注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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中2道徳教科書の一部。
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) 2019年5月2日
日本は、サムライを育てたいの?なんなんだこれ。 pic.twitter.com/lRimEm9c7e
自民党改憲案の前文の最後の2行、第十二条と重なってくる部分がある気がします。
— uresy ( れいわ新選組推し!) (@uresy1st) 2019年5月3日
疑問を抱かれぬよう、道徳という形で刷り込んでいるのでしょう。 pic.twitter.com/stlIZdS8Yg
知らぬ間に恐ろしいことが起こっていたのですね。
— henkutsubaba (@meggabmu) 2019年5月4日
恥を知らぬ者たちが武士道だのサムライだの、これを印象操作と言わずしてなんというのでしょう。
しかも自分たちこそ「公の為に尽くす立場」でありながら自らが「公」であるかのようなとんでもない錯誤がありそう。
アベが武士道というなら、俺が介錯してやりたい。
— 学森遊子 (@5bKkYTISdwI3iNf) 2019年5月4日
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とる子さんの印象では「道徳の教科書というより思想の教科書」とありました。闇雲にサムライを持ち上げておいて、その矢先に出たのが例の、自民党キャンペーンのとんでも画像です。こちらが恥ずかしさのあまり見て見ぬ振りをしているのに、まさか子供達はこれをあべぴょんだと洗脳されてしまうのか!?
歯の浮くような「武士道」だけでなく、他にも見逃せないツッコミどころとして「権利と義務」を考えさせる内容を取り上げておられました。クラス対抗リレーで選手に選ばれた子が、自分の都合で選手を断る、という設定が与えられ「個人のことが大事か、クラス全体のことが大事か」という非常に気持ちの悪い選択に誘導しているようです。国のために都合の良い人間を作ろうとしていることがあからさまに分かるお粗末な内容に、これを教材にする教師はどうするのだろうと心配になりました。
与えられた設定に対して、改めてヤマ・ニヤマを据えて考えてみると、自分とクラスの非暴力、正直、不盗、禁欲、不貪を見直す、全く異なる学習ができそうです。そこから隣人愛を深めることもできそうです。非難や卑屈ではない、幸せな心を育む道徳教科書はできないものかな。