生活保護支給額を160億円も削減しようとしながら、80億円もする外相専用機を予算計上しようとする河野太郎外相

竹下雅敏氏からの情報です。
 生活保護の支給額を約160億円も削減しようとしながら、 80億円もする外相専用機を予算計上する意向だとのことです。河野太郎には、ツイートの写真にある飛行機で十分でしょう。
 “続きはこちらから”以降の記事は、アメリカの植民地である日本は、“アメリカに追随することしか許されない”。アメリカにただ従っているだけで、外交が存在しない日本に“外相専用機など要るはずがない”という、実に優れた記事です。
 安倍政権になってからの日本の崩壊の仕方が凄まじいのですが、劣悪な連中が権力を握っているという事はもちろん、彼らによって弱味を握られ、飼い慣らされた連中がかなり多いのではないかと思います。メディアの上層部は、ほとんどやられているのではないかという気がします。黒い連中はますます黒くなり、顔色までどす黒くなっていくのを、我々は今目撃しているところです。誰もが、“こいつは悪人だわ~”というのが、はっきりとわかる時代になってきています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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河野太郎氏
「外相専用機」19年度予算案で要求へ
引用元)

河野太郎外相

 河野太郎外相は18日、外相専用機の経費を、1年後に決定する2019年度予算案で要求する考えを明らかにした。政府は首相が主に使う専用機を保有しているが、河野氏は外相として各国を歴訪する際、新たに外相専用機の購入が必要だとの認識だ。

 河野氏は自民党の会合で「外相の専用機を1機、小さくてよい。(米国)東海岸まで給油なしで行け、中古でも構わない」と述べ、米国製ジェット機「ガルフストリームG650ER」と機種名まで挙げて、19年度予算案の概算要求に計上する意向を示した。

(以下略)
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配信元)


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日本には外交が存在しないのに、どうして外相専用機が必要なのだろうか?
転載元)
 2017年12月18日、河野太郎外務大臣が自民党の外交部会で次のような発言をした。


 河野氏は外相専用機が必要な理由として、「中東などに行くと、(先方から)『お前、飯食っていけよ』と言われるが、『飯を食っていると飛行機に乗り遅れます』と(断っている)」などと説明したという。

 外相専用機を購入する理由として中東要人との食事を挙げるというのは、少々ふざけた印象を受ける。しかし、そもそも日本には外交というものが存在するのだろうか?

 外交というのは独立国がするものだ。日本が独立国だと、どうして言えようか?

米軍ヘリの部品やヘリ自体が落下しても、政府はマトモな抗議もできない。
在日駐留米軍の飛行機は米国人住宅上空の飛行は避けるのに、日本人住宅の真上を飛行しまくる。
・横田空域を米軍に抑えられているため、日本の旅客機が遠回りせざるを得ない。
米軍兵が犯罪を犯しても日本の法律で裁けず、無罪放免になる。
・日本を守るためにいるわけではない米軍のために「思いやり」予算という名の血税を毎年何千億円も献上している。
日米合同委員会での決定事項は絶対であり、日本国内の憲法や法体系よりも優先される。
・日米原子力協定のため、原子力政策を日本独自で決められない。決めていいのは電気料金のみ。
・日本は原爆を投下された唯一の国なのに、アメリカに気兼ねして核兵器廃絶を主張できない。
・日本国民に説明する前に、安保法制の成立をアメリカ議会で総理大臣が約束してしまった。
・その他いろいろ・・・

 上記の現実を踏まえると、日本はアメリカの植民地だと断定せざるを得ない。独立国のフリをしているだけだ。2017年現在、日本を支配しているのはこの人である。

写真(横田基地に到着し出迎えを受けるトランプ大統領)


 外交に関しても、当然のことながらアメリカに追随することしか許されない。アメリカが書いたシナリオ通りに動くことを、日本では「外交」と呼んでいるだけなのだ。

図:トランプ大統領と安倍総理の関係 出典:ニューヨークタイムズ


(中略)

 お飾りでしかない外務大臣に外相専用機など要るはずがない。

(中略)

 ただでさえ不十分な生活保護支給額をさらに削減(3年間で約160億円)しようとしている時期だけに、余計、腹の立つニュースである。

(以下略)

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