[日刊ゲンダイ]反対派の山田元農相が暴露した「TPPは日米合意済み」の“中身” 〜 JA全中の万歳会長は辞任前に正体を現した

竹下雅敏氏からの情報です。
 IWJの記事によると、JA全中の“万歳会長が辞任を発表する2日前、万歳会長は官邸に呼ばれ、安倍総理と握手をし、「官邸と共同歩調をとる」と語った”ということのようで、以前コメントしたように、万歳会長は官邸側の人間で、農民の敵だということがはっきりとしました。こういった手法で、国民は政府に騙されるのです。
万歳会長の辞任は、TPP反対の抗議行動の封じ込めです。安倍首相が米議会で演説するタイミングを狙っての、会長辞任だったことは明らかです。要するに万歳会長は、TPP交渉を成功させ、農協解体に協力して来た、いわば農家の裏切り者だということです。
 一票を自民党に入れた人たちは、こうしたことを、当初から見抜けなかったのでしょうか。疑念を持ちながらも、自民党を支持し、最後にはこのように裏切られるわけです。
安倍政権のグローバリズム推進政策の時点で、TPPに合意をして、国民を裏切ることはわかり切っていたはずです。
 同様のことが、戦争の準備をしている安倍政権を支持するネトウヨ連中にも言えます。対テロ戦争の後方支援であれば、自衛隊は、非正規で未来に希望を持てない若者の入隊を見込めるので、徴兵までは行かない可能性があります。しかし、中国との全面戦争を考えているのなら、間違いなく徴兵になります。ウクライナを見ていると、イスラエル・ネオコンは、彼らの思想的背景から後者である可能性が極めて高いのです。
 もう少し、未来のことを真剣に考えた方がいいのではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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反対派の山田元農相が暴露した「TPPは日米合意済み」の“中身”
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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