強烈な腐敗臭が漂い始め、関係者を困らせている豊洲市場 ~建物が閉鎖形で空気が滞留しやすく、頻繁に水を流して清掃できないことが原因~

竹下雅敏氏からの情報です。
 様々な問題が指摘されている豊洲市場は、強烈な腐敗臭が漂い始め、関係者を困らせているとのことです。ツイートを見ると、“あまりの悪臭に嘔吐した”人がいるようで、食品を扱う場所としては、こうした悪臭は論外ではないでしょうか。
 築地市場と違って、豊洲市場は“閉鎖形で空気が滞留しやすいこと”と、“頻繁に水を流して清掃できない”ことから、こうした問題が起こっているようです。
 現状でこれなので、梅雨時期や夏場はどうなるのかと思うと、やはり、築地市場に戻るしかないのではないかと思います。
 “続きはこちらから”は、悪臭以外の問題点です。一連のツイートを見ていると、日本という国自体が、腐敗し滅びていく様を見ているようで、いやになります。オリンピック利権に目の色を変えている連中と、日本を崩壊させている連中は、一致するのではないかという気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」
引用元)
(前略)
開場から1カ月足らずで、見逃せない問題が発生した。市場の建物内で強烈な「腐敗臭」が漂い始めているという。

「開場後、数日間は問題なかったんだけど、日を追うごとに生臭さがヒドくなってきてますね。特に仕事が終わる直前の午前10~11時になると、腐ったような強烈な臭いがします」と言うのは、ある仲卸関係者。
(中略)
築地には縦横40~50センチで深さ1メートルほどの大きな排水溝がありましたから、清掃時に水を大量に流し、多少、魚のウロコなんかを流してしまっても問題はなかった。でも、豊洲の排水溝は深さがたった20センチ程度です。築地と同じ感覚で水を流すとすぐに詰まってしまう。場所によっては、魚の血肉の混ざった水があふれ出ている所もあるようです」(別の市場関係者)

 つまり、豊洲は築地に比べ、清掃が行き届きにくい構造だということ。常に外気にさらされ風が通り抜ける築地とは違い、閉鎖型で空気が滞留しやすいことも臭いの原因になっているようだ。
(以下略)
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豊洲に魚介の悪臭スポット=換気悪く、空気こもる
引用元)
(前略)
豊洲市場(江東区)の売り場や通路などの一部に、さまざまな魚介類の臭いが混ざった悪臭がこもり、関係者を困らせている。
(中略)
特に臭いが強いのが、豊富な種類の水産物が大量に並ぶ鮮魚の卸売場周辺。奥まった通路の隅や階段、エレベーター内などは「干しイカとたくあんが混ざった感じ」「薬品と魚の臭いがミックスした悪臭」などが鼻を突くという。
(中略)
仲卸売場でも「築地では嗅いだことのない嫌な臭いがところどころで漂う」(マグロを扱う仲卸業者)。東京都の管理担当者は「建物の気密性が高いのである程度はやむを得ない。築地になかった長靴を消毒するマットの臭いなども影響している可能性がある」と話す。豊洲のメリットの一つとされる外気を遮断した衛生的な構造が、裏目に出てしまった形だ。
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配信元)
 
 
 
 



 
 

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