「安倍晋三記念小学校」国有地払い下げ疑惑:あべぴょん「今話を伺って初めて知った」&籠池理事長「安倍氏が自民党総裁になってすぐに止めた」はウソ

竹下雅敏氏からの情報です。
 予算委員会の安倍首相の答弁の文字起こしです。24分から25分のところです。森友学園が小学校を作る際に、「安倍晋三記念小学校」の名称を用いて寄付を呼びかけていたという話に対して、安倍首相は、“今話を伺って初めて知った”とした上で、文字起こしの赤字部分の答弁をしています。答弁の内容から、あべぴょんが総理になる前の話だとわかります。第二次安倍内閣は2012年12月26日から始まっていますので、あべぴょんが、“私はそこでお断りしている” といったこの話は、これ以前の時期だとわかります。
 ところが新聞赤旗によると、森友学園の籠池理事長は、2012年の9月、昭恵夫人を通じて、“「安倍晋三記念小学校という名前にしたい」と安倍首相に申し出て内諾を得た”と言っているのです。しかも“安倍氏が自民党総裁になってすぐに、それらの振り込み用紙の活用を止めた”としています。ところが、実際には寄付を呼びかけていたのは、日刊ゲンダイの記事にあるように、2014年のことなのです。
 これらの事実は、あべぴょん籠池氏の両方が嘘をついているということになります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍首相 森友学園「私が関わっていたら、総理大臣を辞める!」福島伸享の質疑2/17衆院・予算委員会
配信元)


24:00〜25:00

安倍首相「これ、私が総理を辞めたときにですね、うちの妻が(森友学園の籠池理事長を)知っておりまして、いわば私の考え方に非常に共鳴している方でですね、その方から小学校をつくりたいんで『安倍晋三小学校』にしたい、という話がございましたが、私はそこでお断りしているんですね。私、まだ現役の国会議員だし、えー、総理大臣を辞めたけれども、この先まったくもう復帰することを諦めたわけではないので、まだ現役の政治家である以上、私の名前を冠にするのはふさわしくないし、そもそも、私が死んだあとであればまた別だけれども、えー、何かそういう冠をしたいのであれば、私の郷土の大先輩である、たとえば吉田松陰先生の名前とかをつけたらどうですか?という話をしたわけでございます。」


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配信元)


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「安倍晋三記念小学院」名で当初寄付集め 不透明な国有地売却受けた大阪・森友学園 学校名“安倍氏も内諾”理事長が証言
引用元)
 幼稚園児に「教育勅語」を唱和させることで知られる大阪市の学校法人「森友学園」(籠池=かごいけ=泰典理事長)が開校を予定している私立小学校が、安倍晋三首相の名前を冠した「安倍晋三記念小学院」と命名して寄付を集めていたことが16日、分かりました。

(中略) 

籠池氏によると、2012年9月の自民党総裁選の直前に昭恵氏を通じて「安倍晋三記念小学院という名前にしたい」と安倍首相に申し出て内諾を得たといいます。

 その後、同学園は寄付を募る振込用紙に「安倍晋三記念小学院」と名称を書き込んで配布。安倍氏が自民党総裁になってすぐに、それらの振込用紙の活用をやめたとしています。

(以下略) 


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大阪・森友学園 寄付募った名称は「安倍晋三記念小学校」
引用元)
(前略) 

不可解な国有地売却問題が浮上した学校法人「森友学園」(大阪市)が問題の小学校設立の寄付を呼びかけた際、ナント「安倍晋三記念小学校」なる名称を用いていた。

「1口1万円で寄付を呼びかけられたのは、2014年のこと。森友学園がちょうど大阪府に小学校の新設認可を申請していた時期で、経営する『塚本幼稚園幼児教育学園』の園児の保護者に、ゆうちょ銀の払込取扱伝票を何度も配っていました」(保護者のひとり)

(以下略) 

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