注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
安倍首相が野党から厳しい追及を受けている、その後ろでニタニタと笑顔をみせている。
「麻生さんの機嫌がいいのは、安倍首相が倒れたら“ポスト安倍”は俺だと計算しているからだろう、と政界ではみられています。とにかく笑顔が絶えない。たしかに、いま安倍首相が退陣に追い込まれたら、後継は麻生さんになる可能性が高い。副総理だし、安倍首相が禅譲するなら麻生さんでしょう。大嫌いな石破茂氏や野田聖子氏には絶対に譲らない。麻生首相なら、安倍首相も政治力を維持できますからね」(自民党関係者)
麻生太郎氏の側近である鴻池祥肇元防災担当相の事務所から、森友学園との面会記録が流出したのも、安倍首相にダメージを与えるために意図的にやったのではないか、といったうがった見方まで出ている。
(以下略)
(中略)
入手した資料は「(仮称)森友学園小学校新築工事に伴う土壌改良工事」との件名が記された「打合わせ記録」。27年9月4日午前、近畿財務局内で同局と国土交通省大阪航空局、法人側の設計業者や工事業者の4者が、建設予定地の地下にあった産廃の処理方法を話し合った際のやりとりが記されている。それによると、設計業者が「予算がつかないのなら、(産廃を)場外に出さない方法を考えるしかない」と発言。財務局は「できれば場外処分を極力減らす計画を考えてもらえないか」と依頼した。
(中略)
民進党の玉木雄一郎幹事長代理は3日の衆院国土交通委員会で、27年9月4日の面会記録の開示を求めたが、石井啓一国土交通相は「打ち合わせの類いのものは、事案の終了後に廃棄している」と述べた。
今日の1本目の編集長の記事の板垣英憲情報には、“麻生太郎副総理兼財務相は…「倒閣策」をめぐらしている”とありました。下の動画の4分30秒〜4分52秒をご覧ください。この中でフルフォード氏は、“安倍降ろしのキャンペーンをやってるのは(麻生)太郎らしい”と言っています。
日刊ゲンダイも、とにかく麻生太郎の“笑顔が絶えない”とし、鴻池事務所から面談記録が流出したのも、“安倍首相にダメージを与えるために意図的にやったのではないか”としています。
最後の産経新聞の記事では、すでに廃棄していると述べていた2015年9月4日の財務省近畿財務局内での4者会合の記録を、産経新聞が入手したとのことです。廃棄したはずの文書を産経が入手したとなると、入手ルートが気になりますが、財務省のトップが麻生であれば、これは十分可能だと思います。