注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
スプートニク日本
「大量監視の始まり」だとモスクワでスノーデン氏にインタビューした共同通信が報じた。スノーデン氏は監視が大規模監視システム「エックスキースコア(XKEYSCORE)」を用いることで非常に深刻になると考える。同システムは対象のメールや通話、ネット活動の履歴を、リアルタイムで監視できる。スノーデン氏は、同システムが米国から日本に供与されたと述べる。
スノーデン氏は現在の日本の状況と、2001年9月11日に起きた米同時多発テロ後の米国の様子を比較。大量監視は市民の自由を犠牲にするうえ、テロとの戦いにおいて極めて非効率だと指摘する。
この前、米国家安全保障局(NSA)および中央情報局(CIA)の元職員のエドワード・スノーデン氏はメルケル独首相の行った欧州は自分の運命を引き受けねばならないという発言にコメントを発表した。
RT
(前略) 国際移民会議でのビデオ・リンクによる講演で、内部告発者のエドワード・スノーデンが、 (中略)... テロリストは、人々の権利を破壊したり、社会の力を弱体化させたりする力を持ってはいないとスノーデンは述べた。そういうことが起きるのは、権力の座にある連中が、国民の自由を浸食する法律を制定するのに、過激派を口実として利用する場合だけだと、彼は述べた。
(中略)...
政府は、テロを取り締まるために、大量監視手段を使用しているのではなく、ジャーナリストの情報源、より具体的には“政府にとって不都合な記事を書くジャーナリスト”を発見するのに使用されていると、スノーデンは主張した。
(中略)...
“人々がブラック・リストに載せられるのを目にしています。(中略)... これは、常に、国家治安機関が、国家を守るために必要な取り組みだと主張するものから生じているのです。”
(中略)...
記事原文のurl: https://www.rt.com/news/390247-snowden-terrorism-privacy-conference/
https://worldtruth.tv/putin-95-of-world-terrorist-attacks-are-orchestrated-by-the-cia/
ロシアのウラジミールプーチン大統領が「世界のテロ攻撃の95%が、CIAによって指揮されている」と述べた、昨日の臨時会談の後、ショックウェーブはクレムリン周辺で反響を呼んでいる。
(中略)...
米国の影の政府が、世界の主要地域を不安定化させるために、過激なイスラム集団を後援している。
(中略)...
プーチン大統領は、CIAこそが、影の政府の謀略機関であり、そして「世界寡占と、NWO新世界秩序」の意志を表明していると主張する。
(以下略)
スノーデン氏は、こうした大規模監視は、テロ対策には極めて非効率で“権力の座にある連中が、国民の自由を侵食する法律を制定するのに、過激派を口実として利用”していると発言しています。これは、時事ブログでこれまでコメントしてきた内容と同じです。
プーチン大統領も、“世界のテロ攻撃の95%は、CIAによって指揮されている”と言っています。スノーデン氏は元CIA職員であり、プーチン氏はかつて諜報機関のトップで、現在はロシアの大統領です。このような人たちが、こうした発言をしているということに注意すべきだと思います。
時事ブログが同様の発言をすれば、陰謀論だと思われてしまいますが、二人の発言からわかる事は、多くの人たちが陰謀論だと思っていることは、本当は事実なのだということです。