注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
県が19日に確保した医療機関の病床365床に対して入院中は381人だった。県によると、報告には時差があるため、一時的に100%を超えたが、実際は全員が入院できている。とはいえ、満床に近い状態は続いたまま。県の糸数公保健衛生統括監は「医療機関にさらに病床が確保できるか相談する」と述べた。
(以下略)
沖縄県は北部で軽症者向け宿泊療養施設の確保を進めている。北部保健所が複数のホテルと交渉している。療養施設が那覇市にしか無いため、やむなく自宅療養を選ぶ軽症者もいる。迅速な宿泊療養施設の確保が求められる一方、ホテル側からは風評被害を心配する声も上がる。
(中略)
県が本島で運用する宿泊療養施設は那覇市内のホテル2カ所のみで、北部の軽症者も那覇で療養している。医療関係者によると、家庭内感染を懸念しながらも「家族と離れて一人で療養するのは不安だ」と考え、自宅療養を選択する患者もいる。関係者は「怖いのは自宅療養によって同居の高齢者らが感染し、重症者が増えることだ」と指摘する。
(以下略)
#報ステ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) August 19, 2020
『Go To』の影響で沖縄や大阪の感染者増!!
『Go To』の対象を沖縄から外すという考えに…
尾身会長「ある程度沖縄の感染が下火になっている」
しかし、沖縄県は反論。
「重症化リスクの高い人の割合が増えている。『下火』というのは今は当たらない」
専門家なのに命より経済か?☠️ pic.twitter.com/3UwrjTNB0q
#news23
— 但馬問屋 (@wanpakuten) August 19, 2020
沖縄、新規感染者数は昨日の倍以上。人口10万人あたりの感染者数では全国一多く、『ステージ4』に…
かつて「『ステージ4』は緊急事態宣言を出す時期だ」と尾身会長は言っていたが、今は「沖縄は下火だ」ー
加藤厚労相は、「この指標はあくまで目安」
↑
おいおい!💢 pic.twitter.com/v1W0twSApZ
(中略)
第10地域支援群は、在沖陸軍兵や軍属らを対象に発出した10日付通達文書で、異動で沖縄に到着した要員が移動制限を守らず、ビーチパーティーなどの大人数での集会で、移動制限や社会的距離(人との間の距離を2メートル保つ)など、複数の規制が順守されなかった結果だと指摘。今後は、基地外のレストランなどでの飲食を禁じるなど、追加的行動制限を講じると通達している。
(以下略)
昨日緊急事態宣言が出た沖縄県のコロナ感染者1日ごとグラフです。
— 猪股東吾/大袈裟太郎 𝕆𝕆𝔾𝔼𝕊𝔸 𝕋𝔸ℝ𝕆 (@oogesatarou) August 1, 2020
5月ー7月までほぼ新規感染を抑え込んでいるのがわかります。しかし、7月20日前後から感染が急増します。
この2週間前にあたるのが7月4日アメリカ独立記念日の米兵によるマスク無しの300以上のパーティです。動画は下記。 pic.twitter.com/k4KUXVViTK
7月4日沖縄県中部の公園で、300人以上の米兵が無許可のパーティをした動画です。その他にも在沖米軍基地内外で同様のパーティは複数、開催されていました。
— 猪股東吾/大袈裟太郎 𝕆𝕆𝔾𝔼𝕊𝔸 𝕋𝔸ℝ𝕆 (@oogesatarou) August 1, 2020
その後、基地外で飲酒運転をして検挙された米兵が陽性であった事案も確認されています。pic.twitter.com/O5Ycacwbsm
この結果、在沖米軍にコロナクラスタが発生したことは米陸軍も公文書で指摘しています。
— 猪股東吾/大袈裟太郎 𝕆𝕆𝔾𝔼𝕊𝔸 𝕋𝔸ℝ𝕆 (@oogesatarou) August 1, 2020
そしてこのクラスタが沖縄県内に感染を拡大させたことは上記のグラフからも明白です。
沖縄に異動の米兵 コロナ渦中に移動規制守らず 感染拡大の理由と米陸軍指摘 | 沖縄タイムスhttps://t.co/1pv7lTmMBJ
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中国の武漢では、当時「医療施設にかかっていた過剰な負担を軽減する目的もあり、症状が重い患者は病院に入院させる一方、症状が軽い患者には自宅での隔離生活を指示していた」のですが、自宅隔離では感染拡大は収まらず、「中国のある省の調査では、集団感染の80%が自宅隔離を指示された患者を感染源とするものだった」ことが分かっています。
武漢では集団隔離施設を作り、“症状の軽い患者を全て隔離し始めてから、感染拡大が劇的に鈍化”しました。自宅療養では家庭内感染を防ぐのが難しいのです。高齢者の多い日本において「怖いのは自宅療養によって同居の高齢者らが感染し、重症者が増えること」です。「迅速な宿泊療養施設の確保が求められる」のは沖縄県だけではないと思います。
さて、“続きはこちらから”をご覧ください。今の沖縄の苦境が「GoTo」によるものなのは明らかだと思うのですが、その発端は在沖米軍基地の米兵ではないかというもの。
在沖米軍基地の10日付の通達文書で、“異動で沖縄に到着した要員が…ビーチパーティーなどの大人数での集会で、移動制限や社会的距離など、複数の規制が順守されなかった結果”、在沖米軍基地での感染が大幅に増加したと指摘しています。
ツイートには、「7月4日沖縄県中部の公園で、300人以上の米兵が無許可のパーティをした動画」があり、“その後、基地外で飲酒運転をして検挙された米兵が陽性であった事案も確認”されているとのこと。このビーチパーティーの2週間後の7月20日前後から、沖縄では感染が急増しています。
「軽症者向け宿泊療養施設の確保」は、米軍に協力してもらうのが筋ではないかと思います。