な真実
・トランプ大統領は、今回のコロナ対策で、2兆ドルの財政支出をする。
・すると円高になる。
・日本はバランスを取るためにも、ほぼ同額の220兆円を配るべき。220兆円といった根拠。
・先に言ったように、アメリカの対外純資産は-10兆ドル。ドルは実質紙クズ。ここから2兆ドルの財政支出をするわけだ。
・日本の純資産は341兆円といったが、海外資産が約1000兆円、国内負債(外国資本が日本の土地などを買ったり)が約680兆円、この差し引きの341兆円。
・円高でドルが紙クズ、例えば半分になると、海外資産は500兆円となり、日本の純資産はマイナスとなる。
・これが怖いこと。不都合な真実!
・だからこそ、今のうちに黒字分の還付でもある220兆円を配れ!ということ。220兆円は少ないくらい。しかし少なくとも、アメリカ同様の2兆ドルを!
・このまま円高になれば、それこそ属国どころか奴隷国になってしまうかもしれない。
・日本の政策とはそういう国家経営となっている。
・わかっていてやっているのかもしれない。
・少なくとも国民は、こうした真実を知っておく必要がある。
・いずれ本来の国家経営をするためにも!
〇 コロナをきっかけに
・今の状況は、お金無しに生きられない経済。
ゆえに、まずはお金を配れ!
ゆえに、まずはお金を配れ!
・経済の本質は、お金では無く実体。
・今はお金が必要な、日々生きるだけの自転車操業になってしまっている。
・さらに自粛で、実体価値が作られなくなり、物不足、食料すら無くなるかもしれない。
・お金の意味がなくなる事態もあり得る。
・今の金融システムは、とはいえ、私たちが作ってしまったもの。今のまま仕組みを理解して、本来の国家経営を立てられるような政府をつくるために、それぞれがやるべきことをするしかない。
・金なんかのために死なないこと。
・自衛と助け合いで命を繋いでください。
注)※・・・しんしん丸によるもの
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引用元)
拡散お願いします
— 藍希 (@akisakura301) April 14, 2020
アメリカが1兆ドル規模の経済対策をすると超円高になってしまうらしいので日本も思い切った緊急対策を。
安部首相がいまやるべきこと。
これなら閣議決定しても許されます。
日本だからできる。
全国民に1人あたり150万円を支給
大西つねき先生講座 https://t.co/DNjuQe0PVO
10万円の根拠もよくわからないのですが、このぐらいでいいだろうといったところなのでしょうか。諸外国の政府には、なんとかして国民を助けたいというおもいを感じますが、それに対して日本政府のその"なるべく払いたくない!"という心根にはまったく驚かされます。いっそ、議員さんのように300万円給付にして、全国民一律同額にすればいいのに!とおもったりもしますがどうでしょう。
れいわ新選組の大西つねき氏は、お優しく150万円の給付を提唱されています。しかし、その根拠を聞いて仰天しました。
今回のコロナ対策として、トランプ大統領は2兆ドルを財政支出するといってます。するとおそらく円高となります。日本の海外資産が吹き飛ぶということです。対外純資産世界一の日本は、実は世界一裕福な国だそうです。その実感がないのは、実質3兆ドルの外貨は、海外に貸しているお金であり、日本には入ってこないお金だからとのこと。その黒字分が、日本国民に何の恩恵をもたらすこともなく、無くなってしまう危機だというのです。しかもその日本に入ってくることのない黒字分を稼ぐために、この30数年、日本人はコストカット、人件費削減をして働いてきたのです。ですから少なくともアメリカと同額の2兆ドル、220兆円、1人当たり150万円は給付すべき!といっているのです。ばら撒きではなく、黒字還付金として。
さらに"れいわ新選組"の財務大臣担当の大西つねき氏は、素人にもわかりやすく、信用創造というお金の仕組みを伝えてくれています。この2時間で、政府通貨発行の必要性が理解できます。そして金融システムの新生に向かうにあたって、今の崩壊に居合わせる私たちへのエールもあります。新型コロナウィルスをきっかけとして、気づいていきましょうと。命の使い道について。本来の国家経営について。GDP↑≠幸せ、なのだから。
政(まつりごと)に居座っている方たちにも、ぜひみてもらいたいものです。