カナダの医師ウィリアム・マキス博士「次のパンデミックは H5N1 鳥インフルエンザ」 ~鳥インフルエンザのパンデミックが起こると、鳥インフルエンザのmRNAワクチンが「鳥にも人間にも接種される」ことになる

竹下雅敏氏からの情報です。
 In Deepさんからの重要情報です。冒頭で、“カナダの医師ウィリアム・マキス博士が、「次のパンデミックは H5N1 鳥インフルエンザ」だと見解を述べる”という記事にリンクが貼られています。
 リンク先の記事の中でウィリアム・マキス博士は、“H5N1は、次の計画されたパンデミックになる可能性がある。主流メディアは現在それを強く推し進めており、今後数週間で「動きが始まる」可能性がある。…致死率が56%のH5N1鳥インフルエンザのパンデミックは、パンデミック法案に適合する”と言っています。
 今回の記事で引用されているニューヨークタイムズとロイターの報道から、鳥インフルエンザのパンデミックが起こると、鳥インフルエンザのmRNAワクチンが「鳥にも人間にも接種される」ことになるようです。
 ロイターは、“フランスは9月に家禽へのワクチン接種を開始する予定だ…EU はまた、家禽のワクチン接種規則を正常化し…家禽製品と生後1日のひよこがブロック内で自由に取引できるようにする…フランス政府はワクチン接種済みの家禽の輸出を許可するために…EUレベルでブロック外の国との二国間協議も行われている…鳥インフルエンザワクチンを開発している主要企業の1つであるフランスのチェバ社は…mRNA技術を家禽ワクチンで初めて使用している”と報じています。
 ロイターの記事の内容はIn Deepさんが指摘しているように「どうにもならない矛盾の連続」です。ロイターは「鳥インフルエンザに対するワクチンは死亡率を下げることができるが、ワクチンを接種した一部の鳥は依然として病気に感染して伝染」すると書いています。
 鳥にワクチン接種をして死亡率を下げても、「依然として病気に感染」するのであれば、ワクチン接種の意味は全くありません。1羽の鳥に感染が確認されれば、すべて殺処分されるからです。
 人間であれば、一人の感染が確認された場合に、濃厚接触者の全ての人が殺処分になるということを、家畜にはやっているのです。これがどれほど理不尽なことかを、誰も疑問に思わないのだとしたら、人類は消えた方が、地球の未来のためには良いのかも知れないなどと思ったりします。
 記事に戻ります。家畜にmRNAワクチンが接種されるという事態になれば、流通する食肉はスパイクタンパク質がびっしり詰まった逸品になるということでしょうか。
 “この世に流通するタマゴすべてが、「脂質ナノ粒子入り」とかでは、これはたまったものではない”のですが、それと共にニワトリの生殖機能に異常が出て、卵の生産量が激減する可能性が高いとIn Deepさんは予測しています。
 “庶民は昆虫を食べるよりない状況に追い込まれる”という計画のようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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次のパンデミックは遠くはない… : 世界規模で「鳥とヒトの両方に対する」mRNA型 H5N1インフルエンザワクチン接種の準備が着々と進んでいる。その提唱者は…
転載元)
表面に出てくる人や組織が変更されただけのような

先日、以下のようなタイトルの記事を書かせていただきました。

(中略)  
米ニューヨークタイムズが、3月6日に、「鳥インフルエンザで数百万羽が死亡しているため、米国はニワトリへのワクチン接種を検討」というタイトルでの報道を行いました。
 
このタイトルには、
 > ニワトリへのワクチン接種
とあるのですが、読んでいきますと、たとえば途中にこんな下りが出てきます。

ニューヨークタイムズの報道より抜粋
 
…専門家たちは、人間に適応したバージョンの鳥インフルエンザが世界的な大流行を引き起こす可能性があることを長い間心配してきた。
 
そのため、米国と、そして世界はより多くの準備をする必要があると国際的なコンサルティング会社であるグローバル・ヘルス・ストラテジーズのアドバイザーであるジェームズ・クレレンスタイン氏は述べている。
 
クレレンスタイン氏と、非営利公衆衛生組織パートナーズ・イン・ヘルスの健康政策の専門家であるギャレット・ウィルキンソン氏は、H5N1 パンデミックに対する世界の準備状況を調査し、彼らがニューヨーク・タイムズと共有したレポートによるといくつかの「重要なギャップ」を特定した。
 
(H5N1 インフルエンザワクチンの)ヒトへの 2回接種の方法では、ヒトで使用するために、米国だけで少なくとも 6億5000万回分の H5N1ワクチンを必要とする可能性があり、報告書は、国が現在の製造能力でその数字にどのように到達できるかは不明であると述べている。
 
「家禽や野鳥での発生を制御するために真剣な取り組みが行われることは非常に重要ですが、状況の現実は十分に深刻であるため、このウイルスの人間への発生の可能性に備えて、より多くの措置を講じる必要があります」と、クレレンスタイン氏はインタビューで述べ、「これは現実的なシミュレーションでの消防訓練と見なすべきです」と付け加えた。
NY Times 2023/03/06
(中略)  
記事に、公衆衛生組織「パートナーズ・イン・ヘルス」なんて名前が出てきています。
 
「知らねえな、こんなのは」と調べてみますと、英語版の Wikipedia のページがあり、代表者は、ポール・ファーマー (Paul Farmer)という人でした。
 
「あっち系じゃねえだろうな」と調べてみますと、以下の通り、世界経済フォーラムのメンバーでございました
 
世界経済フォーラムのポール・ファーマーさんのページ

weforum.org

「担当する人物と組織が替わっただけかよ」と、つくづく思いましたが、こうなってくると、「やるつもり」であることは間違いないようです。

しかし、「どんなワクチンなんだろうなあ」とは思いました。何もそのワクチンに関する情報はないわけなのですが(すでに完成しているとは思いますが)、どんなワクチンなのかのヒントが、2月17日の米ロイターの報道でわかりました。

mRNA ワクチンです。
(中略)  




鳥インフルエンザへの警戒が、かつて敬遠されていたワクチンに向かって世界を駆り立てている
Bird flu alarm drives world towards once-shunned vaccines
Reuters 2023/02/17
(中略)  
ロイターは、世界最大の家禽と卵の生産者、およびワクチンメーカーと家禽会社の幹部たちに話を聞いた。彼らは皆、今年の鳥インフルエンザの流行の深刻さにより、鳥インフルエンザワクチンへのアプローチに世界的な変化があったと述べた。
 
何百万羽ものニワトリ、アヒル、七面鳥、ガチョウを処分する費用に加えて、科学者たちや政府の間では、ウイルスが風土病になった場合、変異して人間に広がる可能性が高まるだけではないかという懸念が高まっている。
(中略)  
世界最大の家禽生産者たちのほとんどは、ワクチン接種が鳥インフルエンザの蔓延を覆い隠し、感染した鳥がネットをすり抜けてしまう恐れがあり、ワクチン接種済みの家禽を禁止している国への輸出に打撃を与える可能性があるため、ワクチン接種に抵抗している。
(中略)  
米国は家禽へのワクチン接種の計画はない
 
メキシコは昨年、緊急ワクチン接種を開始し、エクアドルは今月、ウイルスが9歳の少女に感染した後、200万羽以上の鳥にワクチン接種をする計画を立てている。
 
フランスは9月に家禽へのワクチン接種を開始する予定だと、フェノー農業相はロイターに語った。
 
一方、EU は昨年、27の加盟国でワクチン戦略を実施することに合意した。
 
EU はまた、家禽のワクチン接種規則を正常化し、来月発効する予定だ。欧州委員会のスポークスパーソンは、ロイターに対し、家禽製品と生後1日のひよこがブロック内で自由に取引できるようにすることを保証すると語った。
 
家禽生産のほとんどを国内で消費する中国は、20年近く鳥インフルエンザの予防接種を行っており、発生を大幅に減らすことに成功している。
 
しかし、世界最大の家禽肉生産国である米国は、今のところ、家禽へのワクチン接種の計画はない。
(中略)  
鳥インフルエンザに対するワクチンは死亡率を下げることができるが、ワクチンを接種した一部の鳥は依然として病気に感染して伝染し、ウイルスの拡散を効果的に覆い隠す。
 
そのため、家禽類の肉や生きた鳥の一部の大手バイヤーは、ウイルスの持ち込みを恐れて、ワクチンが許可されている国からの輸入を禁止している。
(中略)  
フランスのフェノー大臣はロイターに対し、フランス政府はワクチン接種済みの家禽の輸出を許可するために非 EU の貿易相手国と交渉しており、EUレベルでブロック外の国との二国間協議も行われていると語った。

mRNA家禽ワクチン
(中略)  
EU 全体の戦略の一環として、フランスはアヒルのワクチンのテストを実施している。アヒルはウイルスに対して非常に受容性が高く、何日も無症状のままであり、他の農場への伝染のリスクを高めている。
 
オランダは産卵鶏でワクチンをテストしており、イタリアは七面鳥、ハンガリーは合鴨で同じことを行っており、EUの試験結果は今後数か月以内に出る予定だ。
 
ドイツのベーリンガー・インゲルハイム社とともに、鳥インフルエンザワクチンを開発している主要企業の 1つであるフランスのチェバ社は、特に感染した鳥によるウイルスの排出を大幅に減らすことにより、最初の結果は「非常に有望」であると述べた。
 
チェバ社は、いくつかのコロナワクチンで使用されている mRNA技術を家禽ワクチンで初めて使用していると述べた。
 
鳥インフルエンザワクチンの世界市場は、中国を除いて年間約 8億から10億回分になると、チェバ社の家禽部門のコーポレートマーケティングディレクターは述べた。
 
鳥インフルエンザによる人へのリスクは依然として低く、人から人への感染例はないが、各国は現状の変化に備える必要があると世界保健機関は先週述べた。
(中略)  


ここまでです。
 
いろいろな部分で、トホホというか、脳みそビョーン、というのか、どうにもならない矛盾の連続が並んでいます。
 
ともかく、先ほどのニューヨークタイムズと、このロイターの報道を合わせますと、今後以下のようになる可能性があることがわかります。

  ・H5N1 鳥インフルエンザワクチンは、鳥にも人間にも接種される可能性
  ・それはすべて mRNA ワクチンである可能性

こういうことのようデス。
(中略)  
鶏とタマゴの未来

オーストラリアでは、牛へのmRNAワクチン接種が、もうじき始まります。以下の記事に、ニューサウスウェールズ州政府のニュースリリースを訳しています。


牛もですが、ニワトリなどは多くが食用として飼育されているものですが、mRNA ワクチンとなると、送達物質として、確実に「脂質ナノ粒子」が用いられると思うのですが、脂質ナノ粒子は「全身」に循環しますので、つまり「食肉として流通するトリ全体がそのような状態になる」という可能性が高いです。

あ……卵は?

ヒトの場合mRNA ワクチンの脂質ナノ粒子は「母体から赤ちゃんに、血流を通して完全に移行」していきます。
 
以下の記事など何度か記したことがあります。


卵はどうなんでしょうか。

この世に流通するタマゴすべてが、「脂質ナノ粒子入り」とかでは、これはたまったものではないですが、タマゴに移行するのかな……。どうなんでしょうか。
 
いや……。
 
それ以前に、ヒトやラットの実験では、脂質ナノ粒子は、卵巣などの生殖機能に損傷を与えることがわかっているので子宮頸がんワクチンに関する最近の記事をご参照下さい)、ニワトリの卵の生産状況が極度に悪くなるのでは……

それにしても、先ほどのロイターの記事の以下の部分。

> 鳥インフルエンザに対するワクチンは死亡率を下げることができるが、ワクチンを接種した一部の鳥は依然として病気に感染して伝染し…

「死亡率を下げる」って、今の世界の対処は「群れ全体の殺処分オンリー」なのですから、「ワクチンを接種した一部の鳥は依然として病気に感染して伝染し…」とあり、この一連の記述は何だかわからないものがあります。
 
読みながら私は次第に以下のような表情になっていきました。



いずれにしましても、コロナが停滞しても、すぐに次がある、ということを、現在進行している事態は示しています。
(以下略)

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