フルフォード情報英語版 [番外編]:仮想通貨の現状――白龍会からの特別報告書 6/6

 白龍会が何故かいきなり出して来た超なっが~い報告書、これでようやく最終回です。ほんと最後まで仮想通貨のことしか語っていないというorz
 経済学自体が訣分からんのにコンピューターの最新技術までこんがらがって、訳していて「んなもん知るかーっ」と何度ちゃぶ台ひっくり返しかけたことか。こちとら株すら手を出したこともないのに、そんなに勉強しなきゃ駄目ですかね(涙目)。
 前回は、『ダ・ヴィンチ・コード』っぽい象徴学やらカバラの数秘術やらで、文系でも附いていける内容でした。今回も前半はロゴマークだの、ライバル同士の人間関係だので、気軽に「へぇ~」ボタンを押せる話題です。
 但し後半から、コンピューターおたくの世界に再び突入します。最後ですので、なんとか耐えてくださいませ。要するに「安全性と秘匿性がまだまだなんじゃね?」って話がしたいみたいです。でも金融の未来は仮想通貨だよん、と。
 私、最後まで理解出来なかったのですが、なんでそもそも白龍会がこんな話するんですか。いやまぁ、内部の勉強会の覚え書きだろうと情報の共有は有り難いんですけどねぇ……ガチ理系で訳しながら意識飛ばしかけました。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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仮想通貨の現状――白龍会からの特別報告書 6/6
投稿者:フルフォード

象徴としての林檎


象徴学というものはテクノロジーの世界で常に重要な位置を占めていた訣だし、スティーブ・ジョブズが採用した半分齧られた林檎のシンボルは、多少なりともエデンの園へのそこそこ分かり易い関連性を有している。スティーブ・ジョブズはカリフォルニアの仏教徒であった訣だから、智慧と悟りの追及それ自体が悪いものだとは考えていなかったであろうし、我々としては暗黒の世界のために動いているのはビル・ゲイツの方だったのではないかと疑っている。

pixabay[CC0]


どちらにせよ、奇妙なことにスティーブ・ジョブズが果物だけを摂取するダイエット、つまり“エデンの園ダイエット”を取り入れたことは彼の死に何らかの影響を与えたかもしれない。その上、林檎を食べて死んだ初のテクノロジストはジョブズではないのだ:コンピューター科学の先駆者の一人アラン・チューリングは青酸カリの塗られた林檎を食べて死んだ。聖書のエデンの園から何千年経過しても、林檎というのは悪魔が好んで使う兵器のようである。


ライバル関係


テクノロジー【業界】の人間が繰り広げるライバル関係というのは何も新しいことではなく、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズのライバル関係は詳しい裏付けが揃っている。同様に【第四回で登場した】アーケード・シティないしはスウォーム・シティのプロジェクトも、共同創業者間で仲違いを経験した唯一の仮想通貨プロジェクトではない。いつだってコンピューターおたくと大金をひとところに集めれば、“おたく戦争”の舞台が整うというもの。

先に言及したエターニティのプロジェクト【※これも第四回に登場。スウォーム・シティと共にハッキング攻撃を受けた三社の一つ】は主要な開発者の一人、ザック・ヘスと仲違いしている


今年の初めには、ネムが元のチーム・メンバーである武宮誠と公開で論争をしていた


そしてクオンタム・レジスタント・レジャープロジェクト(QRL)は元チーム・メンバーのジョマリ・ピーターソンと公開の口論を繰り広げた


仮想通貨の安全性


QRLプロジェクトはそれ自体が興味深い。“クオンタム・セキュリティ”つまりクオンタム【=量子】コンピューターが仕掛けるハッキング攻撃からの安全性を提供するのが主要な目的だからだ。

ビットコインなど他の仮想通貨は、量子コンピューターにおける現時点での最先端による攻撃に対して安全だと想定されているものの、量子コンピューター技術業界でいきなりの躍進が起これば、殆どの仮想通貨の安全性はすぐさま危険に曝されることになる。それと同時に、スパイ機関や其の他の集団ならば現在【ですら】、大衆に知らされている以上の量子コンピューター能力を有している可能性もあるのだ。

QRLの白書から:
「2015年8月にNSA【アメリカ国家安全保障局】が表向きは量子コンピューター的な懸念により、楕円曲線暗号を廃止する予定だと【発表】しました。

現時点で量子コンピューターがどれ程進化しているのかも、ネット上で共有される仮想通貨プロトコルがポスト量子安全性【※量子コンピューターの攻撃に耐えうる安全性】を有することが出来るよう、この【量子コンピューター】業界における飛躍的進歩が多少なりとも公開してもらえるのかも、判然としません。

それなりに反組織的な起源を持つビットコインは、量子コンピューターの敵に廻る最も初期の標的だと見做される可能性があるのです。」

QRLプロジェクトは先に挙げたイオタ・プロジェクト【※やはり第四回に登場】の競合相手となる。この二つが量子【コンピューター】レベルの安全性を主張している主要なプロジェクトだからだ。しかし、先に指摘したように、イオタ・プロジェクトのコードは既に致命的な欠陥を含んでいることが見つかっている。ということで、量子【コンピューター攻撃への】耐性を有し、今のところいかなる形でも危険に曝されたことのない唯一のブロックチェーンとしては、QRLが筆頭格なのだ。


仮想通貨の秘匿性


ブロックチェーンの安全性は懸念すべきことだが、プライバシーも同様である。元祖仮想通貨(ビットコイン)は設計上、匿名性を有していたが、秘匿性は無かった。つまり、全ての取引が公けに見ることが出来たが、特定の個人や企業の名前が関連付けられることは無かった。

しかし、ほんの少しの探索やデータマイニング【※大量のデータから情報を抽出すること】を行なえば、一部の事例においては特定の取引を特定の個々人と結び付けることは可能なのだ。

これは自分たちの取引が秘匿されるのが当然だと思っていた人々にとっては、明らかに大きな問題である。クレジットカードやポイントカードや情報セキュリティ侵害の世界において、それが間違った思い込みだとしてもだ。
そこで幾つかのプロジェクトが秘匿性の問題を修正すべく誕生した。その中で最も有名なのがイスラエルのジーキャッシュプロジェクトで、“ブラックボックス”に相当するブロックチェーンを作り出した。つまり完全に秘匿されたブロックチェーンだ。

唯一の問題点は、もし元々のブラックボックスのセットアップ過程(“儀式”と呼ばれている)が何らかの形で損なわれた場合は、製作者に仮想通貨を際限なく“プリント”する白紙委任状を与えてしまうことだ。元祖仮想通貨の設計者たちが何としても避けたいと思っていた点である。

ある意味、仮想通貨全般が、政府や中央銀行や銀行カルテルの身勝手な紙幣印刷に対する反応ないしは解決策として見做されうる存在だ。

もし仮にジーキャッシュのチームやその監査人たちが強硬に言い張るように、ジーキャッシュを作り出す“儀式”がいかなる形でも損なわれなかったとしても、仮想通貨コミュニティには少なくとも一定程度の疑惑があるからこそ、当該プロジェクトやジーキャッシュの価格に対する主な逆風となっているのだ。

しかしながら、我々は真正の秘匿性を有する仮想通貨を作り出すという彼らの試みには称讃している。


金融の未来


まとめると、仮想通貨は人々がお互いに資産の所有権や富を取引し、貯蓄し、記録する最優位の手段になる高い可能性がある。少なく見積もっても、我々はブロックチェーンを基にした世界金融システムという未来へ急速に向かっているのだ。

ということで、大量のベンチャー資本がこの業界に参入して来ており、多くの興味深い新興プロジェクトが芽吹いている。【そして】大金が関わるといつもそうだが、悪質な勢力が支配を確立しようと試みている。しかしベンジャミンのブログの読者ならよく御存知だろう。奴らの余命はあと僅かだ。


白龍会が非公式に推薦するもの:
買い:ETHBATLINKBOXICNZRXAEEDGSWTARTQRL 売り:BNTIOTAARCBMCDGDXEM どちらとも言えず:BTCDCNZEC


翻訳:Yutika

註:【 】内は訳者の解説部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して見出しを入れ、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。原文にはないツイートや画像も加えています。


お願い
フルフォード氏本人から快く許可をいただき、英語版レポートをシャンティ・フーラで翻訳して転載させていただいております。ただ、フルフォード氏の活動を支えるためにも有料の日本語版メルマガを購読して応援してもらえると有難いです。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

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