注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ツイッター社の報告によると、世界中の政府からコンテンツ削除を求める法的要求があったが「その中で最も多いのは日本からの要求であった」主にジャーナリストや報道機関の投稿を削除するよう要請。
— 桃太郎+ (@momotro018) March 5, 2023
世界一だってよ、やはり自公政権は民主主義の皮をかぶった独裁じゃねえか💢https://t.co/Tm5UG56mAG
Of all demands to Twitter to remove content from governments, 95% came from five countries — Japan, followed by Russia, Turkey, India, and South Korea. https://t.co/NzzLRs6AhA
— The Japan Times (@japantimes) January 26, 2022
Twitterは、ソーシャルメディア企業が火曜日に発表したデータによると、昨年1月から6月にかけて、世界中の政府が過去最多のユーザーアカウントからコンテンツの削除を要求し、その中で最も多かったのは日本だったと発表しました。
同プラットフォームは、最新の透明性報告書のデータによると、この6ヶ月間に各国政府が196,878のアカウントからコンテンツの削除を求める法的要求を43,387件行ったと述べています。
法的要求のうち95%は5カ国からで、日本、次いでロシア、トルコ、インド、韓国であったという。同サイトは、中国や北朝鮮を含むいくつかの国でブロックされている。
1. TWITTER FILES #17
— Matt Taibbi (@mtaibbi) March 2, 2023
New Knowledge, the Global Engagement Center, and State-Sponsored Blacklists pic.twitter.com/8LuoKY9zzA
ニューナレッジ、グローバル・エンゲージメント・センター、および国が後援するブラックリスト
2. On June 8, 2021, an analyst at the Atlantic Council’s Digital Forensic Research Lab wrote to Twitter:
— Matt Taibbi (@mtaibbi) March 2, 2023
“Hi guys. Attached you will find… around 40k twitter accounts that our researchers suspect are engaging in inauthentic behavior… and Hindu nationalism more broadly.” pic.twitter.com/0RpK3kyhHC
「やあ、みんな。添付されているのは...我々の研究者が不真面目な行動をしていると疑っている約40,000のツイッターアカウント...そしてより広くヒンドゥー民族主義です。」
3. DFRLab said it suspected 40,000 accounts of being “paid employees or possibly volunteers” of India’s Bharatiya Janata Party (BJP).
— Matt Taibbi (@mtaibbi) March 2, 2023
But the list was full of ordinary Americans, many with no connection to India and no clue about Indian politics. https://t.co/B5L8KsY6ZH pic.twitter.com/vqijzp9BR2
しかし、そのリストは普通のアメリカ人ばかりで、その多くはインドとは何の関係もなく、インドの政治について何の手がかりも持っていませんでした。
4. “I have no connection to any Hindu folks... Just a Reagan Republican here in CT,” replied “Bobby Hailstone.”
— Matt Taibbi (@mtaibbi) March 2, 2023
“A Hindu nationalist? I’ve never even been out of this country. Let alone the state of NJ,” said “Lady_DI816.”
“These people are insane!” said “Krista Woods.”
「ヒンズー民族主義者? 私はこの国から出たことさえありません。 ニュージャージー州は言うまでもなく」と“Lady_DI816”は言った。
「この人たちは正気じゃない!」と、“クリスタ・ウッズ ”は言った。
5. Twitter agreed, one reason many of the accounts remain active. “Thanks, Andy,” replied Trust and Safety chief Yoel Roth. “I spot-checked a number of these accounts, and virtually all appear to be real people.” pic.twitter.com/HCf1YPjpFa
— Matt Taibbi (@mtaibbi) March 2, 2023
引用元の記事によれば、ツイッター社は、“法的要求の54%に対して、特定の国のコンテンツへのアクセスを「保留」するか、アカウント保有者に報告されたコンテンツの一部または全部の削除を要求した”ということです。
記事には、「法的要求のうち95%は5カ国からで、日本、次いでロシア、トルコ、インド、韓国であった」と書かれていますが、欧米諸国は別のやり方でコンテンツ削除を求めたようです。
その様子は、“続きはこちらから”のマット・タイビ氏の「ツイッターファイル#17」から推測できます。最初のツイートにGEC(グローバル・エンゲージメント・センター)の画像を貼り付けています。
GECは、オバマ政権の2016年の大統領令13721によって設立された機関で、GECの公式サイトには「米国、その同盟国、パートナー国の政策、安全、安定を損ない、影響を与えることを目的とした外国の国家および非国家のプロパガンダと偽情報の取り組みを認識し、理解し、暴露し、対抗するための米国連邦政府の取り組みを指示、指導、同期化、統合、調整する」とあります。
二つ目のツイートに出てくるアトランティック・カウンシルの「デジタル・フォレンジック・リサーチ・ラボ(DFRLab)」は、“米国政府、特にグローバル・エンゲージメント・センター(GEC)から資金提供を受けている”ということです。
DFRLabの公式サイトには「私たちの使命」として、“オープンソース調査を使用して、偽情報がいつどこで発生するかを特定、公開、説明すること。人々のための、人々による政府の基盤として、客観的真実を促進すること。民主的な制度と規範を、デジタル・エンゲージメント・スペースで弱体化させようとする者から保護します”と書かれています。
そのDFRLabはツイッターに、「不正な行動に従事している…そしてヒンズー教のナショナリズムをより広く行っている」と疑われる人々の膨大なリストを送信しましたが、これは完全な偽情報で、リストにあるのは普通のアメリカ人でした。DFRLabはブラックリストを作成していたわけです。
似たような事件として、「ツイッターファイル#15」で、ロシアのBotを追跡調査する専門機関「ハミルトン68」が詐欺情報機関だと暴かれたというのがありました。