NHK日曜討論にNHK党の「自爆テロ」〜 安倍晋三と統一教会、岸信介とCIAなど公然のタブーを地上波に乗せてしまう鳥獣戯画

 6/26、NHK日曜討論で国防をテーマとする際に、NHK党黒川幹事長が唐突に「安倍元総理が統一教会の集会に参加」「自民党は米公文書でCIAから資金援助を受けていた」と述べ、その上で「自民公明は外国勢力の利益のための政治を行なっているのではないか」と発言しました。公然の事実でありながら地上波ではタブーであろう事柄を言い切ってしまったことに驚きましたが、さらに歌まで歌ったとあって呆気にとられました。(竹下家では「自爆テロだ」とウケたらしい。)忖度NHKにとっては前代未聞の珍事だと思いますが、自民党の茂木幹事長は「事実に反する発言」と憮然とし、日頃は数に物を言わせて好き放題している自民、公明が「民主主義のルールに従って(発言すべき)」と苦々しげにたしなめ、あげく不祥事議員のデパート維新まで「やめていただきたい」と踏ん反り返ったのは鳥獣戯画のようです。図らずも茂木幹事長自身の“事実に反する発言”をも引き出しました。
 これについての、ゆるねとにゅーすさんの考察が腑に落ちました。「マスコミ界のタブーにどんどん突っ込んでいくこと自体は素晴らしいことなんだけど…」「これでは、多くの視聴者に対して『ただの頭のネジが外れた変な人』とのイメージが植え付けられてしまっただけなのではないかな。」「自民党や安倍一族が統一教会やCIAの支配下にあることなども『変な人が言ってる荒唐無稽の陰謀論』といった風になってしまうし、」「自民公明や維新を勝たせることに協力しているのでは?(つまり、今回の放送自体が一種の茶番劇なのでは?)と疑いたくもなってくる。」と。なるほど。確かにまのじも「変な人だ」と思ったわ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【日曜討論】N党黒川幹事長「安倍氏が統一教会の集会に参加していた」「祖父の代からCIA」「自民はCIAから資金援助を受けていた」→茂木幹事長「事実に反する発言をしないように」NHKアナ「今すぐ発言を止めなさい」
転載元)
どんなにゅーす?

・2022年6月26日放送のNHK「日曜討論」において、NHK党黒川敦彦幹事長が「安倍元総理が統一教会の集会に参加し大炎上していた」「自民党は米公文書でCIAから資金援助を受けていたことが分かっている」と発言した上で、「自民公明は外国勢力の利益のための政治を行なっているのではないか」と批判した

・これに対して、自民・茂木幹事長は顔を引きつらせながら「事実に反する発言をしないように」とコメント。この他にも黒川氏は「安倍のせいだ~♪安倍のせいだ~♪おじいちゃんの代からCIA!おじいちゃんの代からCIA!」と歌い出し、アナウンサーが「今すぐ発言を止めるように!」と強く制止。ネット上で大きな反響が沸き起こっている。

(中略)



(中略)
(中略)

N党黒川氏がNHK日曜討論で仰天パフォーマンス!テレビ界のタブーに深く切り込むも、アカペラパフォーマンスで「ただの頭のおかしい人」扱いに…!


(中略)

これはまたかなりの”荒技”に出てきたわね。
安倍一族や自民党が統一教会やCIAと深い繋がりがあることを突いたのはとても良かったのに、それ以外の(ガーシー云々の)話は余計だったうえに、最後の妙なアカペラパフォーマンスで台無しにしてしまったわ。

黒川氏が指摘していた統一教会やCIAのくだりは本当のことなんだけど、「事実に反することは言わないでもらいたい!」との茂木幹事長の(ウソ)発言やNHKアナの”強制制止”の対応の方がまともにみえてきてしまう…というね。
自民公明が海の向こうの資本家勢力に完全にコントロールされている実情を指摘していくことは非常に重要だし、マスコミ界のタブーにどんどん突っ込んでいくこと自体は素晴らしいことなんだけど…全体の雰囲気をみると、どうも「今の日本政治の腐敗をどうにかしたい」「社会の閉塞感を変えていきたい」といった真剣さや熱意が感じられないし、これでは、多くの視聴者に対して「ただの頭のネジが外れた変な人」とのイメージが植え付けられてしまっただけなのではないかな
こうなると、自民党や安倍一族が統一教会CIAの支配下にあることなども「変な人が言ってる荒唐無稽の陰謀論」といった風になってしまうし、こうした様子を見ていると、かえって(スタジオに同席していた)自民公明や維新を勝たせることに協力しているのでは?(つまり、今回の放送自体が一種の茶番劇なのでは?)と疑いたくもなってくる

つまり、現在の日本全体がグローバル資本勢力のコントロール下にある実情までもが「おかしな人が言っているおかしな言説」と多くの視聴者が認識することに繋がっては、日本国民の間でますます分断や対立が広がり、結果としてグローバル資本家層にとってますます都合がいい社会環境に”劣化”していってしまう恐れがあるということだわ。

れいわの山本太郎氏らもこうした「グローバリズムのさらなる深化」に対する危機感を繰り返し訴えてきたけど、こうした実情や事実までもが「荒唐無稽のおかしな陰謀論」と多くの有権者に認識されかねないし、反グローバリズムを掲げながら「真に市民に寄り添った政治」を訴えてきた愛国的な政治家・政党にとってもマイナスに繋がってしまう恐れがある。

これまで私たちは、N党について「自民党(グローバリスト)の補完勢力」であることを疑ってきたけど、やはり、意図的にまっとうな野党勢力のイメージダウンや弱体化に協力している疑いがあるし、そもそもN党そのものも幸福の科学から資金援助を受けていることを立花さん自身が公言していたものね。

とにかくも、今の日本の危機的状況をどうにか変えたいと本気で思っているのであれば、まずは、真摯・真剣に人々に訴えかけていくことが不可欠だし、やはりN党のこうした炎上商法的なやり方は賛同できない上に、野党全体のイメージすら大きく落としかねないことを強く危惧しているよ。

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