[ラジオイラン]アメリカがヨルダンでテロリストを訓練 / 「米大統領が空爆を断念」

竹下雅敏氏からの情報です。
 アメリカはイランと協力して、テロ組織「イラクとシャームのイスラム国(ISIS)」と戦うイラクのマリキ政権を支援する可能性が高いということを、ウオール・ストリート・ジャーナルで言っていますが、イラン側はすべてお見通しのようです。時間が経つほど、アメリカの陰謀がネットを通して人々に知られていくので、彼らも相当焦っているはずです。
 集団的自衛権の解釈改憲の強引さを見ても、アメリカが相当に追い詰められているということがわかります。オバマにしても、安倍にしても、このどうしようもない連中が、それなりの支持率を維持しているということが問題なのです。人々の支持を失えば、彼らが急速に力を無くすはずです。その意味で、こうした悪に私たちが間接的に関わっているということなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカがヨルダンでテロリストを訓練
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ヨルダンの消息筋が、アメリカがヨルダンの軍事基地で、テロ組織「イラクとシャームのイスラム国」のテロリストを訓練していることを明らかにしました。

ニュースサイトIlafが18日水曜、伝えたところによりますと、ヨルダンの消息筋は、2012年にアメリカ軍が、ヨルダンの軍事秘密基地でイラクとシャームのイスラム国のメンバーを訓練していたとし、「この措置は、シリアの反政府武装勢力に対するアメリカの秘密裏の支援として行われた」と述べました。

2012年2月、アメリカのニュースサイト・ワールドネットデイリーは、「アメリカは、トルコとヨルダン北部の訓練基地で、シリアの反政府武装勢力を訓練している」と伝えました。

ドイツの週刊誌シュピーゲルも、3月、「アメリカは、シリアの武装勢力を訓練している」としました。

イラクとシャームのイスラム国は、イラクの隣国であるヨルダンを後方支援の拠点として使用し、このテロ組織と関係のある新たなグループが、近隣諸国のテロリストに武器を供給したり、兵士を派遣したりする活動を行っていることを明らかにしています。

ヨルダン政府は、ヨルダンにイラクとシャームのイスラム国の新支部が設置されたことに対し、これまで反応を示していません。

このテロ組織は、サウジアラビアなどのアラブ諸国やアメリカをはじめとする西側諸国の支援を受け、シリアで活動を開始し、この国で敗北を喫した後、その活動範囲をイラクにまで広げています。

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米紙、「米大統領がイラクのテロ組織への空爆を断念」
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アメリカの新聞ウォールストリート・ジャーナルが、アメリカのオバマ大統領はイラクのテロ組織「イラクとシャームのイスラム国」に対する空爆という選択肢を断念したとしました。

ウォールストリート・ジャーナルは、アメリカの政府高官の話としてこのことを明らかにしました。

このアメリカの政府高官は、「オバマ大統領は、今のところ、イラク軍への戦略的な情報の提供といった別の措置をとるに留まっている」と語りました。

イラクとシャームのイスラム国は、1週間前から、イラクの旧サッダーム・フセイン政権とつながりのある勢力の協力により、ニネワ州のモスルやサラホッディン州のティクリットをはじめとするイラク北部の複数の州の一部の地域を占領しています。

サウジアラビアとカタールは、イラクとシャームのイスラム国を支援しています。これらの国は、このテロ組織への支援のために莫大な費用を費やしています。

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