イランのサーレヒー外務大臣が、「シオニスト政権イスラエルは、シリアに対する陰謀の先頭にいる」と強調しました。
IRIB記者の報告によりますと、
サーレヒー大臣は、29日日曜、テヘランで、
シリア外務大臣と共同記者会見を行い、シリア情勢を混乱させ、アサド大統領の改革の実施を妨げようとする一部の国の陰謀に触れ、
「シオニストは、シリア政府を退陣させ、この国の情勢を乱そうとする陰謀の先頭にいる」としました。
また、地域諸国に対し、イスラエルの拡張主義に抵抗する主軸国として、シリアに注目するよう求め、「シリア政府を弱体化させ、この国の国民に問題を生じさせるような立場をとるべきではない」としました。
さらに、シリアに他の政権を誕生させる考えは、無意味な空想だとし、「シリア危機の影響は、地域、引いては世界に及ぶだろう。その悪影響を推し量ることは不可能である」と述べました。
サーレヒー大臣は、シリアの政府と大統領は、国民の要求をかなえようとしているとし、「敵は、全力を尽くし、改革実施の機会をシリア政府から奪おうとしている」と述べました。
一方のシリア外務大臣も、一部の地域諸国が、シリアでのイスラエルの邪な計画の実行者になっているとし、「これら全ての陰謀は失敗するだろう。なぜならシリアの国民は、勝利にいたるまで、陰謀を退ける決意であるからだ」と述べています。
アメリカ・国家安全保障担当のトム・ドニロン大統領補佐官が、「アメリカ政府は、イラン核施設への攻撃を想定した計画を、イスラエルのネタニヤフ首相に提出した」と語りました。
シオニスト政権イスラエルの新聞ハーレツの報道によりますと、ドニロン大統領補佐官は、対イラン攻撃を想定した計画を、ネタニヤフ首相に伝えてある、ということです。
また、ハーレツがアメリカのある政府高官の話として伝えたところによりますと、ドニロン補佐官は2週間前に行われたイスラエル訪問において、この計画の概略をネタニヤフ首相に報告した、とされています。
ドニロン補佐官はまた、この会談でイスラエルの政府高官らに対し、「アメリカは、交渉が決裂した場合、対イラン攻撃計画や軍事的措置が必要である」としました。
さらに、「これらの発言は、イスラエルの懸念を緩和するためのものではない」と語っています。
万一、何か起これば、ほぼ確実に9.11同様の自作自演といえるでしょう。しかし、その後世界は大混乱に巻き込まれてしまうでしょう。それにしても盛り上がらないオリンピックです。