[拡散希望]手を上げたものに10万円?、全国民に150万円を給付せよ!~世界一裕福な日本なのだから、今ならまだ。~大西つねき氏からの緊急告知

 引き伸ばしに伸ばして、ようやく一律10万円で落ち着くのかとおもえば、国の財布を握っている人から、手を上げたもの!との横槍が入ったようですね。
 10万円の根拠もよくわからないのですが、このぐらいでいいだろうといったところなのでしょうか。諸外国の政府には、なんとかして国民を助けたいというおもいを感じますが、それに対して日本政府のその"なるべく払いたくない!"という心根にはまったく驚かされます。いっそ、議員さんのように300万円給付にして、全国民一律同額にすればいいのに!とおもったりもしますがどうでしょう。
 れいわ新選組の大西つねき氏は、お優しく150万円の給付を提唱されています。しかし、その根拠を聞いて仰天しました。
 今回のコロナ対策として、トランプ大統領は2兆ドルを財政支出するといってます。するとおそらく円高となります。日本の海外資産が吹き飛ぶということです。対外純資産世界一の日本は、実は世界一裕福な国だそうです。その実感がないのは、実質3兆ドルの外貨は、海外に貸しているお金であり、日本には入ってこないお金だからとのこと。その黒字分が、日本国民に何の恩恵をもたらすこともなく、無くなってしまう危機だというのです。しかもその日本に入ってくることのない黒字分を稼ぐために、この30数年、日本人はコストカット、人件費削減をして働いてきたのです。ですから少なくともアメリカと同額の2兆ドル、220兆円、1人当たり150万円は給付すべき!といっているのです。ばら撒きではなく、黒字還付金として。
 さらに"れいわ新選組"の財務大臣担当の大西つねき氏は、素人にもわかりやすく、信用創造というお金の仕組みを伝えてくれています。この2時間で、政府通貨発行の必要性が理解できます。そして金融システムの新生に向かうにあたって、今の崩壊に居合わせる私たちへのエールもあります。新型コロナウィルスをきっかけとして、気づいていきましょうと。命の使い道について。本来の国家経営について。GDP↑≠幸せ、なのだから。
 政(まつりごと)に居座っている方たちにも、ぜひみてもらいたいものです。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


〇 世界一裕福な国、日本

日本は対外純資産が世界一、ぶっち切りの341兆円。世界一裕福な国。
2位ドイツ、3位中国。
・アメリカは−1000兆円。トランプのディール外交は日本などに売りつけるもの(武器、金融商品、農産物等)
日本は借金まみれというが、国の中で政府が民間から借金をしているだけのこと。国としては要はチャラ。
・しかしこの日本の持つ外貨は、外国に貸しているお金であり、日本には入ってこないお金。
日本人に実感がないわけ、恩恵がないわけ。

〇 国家経営を間違え続けて30数年

・1985/9/22.プラザ合意で変動相場制となった。
(※ちなみに1985/8/12.日航123便墜落事故)
・ドルを下げ、アメリカは貿易黒字となる。
日本はどうしたか?コストカット、人件費を抑えてでも、貿易黒字をひたすら求めた。
・結果、30数年で3兆ドルの外貨を得るが、これは受け取れないお金。つまりただ働き。
国家経営、哲学がない!ということ。

〇 何のために働く?

・マネーストック(日本の現金、預貯金)…1980年200兆円、1986年340兆円、2017年1000兆円
大企業の内部留保、460兆円(法人税を下げ、人件費を抑えて)は、株主の資産。
株主のために利益を上げることがよしとされている。今、自分、金の目先だけとなってしまっている。
・何のために働くのか?といういわば哲学に基づくことがなくなってしまった。
・例えば、かつての近江商人の三方よし…買い手よし、売り手よし、世間よし。
国家もすでに国民のため!ではなく、別のもののためのようだ。

〇 GDP

GDPを上げるとか、株価を上げるとか、皆のためではない。
・内部留保は貯まり、資産はでき、株価は上がる。しかし利益を上げるために、人件費は下げる。
・株主もすでに3割は外国人。
GDPとは、どれだけお金が動いたか?
GDP=消費+政府支出+投資+純輸出
・例えば、子どもを保育サービスに預ける。
母は働きに出る。
GDPを上げることと幸せとは関係がない。
・GDPを上げるために、1億総活躍とか言い出す。
皆働きに出て、お金を使え!
・戦後は純輸出を黒字にする必要があったが、頭打ちの今も黒字をよし!としているおかしさ。
・人件費削減してまでも黒字路線。
・五輪にしてもTPPにしても、稼いでもそれは使えない外貨。

〇 黒字還付金

・今こそお金を国民のために使うべき!
・例えば、1人150万円を配る。
・自粛して、お金のために働くことをやめる。
→生産減る→消費増える→輸入増える→赤字
貿易赤字こそが、黒字の外貨を使う唯一の方法。
要するにこうした給付は、バラマキではないということ。黒字還付金!ただ働き分の、300-600兆円の内の200兆円(1人150万円で全国民)
・日本は世界一赤字にしていい国。赤字にしなきゃいけない国。
・どこかの国の黒字は、どこかの国の赤字。
・これは1985年プラザ合意のイエローカード(稼ぎ過ぎとの)の時にやるべきことだった。
・輸出主導型から内需拡大へと、経済構造を転換すべきだった。
・しかし黒字路線のまま、今やFTAなどのレッドカードが来ている。黒字路線を引っ剥がすために。
なので、今すぐ150万円を配れ!黒字を使う時。
・もう身を削って首を締めるのをやめるべき。
稼いだら使え!ということ。
与党も野党もこの30数年、このことをちゃんと理解していない人ばかり。
・われわれは皆このことを知る必要がある。

〇 財政金融

・国の借金の原因が、税収が足りないとか政府の無駄遣い!というのも誤り。
・これはお金の発行の仕組みに関わる。
借金は税収で返すものという考えでは、必ず借金まみれになる。

〇 信用創造

・マネーストックの1000兆円のうち、現金は100兆円くらい。残りは預金。
・預金を増やしているのは日銀ではなく、民間銀行。
・民間銀行は、Aさんが預金した100万円のうち、1%の1万円だけを日銀に準備金として預けるが、残りの99万円は他の人Bさんに貸せる。つまり数字上のことなので、実際ある100万円が実質199万円となる。こうした信用創造を繰り返すことで、100万円は実質1億円近いお金を生み出す。
つまり、お金は借金で増える!ということ。
・ということは、借金1000兆円は、裏返しで1000兆円の資産ということになる。
・ただここで、利息の問題がある。
経済成長期には、この借金市場は拡大していくのでいいが、地球1個の人の頭数の中でのこうした新たな借金を必要とする金融ゲームはいずれ破綻する。
・そこで民間からの借金がなくなると、今度は国が借金をする(国債発行)ことでお金を作ることになる。
・この20数年、国の一般会計予算において、税収で足りない分は政府の借金(国債発行)でお金を作り続けてきた。
・要するに、国の借金900兆円は、税金で返さなければならないものではないということ。

〇 天動説から地動説へ

・MMT現代貨幣理論でいう、借金=預金のままでいいというのは、現実的ではあるが、いいとはおもわない。論理的に破綻している。
・先に言ったように、政府がいずれ肩代わりに借金するようになるのは必須のこと。
つまり論理的にこれは借金ではないということ。
それを認める必要がある。

・でないと利息が発生して、それが格差を産むこととなる。年に9兆円!
借金でお金を作る今の金融システムがおかしい!というのが、あと1.2年で世界の常識になる!
誰にでもわかるようになるだろう!
いわば、天動説から地動説へと!
・するとお金に困っている今の状況も、お金を配ればいい!ということになる。

〇 政府通貨

・そのための解決策はたった一つ!
政府通貨を発行すること。

・利息は要らない。
・ただ法律の改正は必要になるが。
・国債発行して同じようなことをすることもできるだろう。
・例えば、1兆円紙幣220枚を日銀に買わせるだけで、政府は220兆円を手にする。150万円を全国民に!
・同様に、政府の900兆円の借金も消せる。
900兆円紙幣を日銀に買わせるだけ。
(アベノミクスですでに日銀は半分くらいの国債を買っているので、この際全部買い取って、その国債は破棄すればいい)

〇 お金って何?

・お金自体が大事なのではない。当たり前だが。
大事なのは実体価値(富の本質)だけ。

〇 国家経営

国家経営とは、予算の使い道ではない。
国民の時間、労力、資源を有効活用すること。
・何をするか?その事業の本質が問われる。例えば、自然環境保護とか。
・その価値は経営哲学に基づくものとなる。
・その中で、お金は天下のまわりもの。
必要なら刷ればいい。
・いまは論理が逆転している。例えば介護産業、これから大きくしていく必要あるが、お金ないので賃金が安く若者が働けないという。
これは、政府が介護を守る!ために、政府紙幣を刷ってお金を作り、若者を雇えばいい。
これこそ実体価値であり、国の富となる。

〇 国のお金の使い方

・お金が無いから活動しない!とか、無駄なことにお金を使うとかは国の損失。
・例えば五輪、GDPが上がり豊かになるというが、金が動くだけ。未来のためになるのかは?
・インフラは民営化してはいけない。すべて公営化して、ムダをなくす。
国会の予算について、議員は"命の使い道の話"をすべき!
・コロナの状況において、人々の生活における問題が金だけの問題なのであれば、ただちに配れ!という話。

〇 不都合な真実

トランプ大統領は、今回のコロナ対策で、2兆ドルの財政支出をする。
・すると円高になる。
・日本はバランスを取るためにも、ほぼ同額の220兆円を配るべき。220兆円といった根拠。
・先に言ったように、アメリカの対外純資産は-10兆ドル。ドルは実質紙クズ。ここから2兆ドルの財政支出をするわけだ。
・日本の純資産は341兆円といったが、海外資産が約1000兆円、国内負債(外国資本が日本の土地などを買ったり)が約680兆円、この差し引きの341兆円。
・円高でドルが紙クズ、例えば半分になると、海外資産は500兆円となり、日本の純資産はマイナスとなる。
これが怖いこと。不都合な真実!
・だからこそ、今のうちに黒字分の還付でもある220兆円を配れ!ということ。220兆円は少ないくらい。しかし少なくとも、アメリカ同様の2兆ドルを!
・このまま円高になれば、それこそ属国どころか奴隷国になってしまうかもしれない。
・日本の政策とはそういう国家経営となっている。
・わかっていてやっているのかもしれない。
少なくとも国民は、こうした真実を知っておく必要がある。
・いずれ本来の国家経営をするためにも!

〇 コロナをきっかけに

・今の状況は、お金無しに生きられない経済。
ゆえに、まずはお金を配れ!
経済の本質は、お金では無く実体。
・今はお金が必要な、日々生きるだけの自転車操業になってしまっている。
・さらに自粛で、実体価値が作られなくなり、物不足、食料すら無くなるかもしれない。
・お金の意味がなくなる事態もあり得る。
・今の金融システムは、とはいえ、私たちが作ってしまったもの。今のまま仕組みを理解して、本来の国家経営を立てられるような政府をつくるために、それぞれがやるべきことをするしかない。
・金なんかのために死なないこと。
自衛と助け合いで命を繋いでください。

注)※・・・しんしん丸によるもの
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引用元)

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