Finian Cunningham
アメリカのケリー国務長官は、世界中でアルカイダ・ネットワークの新兵募集担当として知られているサウド王室の面々に囲まれて、アルカイダに対する警告を発したとカニンガムは報じている。写真はサウジアラビアのアブドゥラ王の隣で話すケリー国務長官、2014年1月5日。
アメリカ外交政策最高責任者
ジョン・ケリーは、今週早々、彼は
サウジアラビアで演説し、シリアとイラクの
アルカイダは“地域における最も危険な組織だ”と警告した。
アメリカ国務長官は、イラクとシリアのイスラム国(ISIS)に属する過激派に乗っ取られた西部の州における支配権を奪還する為の戦いで、
ワシントンのイラク政府支援を明言した。
良く言うよ、である。シリア政府は、まさにそのアルカイダとつながる過激派を根絶する為に闘っている。ところがワシントンにとって、シリアでの優先事項は、バシャール・アル-アサド大統領政権を潰すことだ。
ケリーは一体どうやって、この矛盾のおりあいをつけるのだろう?
世界中で、
アルカイダ・ネットワークに対する銀行役、新兵募集担当者、武器供給者として知られているサウド王室の幹部連中に囲まれて、ケリーが、この地域のアルカイダに関する警告を発したのは、更にとんでもないことだ。
わずか数ヶ月前、マスコミ報道が、2009年にさかのぼる
アメリカの外交電報を暴露したが、その中で、元駐イラク・アメリカ大使は、
サウジアラビアが、イラクのアルカイダ過激派を資金援助し、武器を与えているとはっきりと述べていた。
公式には、サウド王室は、いわゆる自由シリア軍に属する“穏健派”だけを支援しているというお笑いの虚構を主張している。
2013年10月、建前上、自由シリア軍の為、サウジアラビアに提供された武器が、結局はシリアの過激派過激派の手中に落ちたことを、アメリカ当局者が認めたとニューヨーク・タイムズは報じた。
イラクの情報筋は、今週、シリアにおけるISISの類に供給されたサウジアラビアの兵器が、今イラク西部のアンバル州で、その集団の復活に使用されていることを確認した。
これで事情がお分かりいただけよう。
サウジアラビアにこっそり提供されたアメリカの武器は、イラクでも、シリアでも、宗派間の破壊行為を引き起こす為、アルカイダに使用され、両国を不安定化しているのだ。
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ただ昔ならこういった黙示録的なサブリミナル効果は、それなりの影響力を持ったと思いますが、現在はこの一件がネット上でも炎上し、人々が不安になるどころかフジテレビがコケにされている様子を見ても、彼らの思惑は何ひとつうまく行かないでしょう。この手の連中はワンパターンで、人々の不安と恐怖を煽ることで様々な操作をこれまで人類に対して行って来たのです。微細なエネルギーの次元も含め、現在は神々にことごとく彼らの行為を封じられているため、逆にこの記事のように、人々にこうした手法が暴露される形になっています。