アーカイブ: ライター・読者からの情報

石破総理の「大連立」発言は財務省の「仕込み案件」、7月の選挙後に立憲との連立で消費増税の糸を引く / 「選挙で自民・立憲を潰すこと」で増税回避を

読者の方からの情報です。
 年初のラジオ番組で石破総理が「大連立もありうる」と発言したことが話題になりました。7月の参院選を前に、与党自民党と連立すると見られたくない野党は一斉に連立を否定しました。その後、石破総理は連立発言を引っ込めましたが、大方は連立相手が立憲民主党であると見ています。読者の方から大連立に関して、「この動画は財務省のやり口が解説されていて面白い」と教えていただきました。
 高橋洋一氏によると、石破総理が今の時期からこのような「大連立」を言うのは「仕込み案件」なのだそうです。石破総理の「政府予算に反対したら解散する」という強気の発言は、「立憲との大連立があればどれだけ選挙に負けても大丈夫」という背景があるようです。さらに立憲民主党の野田代表は「財務省から言わせると"使い勝手よし彦さん"と言われるくらい増税大好きな人」で、「石破さんと野田さんが会うのは裏っ側に財務省がいて、(消費税増税を)糸引いて狙っているんじゃないかな。」「国民民主や維新は、はっきり言ってダシに使って、最終的には"使い勝手よし彦さん"と石破さんの大連立っていうのを財務省が仕組んでいるっていうのは、実はいろんなところから聞こえてきました。」と言っています。
 さらに財務省の手の内として「ホップ・ステップ・ジャンプ論」というのがあり、「まずはなるべく多くの政党が賛成する案件を持ってくる。」例えば「選択的夫婦別姓」は野党が賛成しやすく、圧倒的多数の賛成で勢いがつく。それで次に社会保障の話を出して、財源が足りないので消費増税を打ち出す。ステップで12%、ジャンプで15%という恐ろしい予測をしています。「石破さんはこれでお役御免」なのだそうです。
 高橋氏は、この想定を潰すには「(消費税を社会保障目的税にしている国はないという)正論を言いつつ、あとは選挙だよな。自民・立憲を両方ぶっ潰す感じでいく。」と述べています。
 SAMEJIMA TIMESでも大連立の相手は立憲民主党であると見ており、今年の政界の対立軸は「左右のイデオロギー」ではなく、緊縮か積極かの「財政政策」だと指摘しています。
YouTube選挙も広がってきて既存政党は危機感を強めており、減税政策をとる新しい勢力を抑え込むためにも自民と立憲の大連立は、双方の思惑に適うようです。鮫島氏は、大連立は国会が総与党化する懸念があるものの、緊縮財政か積極財政かという対立軸が明確になって、政治が分かりやすくなると期待しています。私たち有権者は、7月の選挙後の自民・立憲の連立を念頭に置いて、候補者が消費税減税を公約に掲げるかどうかを見極める必要があります。
(まのじ)
————————————————————————
1183回 【2025年展望】暗い話になりますが大連立からの大増税が現実に?
配信元)


————————————————————————
政界再編】自民立憲の増税大連立で「増税vs減税」時代へ!イデオロギーの左右対決から「緊縮財政vs積極財政」の上下対決へ対立軸が変わる!格差是正を訴えるリベラルが財務省を信奉する矛
配信元)


久保田治己氏『農協が日本人の“食と命”を守り続ける!』〜 農協バッシングや「農協改革」と戦いながら「国民経済の発展に寄与する、日本人の、日本人による、日本人のための」組織

 1983年から全農に勤務され、農協と穀物メジャーとの戦いを身近に体験された久保田治己氏が「農協が日本人の“食と命”を守り続ける!」という本を出されました。「米国が恐れ、国際資本が狙い、世界が注目するこの最強の存在を、私たち日本人だけが知らされていない」という国際ジャーナリストの堤未果氏のドキッとする言葉が添えられています。
 農協といえば、かつての時事ブログにあった「TPP協定に沿った国内法の整備」の一環で浮上した「農協改革」を思い出します。農協バッシングが巻き起こり「全農株式会社化」の法案も通りました。日本買いが進む今、実は農協が日本のためにがんばっているということを知らせる本のようです。
 農協の組織を大まかに見ると、市町村ごとに農家の方々が(株主のように)出資をして「農協」を作る。その「農協」が集まって、都道府県ごとに「連合会」を作る。その連合会が集まって「全国連」を作る。その「全国連」は機能別に別れていて、米とか野菜を売ったり、肥料、農薬を買って農家に供給したり商社的な働きをするのが「全農(全国農業協同組合連合会)」、信用事業、金融事業は「農林中央金庫」、生保・損保など共済事業を「全共連」、他にも新聞、観光、病院「厚生連」などあり、全てを束ねているのが「中央会(全中)」、それらを全部集めて農協グループとかJAグループとか言うそうです。
 かつて久保田氏の提案で、日本が飼料用の穀物を安定的に輸入できるよう南半球の「AWB(オーストラリア小麦庁)」と全農の相互出資で合弁の子会社を設立しました。「AWB」はオーストラリアの小麦を独占的に輸出する権利を持っていた組織で、当時でも世界最大の穀物サプライヤーでした。その「AWB」は民営化が進み、株式上場した途端に巧妙な手段でカーギルに買収されてしまいました。そしてその5年後の2015年ころ、日本の規制改革会議が「全農を株式会社化しろ」と提言をし、「農協改革」が始まりました。
 「全農の株式会社化は進んでいるのか」という三橋氏の問いに、久保田氏は「農協法が改正されて、株式会社化できるということになった。しかし全農はまだその必要性を感じていない。」と答えました。「なぜカーギルが全農を買収したがっているのか。」という問いには、「アメリカから輸入される飼料用のトウモロコシの中で『遺伝子組み換えをしていないトウモロコシがほしい』という生活クラブ生協の要望に応えて、生協と全農が一緒になって、アメリカの農家から日本の畜産農家までを全部、分別管理をして遺伝子組み換えをしていないものを分けて運んでくる物流体系を構築した。するとその結果、他の商社も、全農にマーケットを奪われないよう穀物メジャーに同様の要求をすることになった。このような全農と生協との取り組みを好ましくないと思った者たちがあるらしい。」「アメリカのニューオーリンズに、輸入の分別管理に必要な全農の子会社がある。その子会社を買収できれば、全農と生協のルートを潰せるが、全農がその子会社を売ることはない。なので、親会社の全農を丸ごと買収しようというシナリオのようだ。」と見ておられます。5年前の「AWB」も同様に子会社を買うために親会社が買収されたことから、同じ手法で全農が狙われているということのようです。
 農協の機能のうち、JAのガソリンスタンドの話は印象的でした(14:32)。「農協さんがやらないと、その地域では誰もやらないですよね。」との三橋氏の言葉を受けて「経済的には成り立たないところでも、組合員さんがおられれば地域を守らなければならない、歯を食いしばってがんばっている。」と、まさしく公助を引き受けているのでした。
 著書の「はじめに」で紹介されているエピソードには、「世界中が未知の感染症に恐怖していた時期に、日本で最初の新型コロナ感染者を受け入れた病院は、JA神奈川県厚生連の相模原協同病院だった」ことや、「能登半島地震の発災後、翌日午前中に全国から駆けつけた18チームのDMATのうち、15チームが農協グループの病院だった」ことが記されています。農協へのイメージが変わりました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

[X]Unitree社のロボット制御技術は圧倒的

編集者からの情報です。
華麗なロボット!
Unitreeは中国杭州のロボット企業で、個人消費者向けの四足歩行ロボットが専門なのだそうです。

平和利用できたら被災地でも強い味方になりそう。
(まのじ)
————————————————————————
配信元)

[Instagram]ピアノと猫

ライターからの情報です。
音に反応するニャンコ❣️
(メリはち)
————————————————————————
配信元)

[ゆるねとにゅーす] 米アップル社の「Siri」によるプライバシーの侵害が法廷で認められた / 2017年のウィキリークスによる公開文書「CIAによる盗聴」は本物だった

 スマホの盗聴・盗撮機能は、時事ブログの読者の方々にとっては「何を今さら」な事実ですが、米アップルの「Siri」によるプライバシーの侵害が法廷で認められたことは驚きでした。アップル社は「Siri」によって録音された音声データを「委託業者に送信し、内容を定期的に分析していた」ことを争わず和解しました。
 「ゆるねとにゅーす」さんは、2017年に「CIAはインターネットに接続されたスマートフォンやスマートテレビを使って盗聴する技術を開発している」という、ウィキリークスが公開した文書が本物だったことを指摘し、「アマゾンやマイクロソフト、グーグルなどが開発したAIも同様の盗聴行為を行なっていることを疑うべきですし、盗聴だけでなく盗撮が行なわれていても全くおかしくありません。」と警鐘を鳴らしています。管理人さんの「ノートPCに備え付けられているカメラが勝手に作動し、シャッター音が発生した」という体験談はゾッとします。
 さらにネット上の投稿が傑作でした。「勝手に録音してたん?」と質問されたSiri、嘘をつかなかったのはエライ。Siriだけではなく、AmazonのパーソナルAIアシスタント「アレクサ」も静かに日常会話を蓄積しているようです。まずは人間が、あらゆる会話や姿を取られていることに気づき、その先には「デジタル奴隷監視社会」が待ち受けていることに警戒しましましょう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
米アップルのAI「Siri」が一般市民の会話を日常的に盗聴!集団訴訟で利用者に計150億円の和解金支払いで合意!巨大グローバル企業が世界中の人々のあらゆるプライバシーを盗み取っている現実!
転載元)
どんなにゅーす?

・米アップル社のスマホなどに搭載されているAI「Siri」が、一般市民の会話を盗聴していたことが発覚した問題について、集団訴訟において利用者に合計150億円(1端末当たり3100円)の和解金を支払うことで合意したことが報じられた。

アップルがSiri利用者の会話を無断録音…集団訴訟で和解金150億円の支払い合意
~省略~
2024年12月31日付でカリフォルニア州の連邦地裁に提出された書面によると、14年9月~24年12月にシリに対応した「iPhone(アイフォーン)」などの端末を所有・購入した米国在住の利用者が和解の対象。同地裁が和解案を承認すれば端末1台当たり最大20ドル(約3100円)の和解金を受け取れる。
訴訟は19年に始まった。原告によると、シリが意図せずに起動し、個人的な会話が無断で録音されていた。アップルはこの音声データを委託業者に送信し、内容を定期的に分析していたという。アップルはシリを使った会話の精度向上が目的で、不正行為はなかったと主張している。
読売新聞 2025.1.3.


米連邦当局、CIAハッキング技術めぐる情報漏えいで捜査開始
~省略~
ウィキリークスが公開した大量の文書によると、CIAはインターネットに接続されたスマートフォンやスマートテレビを使って盗聴する技術を開発している

CIAとFBI、ホワイトハウスは文書が本物かどうかについての確認を避けた。

CIAの報道官は8日、BBCの取材に対し、「テロリストなどの敵から米国民を守る情報機関の能力を損なおうとするウィキリークスのあらゆる情報公開について、米国民は深く懸念すべきだ」と述べた。「このような情報公開は、米政府の職員や作戦を危険に陥れるだけでなく、我々に危害を加えるすべと情報を我々の敵に与えることになる」。
~省略~
CIAはサムスンのテレビから録音する技術を開発したとされる
(中略)
BBC 2017.3.9.



» 続きはこちらから