大阪市立大学名誉教授・井上正康氏の新型コロナウイルスに関する解説動画 ~「新型コロナ」に関するもっともな疑問に対する的確で鮮やかな説明

竹下雅敏氏からの情報です。
 読者の方から、大阪市立大学名誉教授・井上正康氏の「井上正康オンライン現代適塾」を教えて頂きました。今回は冒頭の関連動画を紹介します。1.5~2倍速でご覧ください。
 視聴者からの「新型コロナ」に関するもっともな疑問、
Q1. 集団免疫は本当に獲得されているのか?(1分15秒~)
Q2. 「東アジアでは免疫が獲得されている」ことと「数ヶ月で消える免疫」は矛盾している。(10分~)
Q3. マスク着用について。(11分20秒~)
Q4. やっぱりマスクをした方がいいのでは?(15分53秒~)
Q5. 風邪とは符合しません。夏でも感染拡大しました。また、欧米では風邪が存在しないとでもおっしゃるのでしょうか?(25分57秒~)
Q6. 上久保先生は「11月に新型コロナは終息する」といっていましたが…。(27分35秒~)
Q7. ワクチンについて、接種は? リスクは?(28分5秒~)
Q8. ACE2受容体は腸に一番多くあって腸で感染すると書かれてました。どうやったら新型コロが鼻や喉で感染せずに腸にたどり着くのでしょうか? そして、腸に多いというのは、鼻や喉と比べたらどれくらいの数の比較で多いのでしょうか?(38分33秒~)
Q9. 後遺症について。糖尿や高血圧などの基礎疾患にどう具体的に影響して重症化を招くのでしょうか?(45分30秒~)
Q10.ウイルス干渉により椅子取りゲームになるのでコロナとインフルエンザの同時流行はないということでしたが、先に感染したウイルスに対し発動した免疫反応が遅れて侵入したウイルスも叩いてくれるからという考え方なのでしょうか?(49分10秒~)
Q11.2019年からヨーロッパに住んでおります。私の集団免疫が備わっている可能性は低いでしょうか。東アジア人の遺伝子は、ヨーロッパの変異株に対してはどうでしょうか。(50分50秒~)
Q12.約59%が無症候性感染によるものという結論なのですが、無症状の人からの感染についてお聞かせください。(52分8秒~)
Q13.変異株について。(56分47秒~)
に的確な解答を与えていました。
 Q4のところで、井上正康氏は新型コロナを「糞口感染」であるとして、トイレの感染対策を強化すべきだと指摘しています。19分40秒のところでは、武漢でトイレの土管を通じて、下層(の階)から上(の階)に感染した例を挙げ、「糞口感染」であるとしているのですが、同時にこれは「空気感染」の例でもあります。
 私は、トイレでの感染対策が重要であることは同意しますが、「空気感染」が感染での主経路だと考えているので、この点の見解が少し異なるのかなと思いましたが、その他は、これまでに時事ブログでお伝えしてきた事柄を、井上正康氏が専門家として、鮮やかに説明してくださるので驚きました。
 小さな子供にマスクをさせるのは論外で、“将来的に障害が起きなければ良いが…”と心配です。だからと言って、「マスクを外せ!」を言うのは、あまりにも短絡的。“続きはこちらから”の翡翠氏の記事は以前に取り上げましたが、大事なので、もう一度登場してもらうことにしました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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特番『井上正康先生に訊く!視聴者からの『新型コロナ』疑問、質問に答えます!』ゲスト:大阪市立大学名誉教授 井上正康氏
配信元)
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配信元)
 


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マスクは必要?不要?現状に憤る理系院卒が解説します!
引用元)
(前略)
メディアなどでこのような図をよく見ると思います。


(中略)
ケンブリッジ大学で行われた研究で…コロナウイルスよりも小さな20ナノメートル(0.02マイクロメートル)の粒子でさえも、不織布マスクの網目を89%通り抜けることができなかったのです。


不思議ですよね? なぜ、網目より小さい粒子が網目を通り抜けることができなかったのでしょうか?
 
実は、マスクのフィルターとしての効果は、”ふるい”として網目より大きな粒子を引っかけることではなく静電気やファンデルワールス力により繊維の表面に粒子を付着させることで効果を発揮しているのです日本エアロゾル学会)。


(中略)
むしろ、粒子が小さくなるほど静電気の力やファンデルワールス力で繊維に吸着しやすくなります。マスクのフィルターとしての効果を疑うよりも大事なことは、マスクの縁と顔の隙間を少しでもなくすことです。
(以下略)

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