注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
安倍官邸に、Jアラート並みの不協和音が鳴り響いている。第2次政権発足当初から安倍首相を支えてきた側近が、相次いで離反の動きを見せているのだ。
そのひとりが、“陰の総理”とも呼ばれる今井尚哉首相秘書官。(中略)…オフレコ懇談で語った内容のメモが出回り、政権内部に衝撃が走っている。 (中略)
<安倍総理が「最近今井さんが僕に厳しい」と最近漏らしたと聞いたから、俺は机を叩いて「国民のために総理をお支えすることに命をかけている。総理がそんな姿勢なんだったら今すぐ秘書官を辞めてやる」と言ったんだ。そしたら、安倍総理が謝ってきた>
(中略)
三くだり半を突きつけたのは今井氏だけではない。安保政策の司令塔である「日本版NSC」の谷内正太郎局長も辞任を願い出たというのだ。
「8月の内閣改造に合わせて、『お役御免をこうむりたい』と申し出たそうです。正式に辞表を出したという話も聞きますが、箝口令が敷かれている(中略)…」(官邸関係者)
そんな状態で有事対応ができるのか。“腹心の部下”2人から見放され、要を失った安倍官邸は、内部崩壊し始めている。
NEWSポストセブン:総理秘書官「辞めてやる!」発言で「総理が謝罪」の真相https://t.co/CUnbXRw1Bi「“一心同体”だった2人の関係に大きな亀裂が入っている。
— rima *一般人 (@risa_mama117) 2017年9月4日
「今すぐ辞めてやる!」──今井氏が首相に面と向かってそう啖呵を切ったというのだ。」#今井尚哉 pic.twitter.com/6wmLxoZHtm
2年前の今日、2015年9月4日は、安倍さんが安保法制審議の国会をサボって、大阪でミヤネ屋に出演した日。その同じ頃、近畿財務局9階で森友学園の関係者会議があった。
— 市民メディア放送局 (@info_9) 2017年9月3日
ミヤネ屋終了後には、谷さえこ上司の今井尚哉、前警備局警備課長の大石吉彦と冬柴大が経営の「かき鉄」で会食した。 pic.twitter.com/50nFk4EevV
トランプ政権のフリン大統領補佐官と日米同盟の重要性確認 国家安全保障会議(NSC)の谷内正太郎国家安全保障局長(首相官邸内のスパイ・谷内正太郎) https://t.co/mQ2wBI1rGI 日米は重要な同盟国であり今後も緊密に連携して行くことを確認した。 #谷内正太郎 pic.twitter.com/X52QpjNNFv
— hazukinotaboo (@hazukinotaboo2) 2017年1月22日
中国の #李克強 総理は17日、北京の中南海・紫光閣で訪中して中日第1回ハイレベル政治対話を行った日本の #谷内正太郎 国家安全保障局長と会見した。 pic.twitter.com/tofYCKboYN
— China Xinhua News (@XHJapanese) 2015年7月18日
太字にした部分が、今井秘書官が切ったタンカです。“国民のために総理をお支えすることに命をかけている”と言うのは明らかに嘘。2つ目のツイートの写真は有名なもので、以前紹介しました。あべぴょんと今井秘書官らが、冬柴大氏が経営する「かき鉄」で会食した直後に、りそなから森友学園への巨額融資が決まりました。こうした采配は、今井秘書官によるものと考えるのが自然だと思います。
もり・かけ問題のポイントは、“権力者による国家の私物化”です。あべぴょんのお友達に土地をタダ同然で払い下げ、そこに、明らかに不適切な学校が補助金付きで認可されるという無茶苦茶なものです。これが陰謀でないなら、何が陰謀なんだと思えるくらい、ひどい事件だと思います。それを“国民のために”と言えるところが、さすが“あべぴょんのお友達”だと感じます。
ところで、この2名。8月8日の記事の中で“実は安倍政権の内部に、少なくとも2名、小沢政権樹立のために動いている人物がいますが、公開出来ません”とコメントしました。この2名が今井尚哉氏と谷内正太郎氏のことだったのです。
続きのコメントを読んでいただくと、その2名が“極めて頭の良い人物”だということを示唆していますが、この2名は、あべぴょんが政権内で最も信頼する頭の良い人たちであることが知られています。
妻には、谷内正太郎氏は始めからですが、今井秘書官もすでに数カ月前から天皇陛下側に寝返っていることを話していました。元々、こうした情報を公開する気はありませんでしたが、日刊ゲンダイがこのような記事を出したことで、考えが変わりました。妻はこの記事を見て、驚いていました。