[創造デザイン学会]”ロシアが悪い”ゲームと情報戦争:主流メディア”フェイク・ニュース”vs代替ニュースの真実(前半) 〜 真実を報じるサイト群が連携する可能性

竹下雅敏氏からの情報です。
 いつも嘘ばかり言っている主流メディアが、真実を報道する代替メディアの報道をフェイク・ニュースだとして糾弾するということが起こっています。GoogleやFacebookが率先してこうした「フェイク・ニュース」キャンペーンを行っています。自分たちが報道してきた嘘ニュースが代替メディアによって暴かれることを恐れた支配層は、真実を報道する代替メディア・サイトのブラックリストを作り、そうしたサイトにアクセス出来ないようにするというわけです。自分たちに都合の悪いサイトであるか否かを、これまでずっと嘘ニュースを報じてきた連中が判定するというわけです。これほど欺瞞に満ちたやり方はないのですが、これがこれまでずっと彼らがやってきたやり方なのです。
 実際にコーリー・グット氏の情報を見ようとしても、サイトが繋がりません。コーリー・グッド氏のようなインサイダーからの暴露情報を、彼らは最も恐れているようです。ポール・クレイグ・ロバーツ氏も、連中によるサイトの閉鎖に危機感を募らせています。氏はブラックリストに載った200あまりのサイトが団結して訴訟を起こす事が、これを乗り切る方法の1つだと言っています。
 これまで真実を報じる個々のサイトはそれぞれ独立しており、連携して行動するということがありませんでした。逆に言うと、それ故に権力者は抵抗する市民を分断しやすかったのです。しかし今回の件で、そうした権力に弾圧されそうなサイトが1つにまとまる可能性が出てきました。本当は、こうした事態が権力者にとって最も恐るべき事態のはずなのですが… 。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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“ロシアが悪い”ゲームと情報戦争:主流メディア“フェイク・ニュース”vs 代替ニュースの真実(前半)
転載元)
【訳者注】少し長いので2つに分けた。「米帝国の末期症状」というべきものについて、Moon of Alabamaが書いていたことを、これは更に確認するものである。特に、米帝国にとって致命的な爆弾というべきPodesta Eメールの暴露が、外部(ロシアということになっている)からのハッキングによるものでなく、内部からのリークによるものという点に注意していただきたい。外部説がありえないことは、政府内部でさえ圧倒的のようである。これをクリントン陣営が押し通そうとするところがすでに末期症状だが、私はこれを、9・11テロのツイン・タワーやビルディング7の倒壊になぞらえることができると思う。あれは外部からの攻撃によるものでなく、内部からの爆発(解体屋の仕事)によるものだった。今、米帝国がまさにその状態にある。ウソにウソを重ね、人々を騙し続けて、世界を支配しようとする者は、その同じ策によって内部から滅びるということである。この先アメリカがどうなるかはわからない。かりにクーデタから内戦状態となり、戒厳令やFEMAの強制収容所や棺桶の出番となって、ファシスト政府が制圧しても、滅びるのはファシスト寡頭体制であろう。



Joachim Hagopian
Global Research, December 19, 2016

161224
現在のほとんどすべての新聞見出しは、いかにアメリカ帝国とその宣伝省[主流メディアのこと]が、米国人民にウソをついているかを、はっきり示している。

(中略)...

最新の彼らの主張は、プーチンのハッカーたちが、大統領選挙の結果をトランプに有利なように覆したというもので、このトンデモ報道は、現在、真実を悪として追放し、トランプの1月20日の就任式を無効にするために、その空虚な“フェイク・ニュース”キャンペーンの矛先として使われ、見え透いた最後のあがきの口実として喧伝されている。

http://www.glitch.news/2016-12-10-treason-left-wing-media-attempting-soft-coup-russian-conspiracy-fabrication.html
http://www.moonofalabama.org/2016/12/elite-coup.html

昔からの国務省の老練精神病医Steve Pieczenik、CIA/NSAの警告者William Binney、CIAの警告者Ray McGovern、それに元英国大使Craig Murrayなどが、こぞって、ロシア人がEメールを“ハックした”とか、選挙結果に介入したとかを示す証拠は、ゼロだと言明している。

http://stevepieczenik.com/
https://www.craigmurray.org.uk/archives/2016/12/cias-absence-conviction/

信頼できる元CIA職員たちが、このEメールは、リークされたものであって、ハックされたものではない、またプーチンはこれと何の関係もないと強調している。

(中略)...

クリントン夫妻、オバマ、それに彼らの“情報部”の手下は、年末の日数がなくなるにつれて、急速に無用で無力な存在になりつつある。

(中略)...

注意しておくべき大事な問題は、クリントン夫妻、オバマ、ブッシュ一族、それにCIAが、病理学的にも職業的にも、完全に確認可能なサイコパスとして、常にウソをつくという、歴史的に遡れる記録をもっていることである。 http://www.globalresearch.ca/masters-of-manipulation-psychopaths-rule-the-world/5383706

彼らはすべて、中東とその向こうの、アルカーイダ、アルヌスラ、ISISといったテロリストを創り出し、支援し続けることに、大きく関わっている。

(中略)...

少なくとも一人のインサイダーSeth Richが、記録文書をリークし、その後、おそらく報復として殺されたという、それより遥かに信用できる情報が存在している。その上、もしSteve Pieczenikを信用するなら、情報工作員が穏健な反クリントン逆クーデタを押し進め、何千というクリントン‐ポデスタEメールを、ウィキリークスに手渡したのである。そしていま我々は、アメリカ国土安全保障省が、ジョージア州の選挙装置に、少なくとも10回、ハッキングを試みたという事実まで知っている。

http://yournewswire.com/wikileaks-seth-rich-leaked-clinton-emails/
http://www.zerohedge.com/news/2016-12-14/georgia-confirms-homeland-security-attempted-hack-election-database-10-separate-time

だから、これらすべてのハッキングとかリークとか言われているものは、内部的に、米合衆国内部の情報源から浮上したもの、そのほとんどが、直接、政府内部者の工作員か、もしくは党官僚から出たものと思われる。
もう一つの特記すべきポイントは、アメリカ政府は、世界で最も悪名高い犯罪集団であることであり、絶えず、他の主権国家の国内選挙や問題に、介入して干渉し、犯罪行為を次々に行って、外国の指導者を暗殺し、主権をもった政府を転覆させる、何十ものクーデタを実行してきたことである。
http://listverse.com/2009/07/11/10-cases-of-american-intervention-in-latin-america/
http://www.globalresearch.ca/a-timeline-of-cia-atrocities/5348804

そして目をそらしてならないのは、地球舞台の主要な役者のすべては、お互いに、特にサイバー・スパイにおいて、相手をスパイする点では同罪だが、ここでもアメリカが主たる犯行者になっていることである。だから、このように、ワシントン自身が1世紀以上も犯してきた最も罪のある、その同じ侵略行為でもって他国を責めるという、このよこしまな非難ゲームの観念全体が、控えめに言っても極端に偽善的、はっきり言えば悪魔的なのである。にもかかわらず、もう何世紀にもわたる、この種の二枚舌と傲慢こそ、まさに“アメリカ例外主義”が罪を問われることもなく、世界中で犯罪を行ってきたゆえんである。

http://www.cse.wustl.edu/~jain/cse571-14/ftp/cyber_espionage/
http://www.salon.com/2016/08/02/the_hypocrisy_of_american_exceptionalism_missing_the_big_picture_of_the_dncs_alleged_election_meddling/

(中略)...

注意を払っている人々は、1950年代初期の冷戦時代と、マッカーシズムという“アカ恐怖”を思い出すだろう。その当時、多くの人々の命が、いわゆる共産主義者または共産党シンパとして、不当な烙印を押されることによって奪われた。深層国家アメリカが再びこれを演じている。それは、オンラインで真実を語る人々を不当に特定し、罰するもので、その罪状はまたもや、ロシアのプロパガンダに与するスパイ罪である。ニュース事件や世界の展開についての正確な説明を、合法的に報道する代替メディア・サイトのブラックリストを作るということ――そして、企業メディアのウソつき自身が、フェイク・ニュース宣伝という恥ずべき犯罪を行っているにもかかわらず、これらのサイトを、“フェイク・ニュース”ソースだと虚偽の弾劾をすること――これは、政府と主流メディアが何十年も無際限に行ってきた、同じペテンをさらに増強するものにすぎない。

https://www.mtholyoke.edu/~lillsie/McCarthyism/Victims.html
https://theintercept.com/2016/11/26/washington-post-disgracefully-promotes-a-mccarthyite-blacklist-from-a-new-hidden-and-very-shady-group/

(中略)...

近年は、政府とマスメディアの企業化された併合が、米軍、CIA、ハリウッドのFBI連絡機関を使って、権力とメディア・コントロールを強化して、ますます少数の手に集中させ、結局、6人の寡頭政治家が、6つの最大のメガ・メディアをコントロールし、今日のニュースの90%以上の流れをコントロールしている。ほとんどすべてのテレビ番組とハリウッド映画が、現在、純粋な深層国家プロパガンダとして、外国の戦場で死んだ米兵の、次の世代を洗脳するための最上の募兵の手段として、1世紀以上にもわたって機能している。これによって、今日現れてきたものは、ファシスト政府陰謀団であり、これが、連日、深層国家の代行者である主流メディアが配達するウソのプロパガンダを通じて、不法な支配と権威を維持しているのである。

http://www.globalresearch.ca/one-world-governance-and-the-council-on-foreign-relations-we-shall-have-world-government-by-conquest-or-consent/5541363
http://www.newsbud.com/2011/11/30/the-rockefeller-world-council-on-foreign-relations-the-trilateral-commission/
http://www.globalresearch.ca/lights-camera-covert-action-the-deep-politics-of-hollywood/11921
http://www.globalresearch.ca/the-glories-of-americas-wars-made-in-hollywood-by-the-pentagons-propaganda-machine/5387521

――前半終わり――

(以下略)

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