データ偽造でアベノミクスの失敗はバレているのに、安倍首相が堂々たるウソ施政方針演説 〜 一国の首相で有りながら「好景気」を信じるお粗末な認識

 28日の安倍首相の施政方針演説は、厚顔無恥に箔をつける堂々たるものでした。
今まさに、データ改ざんにより実質賃金のかさ上げがバレ、アベノミクス失敗がバレ、GDPのかさ上げまでバレて絶賛追求中なのに、国会の場で延々とウソを述べ続ける強引さにネット上では「勤労統計の捏造は無視?」「新たな原稿の練習が間に合わなかった?」など呆れる声が上がっています。
 しかし、田中龍作ジャーナルの記事には、さすがに驚きました。
一国の首相は、本当に、実質賃金マイナスを知らないのかもしれません。総務省、厚労省からのヒアリングでは偽装が確認できる「生データ」を政務三役に見せたという回答が得られていません。「安倍様」は自身に都合の良いデータのみを所望し、それが現実だと妄想し、堂々と礼賛演説をした可能性があります。
 援護するようにNHKでは、またしても「戦後最長の景気回復」と恥ずかしいフェイクニュースを流しますが、いやこれも、安倍様はじめ善男善女は本当に信じているかもしれません。「実質賃金の伸び率マイナス」を大手メディアは報じることなく、多くの国民は日本の好景気を信じ、貧困層が増加するのは自己責任の足りない人々が増えているからと思い込んでいるのでしょうか。
先日、学長職にある人と話した折、「アベノミクスで景気が上向いたので」とサラッと言われギョッとしました。世の中をよく見ている方にして、この言葉。すかさず「いえ、日本は失われた20年ずっと不景気ですよ。」と口走ってしまいましたよ、まのじ。
先方さんは珍獣でも見るような顔をされましたわ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)







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【アベノミクス偽装】 安倍首相は「実質賃金マイナス」を知らなかった 
引用元)
総理は実質賃金がマイナスだとの認識がないんじゃないか。厚労大臣の責任は重い」・・・きょう、国会内で開かれた野党5党による政府(厚労省、総務省など)からのヒアリングで、原口一博議員が指摘した。
(中略)
総務省は生データを見ましたか?」「厚労省は政務三役(大臣、副大臣、政務官)に見せましたか?」・・・アベノミクス偽装の核心が凝縮された黒塗りのペーパーをかざして、原口議員は厚労省と総務省を追及した。
(中略)
生データを見れば、給料の高い会社ばかりを集めて、さらに数字をいじくったことが分かる
(中略)
実質賃金が記録的に伸びるようにしたカラクリの詰まった生データを、役人は根本匠厚労大臣に見せていないようだ。「実質賃金の伸び率がマイナス」であることを、全国紙は野党議員の指摘としてしか報じない。テレビはまったく触れない

 安倍首相が「実質賃金マイナス」を知らなくても、何ら不思議はないのだ。まさしく裸の王様である。
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景気回復「戦後最長」の可能性高まる
引用元)
政府は今月の月例経済報告で、「景気は緩やかに回復している」という判断を維持しました。これによって今の景気回復の期間が6年2か月に達し、戦後最長となった可能性が高まりました
(中略)
景気の回復や後退の時期は、正式には内閣府の有識者による研究会が十分な統計データがそろった段階で判定します。
(以下略)
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