18/11/20 ソルカ・ファール情報：トランプの高官が暗殺。アメリカの人々に民主党が押し付けようと計画した「祖国カード」と、ヒラリー・クリントンを結び付けた後だった

投稿者：ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

借金で身動きの取れないベネズエラにて、中国が国民監視カード実験

本日クレムリンに出回っている【ロシア】対外情報庁（SVR）の背筋が寒くなる新報告書には、ドナルド・トランプ大統領下の薬価制度改革【に関する米保健福祉省】長官付き上級顧問ダニエル・M・ベストが、【ロシア連邦】財務省（MoFA）に問い合わせを送信してきた後、48時間経たずして暗殺されたと記してありました。

――何故ムンディファーマ（中国）製薬会社は中国の通信【機器】大手ZTE社【※中興通訊】に対して資金を注ぎ込み、【ZTEが】ベネズエラに「祖国カード」なるものの製造を融資できるようにしてやっているのか、これに関して情報を持っていないか【との打診でした】。

――【このベネズエラの】IDカードは所有者のデータを政府のコンピューター・サーバーに送信するもので、人々が生きるためには頼【らざるを得ない】政府支給の食糧や医療、そして其の他の社会補助に次々とリンクされていっており、政府はこのカードを使って市民を追跡し、褒美を与え、罰するのです。

――そしてこの暗殺に対してトランプは、ベネズエラをテロ支援国家リストに入れることで即座の報復措置に出ました。

ディープ・ステートに頭を何度も殴られて死ぬと、自殺扱いに

当該報告書によりますと、アメリカ合衆国保健福祉省のアレックス・アザー長官は2018年３月29日にトランプ大統領がダニエル・M・ベストを【アザー長官付きの】薬価制度改革に関する上級顧問に任命したと発表しました。

――委任された内容は「処方箋医薬品の高い価格を下げるために旗振り役を務めること」だそうで、「どこに死体が埋められているのか分かっている」【※相手の後ろめたい秘密を握っている、という意味の言い回し】というこのアメリカ製薬会社の元重役には打ってつけの仕事でした。

2018年10月30日、ベスト米保健福祉省【長官】上級顧問は【ロシア】財務省に公式な問い合わせを送ってきたと当該報告書は続けます。

――というのも【ロシアの】財務分析の派遣団がその日ベネズエラに赴いていたからで、【ベスト上級顧問は】以下の三社の資金繰りに関する具体的な情報を要請していました：
江蘇恒瑞医薬、
ムンディファーマ（中国）製薬会社、
そして中国の通信機器大手ZTE社【※中興通訊】です。

ロシアは国際銀行間通信協会（SWIFT）システムに入っており、加盟国同士は捜査の場合に協力する義務がある、と当該報告書は詳述しています。

――【ですが】ベスト米保健福祉省【長官】上級顧問が要請してきた具体的な資金情報というのは、米国に対しては隠蔽されていたベネズエラの秘密に満ちた仮想通貨【を使った】支払い構想内の話だったため、SWIFTの領域外のものでした。

――ただし、【ロシア】財務省【が派遣した】分析官たちには【開示されていたのです】。

ベスト米保健福祉省【長官】上級顧問は、【ロシア】財務省に対して2018年10月30日に情報の問い合わせを送信してから【ほんの】数時間の内に、アメリカ政府公式の保健福祉省のブログにて、自分が如何に米国内の医薬品の価格の高さに対処していくかを詳細に記した内容を投稿しました。

――しかしながら、【情報共有要請の送信から】48時間もしない2018年11月１日には、自宅の車庫の横で頭部に幾つもの鈍器損傷を受けて死んでいるのを発見されたのです。

――この【どう見ても】明らかな他殺は、公表された主張を支える何らの証拠もなしに“自殺”としてすぐさま片付けられてしまいました。

中国企業の背後にいたアメリカ大手製薬会社、その創始者一族はヒラリーに多額の献金

ベスト米保健福祉省【長官】上級顧問が暗殺されたのを受け、【ロシア】財務省はすぐさまSVR【※ロシア対外情報庁】に支援を要請した、と当該報告書は続けます。

――そしてロシアの情報分析官たちは即座に、ベストが江蘇恒瑞医薬に関して資金情報を問い合わせてきたのは、この中国の製薬会社がアメリカ国内のジェネリック医薬品の売り上げを倍以上に増やしたのが原因だと突き止めました。

――しかもベネズエラ【での販売】よりも高額な価格設定にしているのにも関わらず、です。

一方、SVRによるムンディファーマ（中国）製薬会社の分析では、【ムンディファーマが】アメリカの巨大製薬会社パーデュー・ファーマの完全所有だと判明した、と当該報告書は説明します。

――【そしてパーデュー・ファーマの】創立者で所有者であるサックラー一族とは、アメリカにおけるオピオイド危機を引き起こした責任を一手に負っている存在です。

――しかもこれを可能としたのは、アメリカの人々から【サックラー家の】おぞましき医療犯罪を隠しおおすべく、数えきれないほどの大金をヒラリー・クリントンに支払ったからでした。

別の大手製薬会社の利権もオバマ民主党にがっつり絡んでいた

パーデュー・ファーマは、その違法な医薬品市場構想のせいで世界中で訴えられながら、死に至りかねない自社のオピオイド薬の販売を中国でも開始しようとムンディファーマ（中国）製薬会社を立ち上げた、と当該報告書は更に述べています。

――そうして彼らは何百億ドルもの売り上げを手にすると、その内の相当額を中国の通信【機器】大手 ZTE社に送金していました。

一体どうしてパーデュー・ファーマがそのような大金を ZTE社に送金していたのかを調べていくと、SVR情報分析官たちは一連の送金がアイルランドのとある製薬会社によって調整されていたことに気が付きました。

――複数の子会社を通じ、アメリカで医薬品を開発し、販売させているホライゾン・ファーマ社です。

――しかも【ホライゾン・ファーマは】2012年にはパーデュー・ファーマのペーパーカンパニームンディファーマ（中国）製薬会社と、ラテンアメリカで医薬品を販売するための独占協定に署名していました。

2015年にホライゾン・ファーマはオバマ政権の牙城シカゴ市に自らのアメリカ本社を移転させていますが、この都市はその前年の2014年には巨額の政府補助金によってMATTERと呼ばれる健康【医療】技術【新興企業】養成区域を設置しており、その共同設立者はホライゾン・ファーマのCEO【＝最高経営責任者】ティモシー・ウォルバートでした。

――もう一人の共同設立者キャラリン・ノウィンスキー・コリンズ医学博士はUI LABSのCEOとしてこの会社全体の研究開発を監督しており、中でも外せないのが技術部門主任のケヴィン・マクダンです。

――彼は「アグレッシブ・マルチファセット・テクノロジー」という分野で中国と米国にて高度技術職に就いていたイギリス国籍の人間として、SVRでも長らく知られています。

もしトランプの代わりにヒラリー・クリントンが勝利していたら……勝利していなくてもアグレッシブでマルチファセットな牢獄がすぐそこに

ベスト米保健福祉省【長官】上級顧問が暗殺される前に【接触】した【ロシア】財務省による要請を受け、集めた事実を鑑みるに、彼は【どうやら】ヒラリー・クリントンが権力の座に就くや否や民主党主導でアメリカの人々に課そうと計画されていた「祖国カード」的システムの制定を実は調べていたのではないかとSVRは確信するに至ったと当該報告書は結んでいます。

――中国での開発と融資は、【アメリカの】民衆から隠すためでした。

――そして【このアメリカ版祖国カード】は、最初の大規模な対象としてオバマケアと呼ばれる医療【保険制度改革】システムに入っていた誰もが強制的に適用され、そこからは政府の【何らかの】給付を受け取る全てのアメリカ市民を絡み取るべく拡大される予定だったのでしょう。

――しかし裏に隠された真の目的とは、アメリカ合衆国の全ての人々を【対象に】、生活のあらゆる側面が監視され支配【可能】なハイテク牢獄に入れるというもので、彼らはもう既にその中へと踏み込みつつあります。





翻訳：Yutika

註：原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております（※水色部分は引用部分です）。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【　】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。

ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。

Writer

Yutika

体癖：８−２、エニアグラム：４
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業（英語&仏語）をしております。