[SBS TV]武装解除するウクライナ兵も、親ロシア派と協議 〜善悪の価値基準〜

竹下雅敏氏からの情報(2点)です。
 事実を知らないために多くの人が騙され、悪がまかり通るようになります。メディアが正しい情報を報道すれば真の悪人が誰なのかがすぐにわかり、ウクライナで起こしているような悪事をアメリカが成すことが出来ません。要するに悪事を行っている者は、自分たちが行っていることを暴露されると終りなのです。逆に正しい行動を取っている人は、真実が明らかになることを望みます。
 要は善悪の価値基準という観点で見れば、光が当たって困ることをしていない人が真の光の側に立っているのであって、暴露されると自分たちの居場所が無くなる者たちが、光あるいは正義を装う悪なのだということがわかります。隠し事の多い人ほど、より黒いということなのだと思います。
 夫婦の間ですら隠し事ばかりする世の中なので、なかなかこの世界では正義が通らないわけです。世の中を良くしたいのであれば、まずあなたの心の中から隠し事を無くさなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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武装解除するウクライナ兵も、親ロシア派と協議
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

————————————2点目————————————
空軍基地の急襲で反キエフ軍に4名以上の死者が出たようだが、住民側につくウクライナ兵の映像も
転載元)
キエフのクーデター政権は東部や南部の軍事的制圧を宣言、部隊が派遣されている。急襲されたクラマトルスクの空軍基地では、立てこもっていた「義勇軍」に4名から11名の死者が出たと伝えられている。

ウクライナ軍のほか、国家安全保障国防会議のアンドレイ・パルビー議長によると、彼の仲間であるネオ・ナチを中心に編成された「親衛隊」の部隊が東部や南部へ向かい、またアメリカの傭兵会社、アカデミ(旧社名はブラックウォーター)系列のグレイストーンから派遣された戦闘員もこの作戦には参加しているようだ。セルゲイ・ラブロフ露外相によると、約150名の傭兵がウクライナのソコル(特殊機動警察)の制服を着て活動、ロシアでの報道によると、ドネツクの近くで20名ほどの傭兵が反クーデター派に拘束されたという。


制圧作戦を指揮しているというSBU(ウクライナ治安局)のバシリー・クルトフ将軍は記者に対し、降伏しない活動家は「破壊される」と語ったという。そうした活動家はロシア軍の情報機関GRUが派遣した数百名の兵士から支援を受けているとも主張したようだが、EUの情報分析センター(EU INTCEN)のゲオルギ・アラフォツォフ長官は、ウクライナ東部にまとまった数のロシア兵は存在しないとフィンランドのテレビ局に語ったという。

現在はCIAの下部機関になったと言われるSBU、ネオ・ナチを中心に編成された「親衛隊」、あるいは傭兵などは反クーデター派を「破壊」しようとしているかもしれないが、正規軍は違うようだ。インターネット上にはロシアの国旗を掲げて走る装甲車や、「義勇軍」側についた兵士の様子が流れている。

擬装帰順だという意見もあるが、「親ロシア」というよりは「反ファシスト」の感情がウクライナに広がっているようで、ネオ・ナチに服従したくないと考える兵士が出てくるのは自然なことだ。こう考えると、全てが擬装だとは考えにくい。今後、IMFの政策など「国境なき巨大資本」の正体が明確になれば、キエフの「親EU派」の中からも暫定政権に反対する人が増えてくるだろう。

ポーランドのトマシュ・シモニャク国防相はNATO軍を、またネオコン系の中東政策ワシントン研究所(イスラエル・ロビーのAIPACに近い)のジェームズ・ジェフリーはアメリカ軍を派遣しろと主張している。それだけキエフのクーデター政権はウクライナ国内で支持されていないということだろう。ネオ・ナチを使ったクーデターで実権を握った非合法な暫定政権に反発するのは当然だ。

両者ともロシア軍がウクライナとの国境近くに4万名程度の部隊を集結させている証拠だとしてアメリカ政府が公表した写真を軍隊派遣の根拠にしているが、ロシア政府は昨年8月に行われた軍事演習のときに撮られたものだと反論している。

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