[緊迫の検察庁法改正法案] 審議すべき具体的な基準を出さない政府、検事総長OBらの反対表明、挙句に自民党内からも「強行採決」に反対の声

 検察庁法改正法案への抗議のツイートが1000万件を超えました。与党は14日の採決を狙っていたようですが、13日の内閣委員会が途中で審議不能となり、15日に続きの審議入りとなります。メディアでは、野党がごねて退出し審議拒否をしたような映像編集だったそうですが、中継を見ていれば政府側が審議すべき対象を出してこないために審議ができないことは明らかでした。
13日、階猛議員、黒岩宇洋議員の攻めに続いて、後藤祐一議員は、検事長などの勤務延長の濫用を防ぐ具体的な基準を質問しました。武田大臣は終始、投げやりで逃げの答弁ばかりでしたが、ついに「基準となる要件は今はない。これから作る」と答え、白紙委任を求めたような形となりました。さすがにふざけるなとばかり野党議員が席を立つのも無理はありません。武田大臣からは、森法務大臣が答弁すべき内容だとの不満も漏れていました。これまでであれば野党議員が欠席しても「空回し」で審議時間を消化する戦術を取っていた与党側が、今回は休憩で応じたのも市民の想像以上の批判を無視できないためと見られています。
 その上、元検事総長らOBが定年延長に反対を表明し、自民党議員からも強行採決に反対する声が上がりはじめています。15日の内閣委員会審議、どうなることか。午後の強行採決という予測も出てきました。
 なすこさんも日々のネタが多すぎて大変そうです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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検察庁法改正案、武田大臣の答弁で審議が一時中断に!定年延長の基準が存在せず 「施行日までには発表」
引用元)

(前略)
5月13日の内閣委員会は大荒れとなりました

検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案を巡って、野党から「要職の定年延長に関する運用基準はどうなっているのか」と質問があり、それに対して武田良太・国家公務員制度担当相は「法案の施行日には明らかにしたいと思います」などと答弁。
運用基準の有無には言及せず、検察庁法改正案が成立した後に公表するなどと繰り返していました

この答弁に野党は激怒し、内閣委員会は大荒れの展開となります。最終的には野党が審議不能と判断して国会を退席しており、内閣委員会が一時中断となっているところです。
(以下略)
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配信元)




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