[SankeiBiz]低年収ほど仕事の目的は「給料」 年収1000万円以上の不満は?

竹下雅敏氏からの情報です。
 このようなアンケート調査にどれほどの意味があるのか良く分かりませんが、少なくともこの記事を書いている人は、お金が幸福に大きな影響を与えると考えているようです。
 事実は、お金と幸福は相関関係がほとんどありません。実際に路上生活者の中に幸福な人が居るからです。非常に簡単にざっくりと言ってしまえば、“取り立てて欲しい物が何もない”と言う人が幸福な人なのです。こうしたアンケートから伺えるのは、低年収の人はお金が欲しいと思っているわけで、高収入の人はまた別なこと(記事で言えば職場でのより強い権限など)が欲しいと思っているのかも知れません。要するに、どんな年収であれ何らかの不満を持ち続け、あれが欲しいこれが欲しい、あれがこうだったらどんなに幸せだろうというように、常に不満ばかりだということに基本的に変わりはありません。
 仕事に不満が無くとも家庭に不満があったり、年収は少なくとも趣味の世界で生き生きとしていたり、幸福を年収と結びつけるという発想がそもそもどうかしています。お金は必要なだけあれば良いのです。高年収の人は必要以上にもらっているように思います。
 以前モンゴルの遊牧民の男性で、子供は学校に通っているということでしたが、取材の俳優が彼に“何か欲しい物はありませんか?”と聞いた時に、“何もありません。私は今の暮らしに大変満足しています。神に感謝しています”と言っていました。お金を持たない人の言葉です。地球上にこのような真の意味で幸福な人が一体何人居るのかということです。少なくとも1人は居ます。私がそうですから。幸福な人の人数が増えるほど、地球はより豊かな星へと変化していくと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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低年収ほど仕事の目的は「給料」 年収1000万円以上の不満は?
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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