シリアの首都ダマスカスの郊外で行われたシリア軍の作戦で、少なくともテロリスト130名が死亡しました。
シリアの国営通信社によりますと、ここ数日テロリストによって情勢不安となっていたミダン地区で、19日木曜、シリア軍がテロリストを攻撃しました。
最初の報道によると、少なくともテロリスト130名が死亡したということです。
テロリストは前日の18日、シリアの治安機関本部を爆破し、同国の高官数名を死亡させることで、ダマスカスを混乱させようとしましたが、この陰謀はシリア軍の抵抗により退けられました。
現在、ダマスカスの状況は落ち着いていると報告されています。
シリアの新国防大臣は、初めての演説で、「シリアからテロリズムを根絶する」と述べました。
こうした中、西部のハマでもシリア軍がテロリストの複数の隠れ家を襲撃し、彼らに多くのダメージを与え、自動小銃や機関銃など大量の武器を押収することに成功しました。
シリア軍は北西部の州でも、テログループと衝突し、相手側に多くの被害を与えました。
シリアの国営通信社によりますと、テロリストはテロ活動を続ける中、18日、首都ダマスカスの治安機関本部を爆破し、同国の国防大臣、国防副大臣、大統領府の危機管理の責任者を殺害しています。
テログループは、アメリカ、カタール、サウジアラビア、トルコ、シオニスト政権イスラエルなど外国の支持を受け、2011年3月からシリアの一部の都市で混乱を作り出し、市民や治安部隊の殺害により、シリアへの軍事介入の下地を整えようとしています。