アーカイブ: ’24能登半島地震

衆院選挙の様々な「民意」〜 石川3区近藤和也候補のゼロ打ち当確、兵庫9区の中で「裏金NO」の明石市、大阪の小選挙区で維新全勝「大阪に封じ込め」!

 今回の衆議院選挙の投票率は、戦後3番目に低い53.85%でした。都道府県の小選挙区で最も高かった山形県でも60.82%だったそうです。ところが地震と豪雨災害で日々の生活も大変な石川県の珠洲市では62.04%、穴水町に至っては68.76%の投票率でした。そして能登の石川3区は、自民党候補を抑えて近藤和也候補が当選しました。保守王国石川県で非自民の候補が「ゼロ打ち当確」を出したのは初めてだと思うとネット上のコメントにありました。近藤候補は自らも被災しながら元旦から適切な発信を続け、これまでも被災者の立場で働いてこられたことが当選を祝うコメントからもうかがえました。対照的に、自民党候補は元旦にのんきな投稿をしていたことを思い出しました。民意は示されています。
 兵庫9区では裏金議員として自民党非公認となった西村康稔候補が当選しました。しかし兵庫9区の中、明石市に限って見ると、西村候補を抑えて橋本けいご候補が148票差でトップだったようです。泉房穂氏は「とても大きなことなので、あえて言う。(中略)明石が"恥ずかしい街"にならなくて良かった…」とコメントされていました。明石市民は「裏金NO」を示しました。
 そして可笑しかったのが、大阪府の小選挙区です。維新全勝で本当に全国で大阪だけ「維」が並び「大阪都構想どころか、独立国家でもつくろうとしてんの。」と呆れるコメントがあるかと思うと、さすがお笑いの街「大阪が好きやねん」さんは「図の通り、維新を、ほぼ、大阪に封じ込めることができました。そして、維新の広告塔、音喜多大先生を完全落選(比例復活なし)させることができました。ありがとうございました。今後、維新は、大阪でカジノをやりたいだけの、大阪のローカル政党だと思っていただいて結構です。」と見事な総括をされていました。さらに「兵庫県は、維新を全滅させろよ。分かってるやろな。」と睨みをきかせ、「兵庫県の小選挙区は維新全滅です!!」の報を受けていました。大阪、万博壊滅までまだまだ目が離せません。
(まのじ)
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能登の被災支援に政治を持ち込む自民党町長「政治は誰がやっても同じ」なのか / 「DSAT災害洗濯支援チーム」の馳知事への提案、選挙の今「みんなが楽になる方法」を受け止める候補者はいるのか

 能登半島地震で支援活動をされている「おいこらさん」が選挙を前に「あまりに酷いと思ったこと」を投稿されていました。「こういうことを書くと、またいじめのような嫌がらせがされますからね… 」と躊躇されながらもあえて「すぐ変わらなくても、先の未来の為になればと思います。」と覚悟をされています。
 「被害が大きいのに6市町から外れた某町では、被害を訴えても前に進まず、とある政党の議員が動いて助けてくれようとしました」「が、しかし  自民党の町長からは『あなたは◯◯党の議員を頼ったでしょう?』と言われ、取り合ってくれませんでした」「私は自身が被災するまで、政治なんてのは誰がやっても庶民には関係ないと思ってましたが、間違いでした」と失望の思いで、今回の選挙に臨むそうです。
 国も地方も、与党は圧倒的に自民党です。等しく国民を救う義務があるのに意図的に住民を見殺しにし、政争に利用にする。それを私たちはリアルに見せつけられています。
 「DSAT災害洗濯支援チーム」という「令和6年能登半島地震をきっかけに立ち上がった、国家資格クリーニング師による災害洗濯支援チーム」があるそうです。専門の立場から馳知事に対して提案をされていました。
能登半島は今もなお、あちこちで断水となっているため、自治体が節水を呼びかけているそうです。そうした状況を見て「この問題を解決する方法として、クリーニング屋さんの洗濯支援に対する、支援をご検討いただけませんでしょうか?」と訴えています。「地域の洗濯物をまとめて地域のクリーニング屋さんが仕事として洗うことで、住民の皆さんの負担が減り、節水にもなり、地域のクリーニング屋さんの事業を続ける手助けにもなります。」「現状、県の洗濯のスキームも動いていますが、これは避難所しか対応しておらず、自宅で不便な避難生活をされている方は対象にしてもらえません。」しかも県のスキームでは、石川県のクリーニング加盟店のみが対象で、加盟店以外のクリーニング屋さんが支援活動をしても県からの支援が受けられない上、「珠洲と輪島はそもそも組合に入っているクリーニング店さんがない」のだそうです。珠洲や輪島のクリーニング店には「DSAT」が全国からの募金を集めて支援を送っているそうです。
「DSAT」は、自分たちへの資金は必要ないので「能登で支援をしているクリーニング店さんには出してあげて下さい」そして「県や自治体、頑張っている職員さんたちに不平不満が向かないように」とも言っています。現場の状況をよく分かって、みんなが楽になる方法を知らせています。
 石川県は、分断を生むようなスキームで珠洲や輪島を苦しめるのではなく、建設的な提案に予算をつけるべきではないか。石川3区だけの問題ではなく、能登半島を救う気概のある全ての候補者は、住民の意思を問う今こそ「おいこらさん」や「DSAT災害洗濯支援チーム」の訴えを受け止める時です。
(まのじ)
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未だに珠洲市や輪島市の停電が約810戸、石破新内閣は能登のための補正予算を見送り、自民党のための解散総選挙を決定 / 国会で正論を掲げると懲罰を受ける日本

 能登を襲った9月21日の水害から10月2日時点でまだ停電が続いているのは、珠洲市や輪島市など約810戸だそうです。9月27日に新総裁に選出された石破茂現首相は「能登復興最優先」を掲げていました。それだけでもやってくれと国民ならば誰でも願います。ところが決まったのは10月27日の総選挙でした。
 やはり新たな首相も被災者を見殺しにするのか。自民党のためにも能登復旧の補正予算を打ち出すべきなのに、国民を救う気は無い。
馳知事は災害ボランティアを呼びかけるのみで相変わらず役に立ちません。堆積する流木の山はボランティアをかき集めて解決するレベルでないことは素人にも明らかです。前田日明氏が「日本は災害大国で、どんな辺鄙な所で災害が起きても日本人は速攻で直してきた。過疎地域だから予算を入れないなんていうのは異常」 「国の借金があるというのなら、なんでウクライナ人の年金のために20年に渡って60兆円も出さなきゃいけないのか」「馳は何をしている!」と、あまりにも真っ当な発信をされていました。
 また、れいわ新選組の大石あきこ議員は10月1日衆議院本会議で「能登の補正予算を」「裏金隠しの解散やめろ」と書かれたプラカードを掲げました。ルール違反だと冷笑する優等生たちは電気も飲料水も届かない能登の人々のことなど気にも留めないのでしょう。これが懲罰の対象になるのが「誇りある」日本です。
(まのじ)
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21日早朝からの豪雨で能登北部がまたしても被災 〜 停電、土砂崩れ、河川氾濫、床上浸水などを知りながら日本の首相は外遊へ「こんな政府が戦争になったら国民を救おうとするわけがない。見殺しだよ。」

 21日明け方から能登半島北部で強い雨が降り始め、急激に河川氾濫や洪水が発生し、午前10時50分に大雨特別警報が出る頃には、SNS上で能登の大変な状況が伝えられていました。最初の投稿に「地震で痛手を被ったところを狙い撃ちするみたいに...」とあるように、能登北部の苦難に言葉がありません。大規模な停電や土砂崩れ、地震被災者の仮設住宅まで床上浸水に見舞われ、この地域の方々は一体どこに避難されたでしょうか。停電のため水位情報が伝わらず、氾濫河川の情報も正確ではないようです。
 林官房長官は「自治体と緊密に連携して被害情報の把握や災害応急対策に全力を尽くす」と述べたそうですが、全力を尽くすべきトップの岸田首相は能登の豪雨を知っていながら、夫婦で外遊に出かけました。この男がこの国の首相だったことがあるのか。
珠洲市の「おいこらさん」は?と見ると、ご無事のようで、炊き出しの支援を急きょ食糧物資の配達に変えて駆けつけるそうです。「おいこらさん」には申し訳ないけれど、珠洲市にこのような頼もしい方がおられて本当に良かったです。
 最後の投稿「こんな政府が戦争になったら国民を救おうとするわけがない。見殺しだよ。自分たちだけ儲けて安全なところへ逃げるんだろう。」を実感します。今、総裁選に出ている9人、能登に駆けつけるでしょうか?
(まのじ)
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[能登半島地震] 珠洲市に視察にきた総務省に必死の直訴をした住民を邪魔したのは「珠洲市長」だった / 告発した「おいこらさん」に脅迫などの嫌がらせ

 能登半島地震で被災した珠洲市で、自らも被災しながら献身的な炊き出しや、現状のリアルな発信をされている「おいこらさん」が体調を崩されていたようで気になっていました。
行政の食糧支援が無く、「現在は民間がやってなければ健康を害するのは勿論、下手したら死人が出る支援内容」を目の当たりにして、止むに止まれず睡眠時間を削って炊き出しを続けておられますが、個人の方がこれだけ奮闘されていることが明らかになれば、行政も見て見ぬ振りはできないだろうと思ったのは甘かった。
 珠洲市の避難所に総務省の視察があったそうです。その時、珠洲市の行政の現状に「キレた」住民の方が総務省の行列に必死の直訴をしたそうです。ところが「この住民の訴えの場に焦り、横やりを入れ、話を邪魔をし遮る者がおりました それは…まさかの視察に同行していた 『珠洲市長』です」「珠洲市長さん、おかしくありませんか? そこは市民と共に省庁に現状を訴え、支援を要望する場面ではありませんか? 事実が総務省に知れたら何かまずいのですか?」
 本来、報道が厳しく追求することを、代わりに「おいこらさん」が怒りの告発をされたのでしたが、なんとその翌日、「おいこらさん」に恐ろしい嫌がらせが起こっていました。「昨日のポストに対して私を嘘つき扱いしたり、批判もありましたが、家族に危害があるとまで脅迫が来ました」「ここまで嫌がらせを受けてまで続けれるほど、私は強い人間ではありません 」「想像すると震えが止まらず、涙が出てきます」と胸の内を明かし、炊き出しができないことを謝罪までされていました。
 国や県のやるべきことを個人に押し付け、民間の善意に頼って、被災者が諦めるのをじっと見ているだけでなく、支援者を叩いて追い詰める、なんと残虐なことだろうか。もしも馳石川県知事に県民を救う気があれば、すぐにも食糧支援ができるのに、この男のテーマは「公費解体加速化」なのだ。
(まのじ)
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