2000年に機密解除されたCIAの報告書に「契約の箱」の発見を示唆する記述が見つかる ~1988年12月5日に超能力者の一人が「契約の箱」を視覚化

竹下雅敏氏からの情報です。
 3月26日のデイリー・メールの記事によると、2000年に機密解除されたCIAの報告書に「契約の箱」の発見を示唆する記述が見つかったということです。
 記事の内容は分かりにくく要領を得ませんが、実際に「契約の箱」が発見されたということではなく、1988年12月5日に超能力者の一人が「契約の箱」を視覚化したという話です。
 リモート・ビューイングとは、超感覚的知覚を用いて、遠隔地にあるものや隠されたもの、人、出来事を視覚化する技術のことです。1970年代から1994年まで、スタンフォード研究所(SRI)で施行された『スターゲイト・プロジェクト』は、軍事作戦に遠隔透視能力(リモート・ビューイング)を使用する超極秘計画でした。
 1980年代後半にCIAの関与のもと、国防情報局(DIA)で運営された米国政府の極秘プロジェクト『サン・ストリーク』はスターゲイト・プロジェクトをさらに発展させたものでした。このプログラムでは、訓練を受けた少数のリモートビューアーが採用され、座標や抽象的な指示を与えられ、ターゲットを「見る」ように指示されました。
 1988年12月5日に行われた実験で、特定の座標が与えられた遠隔透視者は透視を開始し、ターゲットが何であるかを伏せられていたにも拘らず、「契約の箱」と考えられる物体の描写を始めたということです。
 「ターゲットは木、金、銀で作られており、六翼の天使で飾られている」「ターゲットはエンティティ(存在)によって保護されており、現時点では、許可された者だけが開くことができる。この箱は、適切な時間になるまで開くことはできない」と語ったようです。
 キンバリー・ゴーグエンさんは、実際に「契約の箱」が開かれた際の体験を語っています。2024年3月22日配信の『契約の箱とゲートキーパープログラム|フリーメーソンは何故白と黒の市松模様を好むのか?』をご覧ください。
 キンバリーさんは、「契約の箱」は9つあり、“7つの「契約のマイナー・アーク」があり、2つの「契約のメジャー・アーク」があり、ゲートキーパーは近づくことができませんでした”と話しています。
 また、期限切れになったために「現在アークは機能していません。今ではかわいいコーヒーテーブルのようになっています」とも話しています。キンバリーさんの話が事実なら、「契約の箱」が発見されたとしても、貴重な骨董品としての価値しかなさそうです。
 しかし、トランプが純金のアーク(聖櫃)のレプリカをマール・ア・ラーゴに置いているということと、昨年トランプによって国防長官に指名されたピート・ヘグセスが、“エルサレムに第三神殿が再建されると心から信じていると宣言し、イスラエルによるヨルダン川西岸併合も求めた。トランプ大統領が政権を握れば、イスラエルは「必要なことをする」べきだと宣言した。”というのは気になります。
 こうしたタイミングで「契約の箱」の記事が出てくるのは、彼らが「エゼキエル戦争」を想定しているからとしか思えません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

※全文はツイッターをクリックしてご覧ください
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機密指定を解除されたCIAの極秘計画サン・ストリーク文書に「米国政府はリモートビューイングで失われたアークを発見した」と書かれてある
転載元)
2000年8月に機密指定を解除された CIA「サン・ストリーク計画」文書の表紙

cia.gov

ラスタファリ運動とリモートビューイングに引き戻されて

英デイリーメールで、ややおもしろい記事を見ました。

内容そのものは、旧約聖書に出てくる「契約の箱」についてのもので、これは、スティーブン・スピルバーグ監督のインディ・ジョーンズ・シリーズの最初の作品である「レイダース / 失われたアーク」で描かれて有名になったものでもあります。

契約の箱 - Wikipedia

契約の箱は、『旧約聖書』に記されている、十戒が刻まれた石板を収めた箱のことである。証の箱、掟の箱、聖櫃、約櫃、ソロモンのアークとも呼ばれる。

メール紙の記事は、機密解除された CIA 文書に、「行方が分かっていないとされている契約の箱を1988年に CIA が発見していた」ということが書かれているものなのですが、興味深いのは、「それをリモートビューイング(遠隔透視)で探り出した」とあることでした。

そして、何より興味深かったのは、「契約の箱はエチオピアにあることが突き止められた」ということなども含めて、ずいぶん過去に書いたいろいろな記事の内容を思い出させてくれるものでした。


「契約の箱」について書いた記事は、見ますと、もう 10年前のもので、以下の訳のわからないタイトルの記事です。

(中略)
リモートビューイング(遠隔透視)については、2020年の元旦に書いた以下の記事でふれています。

(中略)
2020年1月1日の In Deep より

1970年代のアメリカに、国防省の指揮下の組織である「諜報庁」というものが当時あり、そこに、「遠隔透視(リモートビューイング)部隊」というものが実際に存在していました。

当時、米スタンフォード大学に「超能力に関する研究」を行っていた機関があり、その機関と共に 1990年代まで研究が続けられていました。

しかし、米ソの冷戦が終わったことで、リモートビューイング作戦を継続する意味がなくなり、1995年にアメリカ国防省から遠隔透視部隊は消滅しました。

indeep.jp
(中略)
もっといえば、リモートビューイング作戦は、アメリカ陸軍の超極秘計画「スターゲイト・プロジェクト」という流れ上にあるもので、Wikipedia には以下のように書かれてあります。

  > アメリカ陸軍の超極秘計画に付されたコードネームのひとつ。軍事作戦に遠隔透視能力(リモート・ヴューイング)を使用する。

スターゲイト・プロジェクトは、それ以前はさまざまなコードネームで呼ばれていましたが、今回の CIA の文書が書かれた際のコードネームは、「サン・ストリーク計画」でした。
 
冒頭の写真が、その文書の表紙で、2ページ目には以下のように書かれています。


cia.gov

日本語にしますと、以下のようになります。

サイコエナジェティクス (精神エネルギー)

遠隔透視 (RV)
・未知の精神プロセスを介して遠隔地や隠されたデータを説明する能力

遠隔アクション (RA)
・未定義の物理的メカニズムを介して物理的または生物学的システムに影響を与える能力
(中略)
前置きが長くなってしまいましたが、デイリーメールの記事はわりと長いですので、そろそろご紹介します。

ここからです。

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CIAの秘密文書によると、契約の箱が発見されたという
Secret CIA files claim Ark of the Covenant has been found
dailymail.co.uk 2025/03/26

1981年の映画「レイダース 失われたアーク」に登場した契約の箱。

十戒が入っていると信じられている箱の場所は長い間謎だったが、CIA の文書によれば契約の箱は発見されていたという。

聖書によれば、契約の箱は紀元前 13世紀頃、イスラエル人がエジプトから逃げた直後に作られた。その後、モーセは十戒を箱の中に納めた。

CIA は 1980年代に、遠くの物体、出来事、あるいは他の人々に関する情報を知覚できると主張する個人を対象にして実験(リモート・ビューイング / 遠隔透視実験)を行った。

報告書には、リモート・ビューアー No. 032 にターゲットの位置を特定するための座標が与えられたテストの1つが詳しく記載されており、中東に隠されている契約の箱について説明されている。
(中略)
この箱が存在したという証拠はまだ見つかっていないが、2000年に機密解除された CIA 文書には、1988年に発見されたと記載されている



文書には以下のように記されている。

「ターゲットは容器だ。この容器の中には別の容器がある」

「ターゲットは木、金、銀で作られており、六翼の天使で飾られている」

遠隔透視者は、この棺桶型の物体は「中東のどこかにある」と言い続け、その地域でアラビア語を話している人々が見えるとも語った。

しかし、実験が始まる前に、遠隔観察者には、これは失われた契約の箱を探している実験だということは知らされていなかった。
(中略)
この CIA 文書は、謎に包まれた「サン・ストリーク計画」の残骸であり、米国政府が何年も前から箱のありかを知っていたことを示唆している。

1970年代から 1980年代にかけて、国防情報局 (DIA)や CIA を含む他のいくつかの情報機関は、「遠方の出来事」に関する情報収集手段として「超常能力を持つとされる」個人を雇用した。

サン・ストリーク計画は、「リモート・ビューアー」と呼ばれる超能力者を使って、座標のみを使用してターゲットに関する情報を収集しようと試みた計画だった。

遠隔透視者は、自分の意識を身体の外に投影して遠く離れた場所を観察できると言われている。
(中略)
この文書には、1988年12月5日に実施された訓練演習について記述されている。

その遠隔透視者は、神聖な遺物を探すために意識を肉体の外に投影し、その過程で観察したことを書き留めた。
(中略)
「このターゲットは中東のどこかにあるようだ。そこにいた人々の話していた言語はアラビア語のようだ」と霊能者は書いている。

その遠隔透視者は、近くにモスクのドームに似た建物があり、人々は「ほぼ全身白の服を着て」「黒い髪と黒い目」をしていると描写し、以下のように書いている。

「私が注目した人物の一人は口ひげを生やしていた」

ターゲットは隠されている。地下、暗い、湿っているといった特徴がターゲットの場所の特徴だ」

「ターゲットの目的は人々を一つにすることだ。それは儀式、記憶、敬意、復活と関係がある」

そこには、私たちが現在知っているものよりもはるかに優れた精神性、情報、教訓、歴史的知識の側面がある

ターゲットはエンティティ(存在)によって保護されており、現時点では、許可された者だけが開くことができる。この箱は、適切な時間になるまで開くことはできない」

遠隔透視者はさらに、時が来れば「ロックシステムの仕組みはかなり単純であることが判明する」と述べ、こじ開けたり叩いたりして箱を開けようとする者は「箱の守護者によって我々には知られていない力を使って破壊される」とも語った。

報告書の残りの部分には、おそらく遠隔透視セッション中に霊能者が作成したと思われるスケッチや走り書きの文章が掲載されている。

これらには、建物の特徴と思われる絵、ドーム型の屋根を持つモスク、並んでいる 8体の「ミイラ」、車輪、そして「セラディン (Seradin)」と呼ばれる翼のある生き物などが描かれている。



遠隔観察者は、ドーム型の天井と窓のある「白いモスク」のスケッチを描いた。



遠隔透視者は尾、くちばし、爪を持つ翼のある生き物を描き、それを「セラディン (Seradin)」と名付けた。

この文書には、「死」「禁じられた」「保護された」「恐ろしい」「破壊された」「痛み」「苦悩」など、一見ランダムだが不吉な言葉のリストも複数含まれている。
(以下略)

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