[マスコミに載らない海外記事 他]反アサド反乱は、ワシントンで画策されていた 〜パリ同時多発テロの犯人の1人にチャールズ皇太子 / シリア旱魃は米国による気象兵器〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 チャールズ皇太子は、“シリア紛争の主たる原因のひとつ”として、過去のシリアの旱魃を指摘しています。11月30日からパリで気象サミットが行われることから、パリ同時多発テロはこのタイミングに合わせたものだったことがわかります。
 人々に二酸化炭素の削減を受け入れさせるためのプロパガンダとして、チャールズ皇太子がテレビでこうしたインタビューに答えたのだと思います。
 この記事を見て、ようやく事の真相がわかりました。パリの同時多発テロの犯人の1人に、チャールズ皇太子が含まれることは間違いありません。彼はシリア、ウクライナの混乱にも加担しています。そして彼の発言から、このシリアでの旱魃が米国による気象兵器によってもたらされたものだという確信を得ました。
 すると、時を同じくして、下の重要な記事が出て来ました。太字にした部分をご覧ください。全米科学アカデミーが“気候系に対する人為的影響”とあり、示唆に富む表現ではありますが、気象兵器の影響を排除していないと感じました。ペンタゴンはこうしたことの責任をどう取るつもりなのでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
チャールズ皇太子が指摘、移民危機とテロは気候変動と関連
転載元)
1210019

英国のチャールズ皇太子は、テロと移民危機は気候変動と関連しており、環境問題はシリアの主要な問題のひとつになっているとの見解を表した。TVスカイニュースからのインタビューに答えたなかでこう語った。

気候変動が原因で、今世紀末までに中東に住めなくなる恐れがある © SPUTNIK/ VLADIMIR VYATKIN 気候変動が原因で、今世紀末までに中東に住めなくなる恐れがある

気候変動が原因で、今世紀末までに中東に住めなくなる恐れがある
© SPUTNIK/ VLADIMIR VYATKIN
気候変動が原因で、今世紀末までに中東に住めなくなる恐れがある

「我々が目にしているのは問題に対処できない際の古典的な例だ。」チャールズ皇太子は、すでに20年前に、気候変動の問題を解決し始めなければ、将来人類は乏しい資源と旱魃が原因で深刻な紛争に直面するといわれていたと指摘した。

チャールズ皇太子は気候変動と紛争、テロとの間に直接的な関連があるかとの問いに対し、「米国防総省がこれに注意を向け始めてから数年が立っている」と語り、気候変動が今起きていることに多大な影響を持っていると強調した。皇太子はまた、シリア紛争の主たる原因のひとつとしておよそ5-6年にわたって続いている旱魃を挙げ、このため人々は土地を離れざるを得なくなっていると指摘している。

このインタビューはパリ連続テロ事件の起きる3週間前に録画されていた。

――――――――――――――――――――――――
反アサド反乱は、ワシントンで画策されていた
転載元より抜粋)
Eric ZUESSE
2015年11月10日 | 00:02
Strategic Culture Foundation

ジョナサン・マーシャルがコンソーシアム・ニューズで報じた素晴らしいニュースは、シリア内戦を引き起こした抗議デモを起こした出来事と、あの戦争の本当の起源に関する、欧米における始めての説明だ。

マーシャルのこの記事は一流だ。情報源と、マーシャルによる説明全てをまとめると、シリア指導者バッシャール・アル・アサドを打倒するための戦争が実際どのようにに始まったかという確かな歴史的説明になっている。マーシャルがリンクを貼った元記事は、“アラブの春”が始まる二年前のことを、こう説明している。

    過去三年間、穀物の不作で、地方に暮らす200,000人以上のシリア人が離村し、都市に出ることを強いられ、アレッポ近郊で160のシリア農村が放棄された。この記事だけでも十分悲惨だが、長期的視点で見れば、この意味合いは驚異的だ。これらの村の多くは、8000年間、継続して農耕をしてきたのだ。


ウイキリークスが漏洩した、2008年11月26日の在ダマスカス・アメリカ大使館から、CIAや他の関連機関宛ての極秘電報は、国連食糧農業機関にこう言及していた。

    国際連合食糧農業機関シリア代表アブドゥッラー・ビン・イェヒアは、アメリカ領事館経済事務所と、米国農務省地域代表・農業参事官に、シリアの安定性を損ないかねないと彼が考える、干ばつ状態や他の経済的、社会的圧力の重なりあいの"最悪の事態"と彼が呼ぶものについて概要報告した。


これは、オバマが大統領になる三カ月前、組織としてアメリカ連邦政府が知っていたことだ。当時次期大統領だったオバマは、そうした情報に精通していた。

アメリカ自身の全米科学アカデミーが最近(2015年3月17日)“肥沃な三日月地帯における気候変動と、最近のシリア干ばつの影響”という研究を刊行したが、“肥沃な三日月地帯は、シリア反乱の前、2011年に始まった最も過酷な記録的干ばつに見舞われた。酷い統治と持続不可能な農業や環境政策が特徴的な国シリアにとって、干ばつは触媒効果として、政情不安に貢献した。”この報告書の“意義”の章で、研究者-宣伝屋はこう言って終えている。“気候系に対する人為的影響が、現在のシリア紛争に関係していると我々は判断する。”

マーシャルのニュース報道は、シリア戦争に関するあらゆるニュース報道中、最も重要な一つであり、より広範な注目を受けるに値することは確実だ。

シリア戦争の根源に関する彼の歴史的な説明はここにある。

-----

記事原文のurl: http://www.strategic-culture.org/news/2015/11/10/uprising-against-assad-was-engineered-in-washington.html

Comments are closed.