シリアに展開しているイラン軍が、ゴラン高原のイスラエル軍に向けてロケット弾を発射? ~攻撃がイラン軍によるものだとして、イランとの開戦から第三次大戦に持ち込みたいイスラエル~

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ大統領がイランとの核合意離脱を発表したタイミングで、中東情勢が緊迫しています。共同通信によると、シリアに展開しているイラン軍が、ゴラン高原のイスラエル軍に向けて約20発のロケット弾を発射したとのことで、イスラエル軍は、シリア領内に報復攻撃を行ったということです。
 ところが、mkoさんの一連のツイートでは、イラン軍ではなくシリア軍による攻撃とのこと。しかもこの攻撃は、これまで何度も行われたイスラエルによるシリア領土へのミサイル攻撃に対する報復であり、防戦的なものだということです。
 イスラエルは、攻撃がイラン軍によるものだとし、イスラエル、イランとの開戦から第三次大戦に持ち込みたいということのようです。
 真相については、今後の情報を待ちたいと思います。ただ、冒頭のスプートニクの記事でアサド大統領が言っているように、第三次大戦が起こる事態には至らないと思います。アサド大統領は、“ロシアには賢明な指導部がある”と発言しています。
 私も同様に考えており、裏では、ロシアと米軍部はディープステート壊滅作戦でつながっていると見ています。私の感覚では、米軍がイスラエルを支援しなければ、ほぼ100%イラン側の勝ちだと見ています。その理由として、現在世界最強の軍事力を持つロシアが後ろ盾であること、イランもロシアと同様に強力な電子妨害兵器を持っていると思われることです。何よりも、正義がイラン、ヒズボラ側にあることが大きいと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シリア大統領 ロシアはシリアでの第3次大戦の勃発を許さない
転載元)

© Sputnik / Michael Klimentyev

 
シリアのアサド大統領は、ロシアは政治的な叡智にたけているため、シリア領内で第3次世界大戦が起る事態に至らせることはないとの見方を示した。アサド大統領はこの発言は、ギリシャのイ・カシメリニ紙からの取材に答えて出されたもの。取材内容は10日、アサド政権が公表した。
スプートニク日本
アサド大統領は第3次世界大戦がシリアで勃発する恐れはないかとの記者からの問いに対し、「(憂慮する)理由はひとつもない。なぜならありがたいことにロシアには賢明な指導部があるからだ」と答えている

アサド大統領は、シリアでのミッションは遂行されたとのトランプ米大統領の発言にコメントを求められると、これを辛辣に非難し、「米国がシリアで遂行している唯一のミッションはテロリストへの支援だ」と明言した。

「我々は全員、米国がシリアで行っている唯一のミッションがなんであるかをよくよく知っている。これはテロリスト幇助だ。支援しているテロリストはその名称、その所属の如何によらない。」
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イラン部隊がロケット弾発射
イスラエル軍に、緊張激化
引用元)
【エルサレム共同】イスラエル軍は10日未明、内戦が続く隣国シリアに展開するイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」が約20発のロケット弾を占領地ゴラン高原のイスラエル軍に向けて発射したと発表した。イスラエル軍は対空防衛システム「アイアンドーム」で数発を撃墜し、死傷者はなかったとしている。
(以下略)
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(速報)イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団が占領下ゴラン高原のイスラエル軍前哨地をミサイル攻撃
イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ(Avichay Adraee)報道官はツイッターのアカウント( https://twitter.com/avichayadraee )を通じて、「10日午前0時10分、イランのゴドス軍団(イラン・イスラーム革命防衛隊)がゴラン高原にある前哨地に対してミサイル約20発を発射した。その一部は撃破され、被害が出たかどうかは分からない」と綴った。
(中略)
レバノンのマヤーディーン・チャンネル(5月10日付)は、「ミサイル数十発」がゴラン高原のイスラエル軍の陣地に対して発射され、イスラエル軍がシリア領内に対して報復として攻撃を行った、と伝えた。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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