加計学園の獣医学部が認可の見通し …文科省や大学設置審議会長宛に意見書出すも、やる気なし

竹下雅敏氏からの情報です。
 加計学園の獣医学部が、認可の見通しとのことです。自民党が、不正選挙とは言え選挙で勝利したからには、認可が規定路線だと思います。自民党圧勝では、文科省は抵抗出来ません。
 IWJの動画と田中龍作ジャーナルでは、市民団体が“文科省や大学設置審議会長宛に「厳正なる審査を求める」意見書を出した”とあります。ところが、この設置審議会の会長が誰なのかがわからないのです。市民団体は意見書を直接会長に手渡すことが出来ず、文科省の官僚に預けるしかなかったわけです。その意見書を、官僚たちは審議会の会長に手渡すかどうかはわからないというのだから、驚きです。
 この激しいやりとりは、動画の9分20秒以降をご覧ください。これを見ただけで、安倍政権のやっていることが、めちゃめちゃだとわかります。
 “続きはこちらから”以降は、加計問題のこれまでの経緯がわかりやすくまとめられています。ここまで好き勝手にやられて、明らかな犯罪を不正選挙で勝ったから問題なしとされ、これを国民が容認するようだと、日本は暗黒時代に突入するということになります。
 その前に、後1週間ほどで、悪事をなしている連中が暗黒世界の住人になりそうです。彼らの容貌の変化を観察していると、面白いかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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加計学園の獣医学部が認可の見通し 来年4月開学へ
配信元)
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「住民訴訟が起こり、今治市が独自に調査を進め、刑事告発もされている状況で大学設置認可するのは本気か?正気か?」――木村真氏、黒川敦彦氏らが加計学園の大学設置審査に関する意見書を文科省に提出!
配信元)
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加計学園認可間もなく 文科省、マスコミやる気なし
引用元)
(前略)

 衆院選の大勝を受け、安倍首相は加計学園岡山理科大学・今治獣医学部の設置を力づくで認可させる・・・そんな見方が永田町と霞が関で支配的だ。

 認可の発表が今月上旬にも迫るなか、モリカケ疑惑を追及する市民団体が、きょう、文科相や大学設置審議会長あてに「厳正なる審査を求める」意見書を出した。

(中略)

 文科省からは高等教育局・大学設置室の麻生亘・室長補佐ら3人が出席した。

(中略)

 「意見書は大学設置審議会長に渡るのか?」には「検討します」と素気ない返事だ。

 市民団体のなかには豊中市議会の木村真議員もいた。木村議員は、近畿財務局が森友学園に国有地をタダ同然で払い下げた問題を明るみに出した人物だ。

 木村議員は「渡す、渡さないを役人が判断すべきではない」と厳しく詰め寄った。

(中略)

 加計学園・獣医学部をめぐっては次回の大学設置審で認可されそうな気配が濃厚だ。にもかかわらず、「次回がいつなのか」も答えない。議事録も公開されない。設置審議会の会長の名前をさんざん問い合わせても明かさなかった。

 田中が大学設置室の麻生室長に「会長の名前は言えないのですか?」と聞くと、室長は「ホームページに載っているはずです」と冷たく言い放った。

 文科省のホームページで調べた。審議会のメンバーは載っているが、会長の名前はなかった。

(以下略)


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まさに「加計ありき」!安倍政権の加計学園の獣医学部認可はこれだけおかしい。
 安倍首相の「腹心の友」が理事長を務める加計学園が愛媛県今治市で開学を目指す獣医学部について、審査を続けてきた文部科学省の大学設置審議会は、2017年11月2日午後、専門家らによる会議を開き、とうとう認可する方針をまとめたということです。

(中略)

 来週の10日に最終的な結論を林文科相に答申するということですが、2日の会議で方針がまとまったことで、来年2018年4月の開学が認可される見通しになりました。

 この加計学園の加計孝太郎理事長と安倍首相が親しい関係にあることは官僚たちの間で有名でした。

 文部科学省の前川喜平前事務次官は、文科省事務次官在籍時の2016年9月に和泉洋人首相補佐官から、

「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」

と加計学園の獣医学部設置をすすめるよう求められたと証言しています。


(中略)

 さらに、前川氏は同8月には、当時内閣官房参与だった木曽功加計学園理事から

「早く進めてほしいのでよろしく」

と言われたと明かしています。

 また、文科省の内部文書でも内閣府幹部が、獣医学部の早期開学は

「総理のご意向」

「官邸の最高レベルが言っている」

語ったことが記されています。

(中略)

 獣医学部の規制緩和を決めた国家戦略特区諮問会議について安倍首相は、

「ワーキンググループなどのプロセスはすべて公開されている」

としています。

 しかし、2015年6月5日に愛媛県、今治市の担当者が出席したワーキンググループの会合が開かれ、加計学園の関係者3人が同席したのに、公開された議事録からは、加計学園関係者の氏名、発言が記載されず、隠された状態になっていました。「公開」どころか「隠ぺい」した形です。 

 さらには、獣医学部新設には

「既存の大学で対応が困難」

などの4条件が必要とされているのに、
議事要旨には、クリアしたかどうかを詳細に話し合った形跡がないのです。

(中略)

 この獣医学部新設は予定地の愛媛県今治市などが申請し、2016年10月に安倍首相が議長として出席した特区諮問会議で議論されたのですが、安倍首相は事業者が加計学園であることを知ったのは、計画が認定された今年1月になってからと説明しており、安倍首相が嘘をついていることは明らかです。

コロッと変わった安倍首相の説明。

(中略)

 ことは、我が国の行政において、総理大臣の友人だというだけで極めて例外的な優遇を与えるという、法治主義に反する支配がなされていることにあり、これは極めて重大な問題です。

 加計学園の獣医学部認可は白紙撤回し、国会は、加計理事長らを証人喚問して徹底的に事実解明すべきなのです。


これだけ、直接証拠、状況証拠がそろっていたら、裁判でも「有罪」ですよ。

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