[The Voice of Russia]オーストラリア アサド政権を支持するデモ行進

竹下雅敏氏からの情報です。
The Voice of Russia から2本の記事を紹介します。私も対シリア決議案に拒否権を行使したロシアと中国に感謝しています。他の国々の大半は欧米に脅されているとみています。
(竹下 雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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オーストラリア アサド政権を支持するデモ行進
転載元)

 オーストラリアのシドニーではシリアのバシャル・アサド大統領を支持し、外部からのいかなる介入にも反対するデモ行進が行われた。 

「シリアに触るな」というグループの呼びかけに応じて、数百人が5日、シリア国旗やプラカードを掲げてシドニーの町を行進した。

 またデモの参加者らはロシアおよび中国に対して、対シリア決議案を安保理で否定したことに感謝の気持ちを示した。ロシアと中国は、3度にわたって拒否権を行使している。

AFP


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シリア 目撃者が見た現実
転載元より抜粋)
VOR「ロシアの声」の特派員は現地で生活するアレッポ大学職員、ファーティマ・バナウィさんに話を聞いた。

-私たちは町に出る回数をできるだけ少なくしています。そこはあまり安全ではありません。常に何かの集会が行われていますし、それはシリア自由軍が組織しているものです。地元の人々はそれらの集会には参加していません。

-町の普通の人々はいまどのように生活しているのでしょう?

-物価は高くなりました。蜂起軍側は定期的に食料を乗せた車両や商品を載せた車両を攻撃しています。それは自分たちが使うためではない様で、捨てたり燃やしたりしています。なぜかは分かりません。多分、住民たちが政府に対して抗議を行うようしむけているのでしょうか。分かりません。それとか今日の朝などは、蜂起軍側はパン屋を脅したりしていました。ガスのタンクをたくさん積んだ車両で乗り付けて、「もしも今日店をオープンしたら、お前らを爆発するぞ!」などと脅していたのです。それからパンがないことを理由に、政府を非難するのです。しかし全体として、私たちは状況に対処できています。お互いの家に遊びに行ったり、お互いを支えあおうとしています。全てが落ち着いて、政府軍が彼ら山賊たちを追い払ってくれると信じています。私たちは動揺などしません!

-テレビでは町の様子についてどのように放送されていますか?

-もうそれはどのチャンネルを信じていいのか分かりません。例えば反対派を支持する「ハレブ・トゥデイ」などは、現場から爆発や交戦について現場のど真ん中から放送しています。時には事件が起こる前にすでにニュースを報道しています。これは冗談でありません。本当のことです。

-シリア政府の治安機関は町ではどのように行動していますか?

-政府軍はおそらく地元住民が攻撃されないように努力していると思います。一方の蜂起軍は何らかの争いが起これば、めくら滅法に乱射します。彼らにとって誰が死のうと関係ないのです。子供でさえです!その後、殺された子供たちの残虐な写真を、政府軍の仕業としてインターネットに掲載するのです。

-ダマスカスなどのほかの町では、蜂起軍が住民を追い出し、自分たちが住んでいるようですが・・・

-私たちが自分の家を明け渡すことなどありません!略奪兵や武装勢力であろうと、彼らには教育もなければ、信仰もありません。文盲な野蛮人なのです!

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