注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
佐喜眞氏と玉城氏の違いを見せつけたのが、IRと辺野古だった。
玉城氏は国会で追及した事実をもとに、IRは米国の胴元だけが儲けて日本人の客は収奪されるだけ、カジノは不要、ときっぱり。
佐喜眞氏は「いままでの観光に満足できない人がいる。研究する必要がある」。カジノをめぐっても官邸ベッタリだった。
県知事選挙の争点となる辺野古埋立てについて佐喜眞氏は「法治国家なので、法的手続きを待つ」とかわそうとした。
玉城氏は承認撤回の法的根拠を示した。「沖縄県の権限によって公有水面埋め立て法に基づき、法律に基づいた地方自治体がとったきちんとした手続きだと思います。(海底の)断層、高さ制限などの問題が出てきた」。
佐喜眞氏は「普天間基地の返還」だけを繰り返し、辺野古新基地建設については一切口をつぐんだ。
(以下略)
え?「一般公開しないことなどを条件に」ってなんすかこれ?
(中略)
一般の県民全てに開かれた場所での討論会がそんなに恐いですか??
県連の意向であれ本人の意向であれ、
これは県民に失礼だと思う。
(中略)
議題が「辺野古」に移った際のあの佐喜真さんの発言とその後の場内のザワつきと、直後の佐喜真さんの(客席から見ててちょっとびっくりするくらいの)狼狽ぶり・・
佐喜真さんはなんと言ったか(中略)、さらに問題はその後の発言「(基地の建設については)こちらに出来ることには限界があるので・・」というコメントに場内が騒然としたんですよ。
まじで「限界」って言いよった。
翁長さんが命懸けでこだわった一線を 否定も肯定もせずにぼかした末の 絵に描いたような歯切れの悪い言葉の流れの中で出ちゃった(ぶっちゃけ)「限界」というひとこと。
(中略)
不用意な発言でなく正しいと思っているならば、ごにょごにょ言い淀んだ末の同じフレーズの繰り返しでなくて、「基地はその場合容認するのだ」と、「政府に従います」と(前の仲井眞さんは そこについてははっきりそう言っていたのに)きっぱりと言えば良いではありませんか?
(以下略)
【#沖縄県知事選挙 公開討論会1】#玉城デニー「高校時代はロックミュージシャンを目指していた。
— 仁尾淳史(note始めました) (@atsushi_mic) 2018年9月5日
私の政治の師匠は小沢一郎氏だが今回の立候補をするにあたって息はかかってない色々精査していく上であとは君が決めなさいと言われた。」
佐喜真さんの政治の師匠は菅義偉さんですか?「あっはい」 pic.twitter.com/UujO49yc73
辺野古新基地建設について問い質すのは、佐喜真さんの曖昧戦術を衝くうえでもっとも強力な質問になるはずだったが、佐喜真さんは普天間基地周辺の部品落下事故に苦しむ市民について熱心に語り、基地被害に苦しむ市民に寄り添う姿勢を印象付けることに成功している。よく練られた戦術だと思う。
— 遊 (@namibiz) 2018年9月5日
この討論会からいろんなものが浮き彫りになったと思う。佐喜真さんは準備ができており討論会に消極的な印象を覆した。逆に資料と首っぴきのデニーさんは準備不足だったと思う。
— 遊 (@namibiz) 2018年9月5日
9月30日の沖縄県知事選まで日が無い。いま一度沖縄県民に向き合って政策を作り訴えてほしい。
チバリヨー、デニーさん!
自公が推す佐喜真氏、無所属新人の町議候補の事務所に顔を出すほどのマメさ。
— 日田里 JIN太(フォロー歓迎・ダイエット継続) (@jinta_hidari) 2018年9月5日
デニー玉城さん陣営も地道な活動よろしくです。 https://t.co/7HKS54wrdB
ネトウヨが共産党を嫌いなのはわかるけど、完全に宗教ですやん。終わってますやん。実際にはこんな構図なわけではないですからね。いい顔をして、経済を活性化させると言いながら、実際にはまったく逆のことをしてくる無能の方が恐ろしいですがな。でも、多くの人はこのビラを信じる傾向にある。 pic.twitter.com/2v0kjUcKr3
— ちだい(正直、公正な選挙ウォッチャー) (@chidaisan) 2018年9月4日
石垣島で配られているオール沖縄に対する中傷ビラが、あまりにネトウヨすぎる。政策に対する批判は大切だと思うけど、過激派とつながっているだの、中国の影響力を拡大しようとしているだの、デマがすごい。こういうビラが普通に信じられてしまう風土がある石垣島。日本のカルト化は着々と進んでいる。 pic.twitter.com/1oqZFIhPqD
— ちだい(正直、公正な選挙ウォッチャー) (@chidaisan) 2018年9月4日
田中龍作ジャーナルによると、両候補の違いが明確に現れたのが「辺野古」と「IR(カジノ法案)」だったということです。これは、官邸対国民の図式からも当然と思われました。
しかし実際に会場で討論を聞いた有権者の受けた印象は、ひと通りではないと思えました。佐喜真氏の「辺野古問題」のごまかしに狼狽を見て、デニー氏に余裕があったと思う方があると思うと、まじめに資料を見て話すデニー氏よりも、佐喜真氏の部品落下事故に苦しむ市民に寄り添う発言が成功していたと感じた方もいました。翁長夫人の「若い方々に届いていない」という懸念を思い出しています。
また「佐喜真陣営がすでに準備万端で望んでいる」というのはこういうことか、と分かったのは、明らかにデマのネガティブキャンペーンがあらゆる手段で始まっていることでした。候補の主張の内容が「よく分からない」場合、有権者は簡単に印象操作されてしまう、そこを周到に準備していたのか。
世界一凶悪な連中を相手に、潔白な選挙を戦うデニー陣営の難しさは、まさにここにあるのでしょう。