竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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一巻の終わり: 中国における遺伝子組み替え作物生産停止
転載元)
マスコミに載らない海外記事 14/8/25
公開日時: 2014年8月21日、11:56
ロシア Today
驚くべき政策転換により、中華人民共和国農業部は遺伝子組み替え米と、トウモロコシを開発してきた計画を継続しないことに決定した。この決定では、遺伝子組み換え作物に関する社会的関心が、重要な役割を演じたという環境保護論者もいる。8月17日、これらの認可が更新時期となった際、中華人民共和国農業部は、許可を延長しないことに決めた。2009年、国家農業生物安全委員会は、二種類の作物、米とトウモロコシを開発する為の許可証を発行した。
武漢に近い華中農業大学によって開発される遺伝子組み換え品種は、収穫を8パーセントも増やしながら、農薬使用を80パーセント低減するのに役立つだろうと、2009年、中国科科学院の首席科学者Huang Jikunはロイターに語っていた。中国では、一般市場での遺伝子組み替え米販売は違法だ。
ところが、7月に、遺伝子組み換え米が、作物が開発された華中農業大学の揚子江対岸武漢の大手スーパーマーケットで販売されていることが発見され、世間の激しい非難を引き起こした。
"[遺伝子組み換え]研究の評価と監視の抜け穴と、安全問題を巡る社会的関心が、許可が更新されなかった最も重要な理由だと考えています"と、北京に拠点を置くグリーンピースの職員Wang Jingは、ScienceInsider宛ての電子メールに書いている。
サウス・チャイナ・モーニング・ポストによれば、国営テレビが無作為に選んだ5袋の米で検査を行い、3袋に遺伝子組み替え米が入っていることを発見した。中国本土で、GM米を販売したり、商業目的で栽培したりすることは違法だ。2009年に発行された安全証明は、研究目的の為にのみ米の栽培を認めていたが、決して一般市場販売用ではなかった。
発見された品種は、華中農業大学教授Zhang Oifa博士によって開発された二種のうちの一種だった。種子が一般市場に出回ることは"あり得ないわけではない"と彼は語っている。
サウス・チャイナ・モーニング・ポスト報道によれば"[種子]が意図的に流出したとは言えないでしょう。種子会社が、種子を違法に持ち帰り、増やした可能性はあります"と彼は発言したという。
とはいえ、Huang Jikunは、社会的関心だけが、計画が棚上げになった唯一の理由ではないとも考えている。中国は、米生産については、自給自足しつつあり、それゆえ遺伝子組み換え版を生産する意味はない、と彼は述べた。中国はごくわずかな米しか輸出しておらず、そのほとんどが国内市場で消費されている。Huangはまた、"遺伝子組み換え米の安全性にかかわる社会的関心の高まり"が影響した可能性も認めた。
イギリス、ノッティンガム大学のCong Cao準教授は、この決定を酷評している。‘Conversation’誌に記事を寄せ、この動きは“中国に、遺伝子組み替え食品を確立する為の戦いに対する大打撃を示している”と述べている。
Caoは、この判断の背後に論理はないと考えており、こう述べている。“アグリ生物工学の利点を認める多くの研究より、反欧米感情の方が、ずっと説得力があると判断されたのです。遺伝子組み換え食品に対する政府支援は急速に衰えるでしょうし、遺伝子組み換え米商用化の機会、そして、それとともに、中国の最優先課題の幾つかへの対処を支援する機会も、ほとんど無くなったと言って間違いないように思われます”
Huang Jikunによれば、遺伝子組み換えトウモロコシ生産については、主として家畜の餌になるので、それ程の疑念を招いたわけではなかった。とはいえ、米同様、遺伝子組み換えトウモロコシの認可も更新されなかった。
記事原文のurl:
http://rt.com/news/181860-gm-china-rice-stopped/
ロシア Today
驚くべき政策転換により、中華人民共和国農業部は遺伝子組み替え米と、トウモロコシを開発してきた計画を継続しないことに決定した。この決定では、遺伝子組み換え作物に関する社会的関心が、重要な役割を演じたという環境保護論者もいる。8月17日、これらの認可が更新時期となった際、中華人民共和国農業部は、許可を延長しないことに決めた。2009年、国家農業生物安全委員会は、二種類の作物、米とトウモロコシを開発する為の許可証を発行した。
武漢に近い華中農業大学によって開発される遺伝子組み換え品種は、収穫を8パーセントも増やしながら、農薬使用を80パーセント低減するのに役立つだろうと、2009年、中国科科学院の首席科学者Huang Jikunはロイターに語っていた。中国では、一般市場での遺伝子組み替え米販売は違法だ。
ところが、7月に、遺伝子組み換え米が、作物が開発された華中農業大学の揚子江対岸武漢の大手スーパーマーケットで販売されていることが発見され、世間の激しい非難を引き起こした。
"[遺伝子組み換え]研究の評価と監視の抜け穴と、安全問題を巡る社会的関心が、許可が更新されなかった最も重要な理由だと考えています"と、北京に拠点を置くグリーンピースの職員Wang Jingは、ScienceInsider宛ての電子メールに書いている。
サウス・チャイナ・モーニング・ポストによれば、国営テレビが無作為に選んだ5袋の米で検査を行い、3袋に遺伝子組み替え米が入っていることを発見した。中国本土で、GM米を販売したり、商業目的で栽培したりすることは違法だ。2009年に発行された安全証明は、研究目的の為にのみ米の栽培を認めていたが、決して一般市場販売用ではなかった。
発見された品種は、華中農業大学教授Zhang Oifa博士によって開発された二種のうちの一種だった。種子が一般市場に出回ることは"あり得ないわけではない"と彼は語っている。
サウス・チャイナ・モーニング・ポスト報道によれば"[種子]が意図的に流出したとは言えないでしょう。種子会社が、種子を違法に持ち帰り、増やした可能性はあります"と彼は発言したという。
とはいえ、Huang Jikunは、社会的関心だけが、計画が棚上げになった唯一の理由ではないとも考えている。中国は、米生産については、自給自足しつつあり、それゆえ遺伝子組み換え版を生産する意味はない、と彼は述べた。中国はごくわずかな米しか輸出しておらず、そのほとんどが国内市場で消費されている。Huangはまた、"遺伝子組み換え米の安全性にかかわる社会的関心の高まり"が影響した可能性も認めた。
イギリス、ノッティンガム大学のCong Cao準教授は、この決定を酷評している。‘Conversation’誌に記事を寄せ、この動きは“中国に、遺伝子組み替え食品を確立する為の戦いに対する大打撃を示している”と述べている。
Caoは、この判断の背後に論理はないと考えており、こう述べている。“アグリ生物工学の利点を認める多くの研究より、反欧米感情の方が、ずっと説得力があると判断されたのです。遺伝子組み換え食品に対する政府支援は急速に衰えるでしょうし、遺伝子組み換え米商用化の機会、そして、それとともに、中国の最優先課題の幾つかへの対処を支援する機会も、ほとんど無くなったと言って間違いないように思われます”
Huang Jikunによれば、遺伝子組み換えトウモロコシ生産については、主として家畜の餌になるので、それ程の疑念を招いたわけではなかった。とはいえ、米同様、遺伝子組み換えトウモロコシの認可も更新されなかった。
記事原文のurl:
http://rt.com/news/181860-gm-china-rice-stopped/
現在江沢民一派が米国戦争屋とつながっているという事は、かなり知られるようになって来ました。国に関わらず地球環境の破壊を推し進めている連中は、すべて繋がっていると考えた方がよさそうです。
中国・ロシアは、モンサントを追い出すことにしたようです。日本はいつになったら、まともな方向に舵を切るつもりなのでしょうか。安倍政権が続く限り、それは無理だということは明らかです。まともな人を議員として選ばなければ、どうにもなりません。日本が全体として正しい方向に舵を切るようになるまでは、自衛するより他に方法が無いということです。