注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(概要)
11月18日付け
(前略)
FRBは、オバマ政権が続いている間は株価を上昇させ、経済が完全に回復したかのように見せます。
(中略)
オバマ政権が終了するまでは、株高や経済回復というイリュージョンを続けたいのです。
(中略)
今は完全に不況に突入しています。
ウェルズファーゴは大きな問題を抱えています。新規口座開設者の割合が40%減です。
(中略)
クレジットカードの申し込み割合も50%減です。これは壊滅的です。
(中略)
住宅の販売率が上がっていると発表されましたが、住宅ローンの申込者数が減少しています。
もし金利が4%から5%或いは7%や8%に上昇したらどうなるでしょうか。完全に住宅ローンは破たんします。
FRBは、今のところ金利を非常に低く抑えていますが、突然、金利を上昇させるでしょう。
(中略)
トランプ新政権下でトランプ大統領が真っ先にやらなければならないことがあります。それは、中央銀行の解体です。
(中略)
現在、外国の中央銀行は米国債の投げ売りを行っています。
(中略)
この1ヵ月間で、3740億ドルもの米国債が外国の中央銀行によって投げ売られました。
(中略)
外国は米ドルから離れていっています。米ドルが崩壊し米経済が崩壊することを知っているからです。
(以下略)
今の日本は何でも金で解決できると思っている人が多いね。沖縄でも原発でカネでも。でもね、世の中そういう人ばかりじゃない。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
海外の税関でいちゃもんつけられたときに、わいろ渡すと通してくれる国と、わいろ渡したら逮捕される国があるでしょ。何でもわいろが通用するわけではない。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
ロシアの経済相が日ロ交渉の前に拘束されたでしょ。あれはプーチンがやったんじゃないのかな?ロシアは武力で脅されると非常に強いが、カネで誘惑されたらソ連崩壊の時のようにあっという間に国が崩壊する。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
カネこそ最大の侵略だということで大統領を17年やっているのがプーチン。まったくカネを止めると飯食えないから、ある程度はやらせるけど、ラインがあって、そこは決して超えさせない。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
米国ではクリントン一家がカネで何でもできるという人たちの集まり。逆にそれだからどんな民族でも宗教でもチームになれた。でもその挙句の果てがこの国家・世界びん乱。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
トランプはカネでは動かないと思うよ。ものすごい強硬派を国防諜報関係に置いている。クリントン一家のカネで動いてきた連中をトルコのエルドアンみたいに一掃する気ではないだろうか。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
70年代の米国ダウ平均は1000ドル。それが今18000ドル。この40年間に米国が18倍も強くなったかい?あの頃の米国と今の米国を比べたら、増えたのはカネだけ。今は実体経済は地域でも産業でも疲弊の極致。まだよほど80年ころのほうが米国は底力があった。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
だからウォール街の最初は共和党。70年代のサウジとの付き合い開始以来。しかしクリントン政権になって民主党に乗っ取られて今日がある。トランプは民主党のウォール街は徹底的に壊すだろうし、もうこの連中がいる限りまともな金融は不可能だから、これも実体経済で動く株式市場に戻す気ではないかな
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
しかし結果的に案の定、金利が急騰しちゃったからすべては終わり。ただでさえ今年はドル債の債務不履行が大変多いのに、もう来年以降はえらいことになる。当然企業も銀行もサブプライムローンも新興国も潰れだす。その時に、共和党の伝統として市場は放置するのでしょ。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
ブッシュのような間の抜けた大富豪ではないし、トランプは救済に動かないのではないか。全責任をFRBのイエレンとグリーンスパン以来のFRBのOBに追わせてシステムをひっくり返す気でしょ。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
トランプは債務不履行を何度もやっているから、こういうときの戦略的債務不履行は相当な業だと思う。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
いずれにしろ動乱だ。どうやったってハードランディングだ。みなさん、腰を抜かしなさんなよ。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月21日
藤原直哉氏のツイートでは、今後の米経済の動きが予測されています。“トランプ氏は債務不履行を何度もやっているから、こういう時の戦略的債務不履行は相当な技だと思う”とし、ハードランディングは避けられないと見ているようです。非常に参考になります。
コーリー・グッド氏も、食料を備蓄しておく時期が来たようだというようなことを言っているようです。