竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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首相補佐官が前川前次官に「加計の手続き急げ」と直接圧力の新事実! 天下り処罰も加計認可反対派の一掃が目的
引用元)
LITERA/リテラ 17/5/27
加計学園問題で、また新たな情報が出てきた。昨年秋ごろ、当時文科省事務次官だった前川喜平氏が官邸の首相補佐官に呼ばれ、加計学園の獣医学部開学に向けて“手続きを急げ”と圧力をかけられていたというのだ。
その首相補佐官とは、和泉洋人氏。文科省は2003年に「獣医学部の新設は認めない」という公示を出しており、和泉首相補佐官は前川事務次官を呼び出すと、〈告示改正の手続きに向けて「(大学を所管する)高等教育局に早くしてもらいたい」と要求〉したのだという。
(中略)...
昨年の秋といえば、特区を担当する内閣府が「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」などと文科省に加計学園の早期開学を迫っていたことが内部文書によってあきらかになっているが、今回の報道は、同時期に官邸が直接、文科省に圧力をかけていたことを示す。
(以下略、続きは引用元でご覧下さい)
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配信元)
週刊新潮によると、こういうことですかね。
— Shigeo Hayashi (@HAYASHI_twit) 2017年5月25日
吉田大輔元高等教育局長が加計学園の学部新設に反対
↓
官邸が吉田局長をクビに
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退職した吉田氏の再就職先を文科省がアシスト
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前川喜平事務次官が天下り斡旋の責任を問われ退職
「そもそも」すべては、加計学園をめぐる官邸と官僚の軋轢。 https://t.co/iTp0fdnedL
週間新潮読むと、その辞任のきっかけとなった天下り(吉田高等教育局長の早稲田大学への再就職)は、吉田局長が加計の獣医学部新設に強硬に反対したことがきっかけだったという見方が書いてありますね。 https://t.co/zReAWY8WS2
— kentarotakahashi (@kentarotakahash) 2017年5月25日
記者になって36年。霞が関と永田町にで長く取材しましたが、最も衝撃を受けた記者会見です。その内容は想定をはるかに超えました。ひとつ言えることは、これからはすべてが可視化されていくということ。水面下の駆け引きや脅しはもう成立しない時代です。 https://t.co/hzXtfrnER1
— 小川一 (@pinpinkiri) 2017年5月25日
学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画で、文科省が内閣府から「総理のご意向」と早期開学を促されていたとする文書を巡り、文科省の前川前事務次官は会見で「文書は確実に存在していた」と述べました。(賢)フルバージョンは→https://t.co/fyf7ya5P5v pic.twitter.com/3smBLGCTDg
— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) 2017年5月25日
ツイートにある通り、吉田大輔元高等教育局長が加計学園の学部新設に反対していましたが、官邸が首をすげ変えたと言われています。退職した吉田氏の再就職先を文科省が斡旋し、このことの責任が問われて、前川事務次官は退任します。
引用元のリテラによると、すでにこの時官邸は、“出会い系バー通い”を把握していたようで、前川氏の退任がスムーズだった理由がわかる気がします。
「総理のご意向」文書の藤原豊審議官も、当初は獣医学部新設を困難とみていたようです。2016年2月に行われた今治市との面談では、加計学園の医学部新設に反対の立場だったようです。それが秋には、「官邸の最高レベルが言っていること」などと言って文科省に圧力をかけるなど、変節しています。背景には、前川氏同様の圧力があったのではないかと推察されます。
最後のツイートには、“水面下の駆け引きや脅しはもう成立しない時代”とありますが、この通りだと思います。これまでのように悪事を隠し通せる時代ではなくなってくるはずです。