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ぴょんぴょんの「とりプリン?」
ハンガリー・カフェ
ハンガリア狂詩曲かな。
ハンガリーと日本の似てるところ、違うところ
ただ、国の置かれた環境はまったく違う。
海によって、外敵の侵入から守られている、島国日本。
かたやスロバキア、ウクライナ、ルーマニア、クロアチア、スロベニア、オーストリアと合計6カ国に取り囲まれているハンガリー。
海によって、外敵の侵入から守られている、島国日本。
かたやスロバキア、ウクライナ、ルーマニア、クロアチア、スロベニア、オーストリアと合計6カ国に取り囲まれているハンガリー。
古くはオスマン・トルコに何度も占領されたし、ナチスにも攻め込まれたし、ソ連がナチスを追い出した後は共産党支配下におかれ、ようやく民主化へ立ち上がろうとした時、ソ連軍の暴力で抑えこまれ、多くの市民が命を落とした「ハンガリー動乱」。
悲劇続きの国だったが、「激動の冷戦期を経て、民主化を進め、2004年に悲願の欧州連合(EU)加盟を果たした東欧のハンガリー。」(孤帆の遠影碧空に尽き)
悲劇続きの国だったが、「激動の冷戦期を経て、民主化を進め、2004年に悲願の欧州連合(EU)加盟を果たした東欧のハンガリー。」(孤帆の遠影碧空に尽き)
国境線に鉄条網を設置するようなヤツ、EUから見れば完全に異端児さ。
しかし、難民の数が増えるにつれて、EUもオルバン首相を見習うようになり、
「難民政策では、欧州は程度の差こそあれ“オルバン化”してきたといわれるほどだ。」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
しかし、難民の数が増えるにつれて、EUもオルバン首相を見習うようになり、
「難民政策では、欧州は程度の差こそあれ“オルバン化”してきたといわれるほどだ。」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
結論を言うと、宗教だ。
ハンガリー国民の約39%がカトリック信者、12%がプロテスタントで、オルバン首相はプロテスタントだ。(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
「わが党はハンガリー社会へのイスラム系難民・移民の殺到を阻止するために鉄条網を設置し、イスラムの北上を止めてきた」。 (ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
ハンガリー国民の約39%がカトリック信者、12%がプロテスタントで、オルバン首相はプロテスタントだ。(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
「わが党はハンガリー社会へのイスラム系難民・移民の殺到を阻止するために鉄条網を設置し、イスラムの北上を止めてきた」。 (ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
ハンガリーは過去に何度もオスマントルコに攻められ、150年もの間、支配下に置かれていたから、イスラム教はうんざりなんだ。
彼は「欧州の自由を守る」と言うが、それはヨーロッパのキリスト教社会を、イスラム教徒から守ることを意味する。(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
彼は「欧州の自由を守る」と言うが、それはヨーロッパのキリスト教社会を、イスラム教徒から守ることを意味する。(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
冷戦終了後の1991年、ソロスが故郷ブダペストに作った中央ヨーロッパ大学(CEU)を閉鎖に追いやったのは、オルバン首相だ。(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
しかし、若き日のオルバン首相は、ジョージ・ソロスの「開かれた社会」のメンバーとして活動していた経歴もある。(孤帆の遠影碧空に尽き)
「オルバン首相自身、その政治活動の初期、ソロス氏から経済支援を受けてきたことは周知の事実だ。」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
「オルバン首相自身、その政治活動の初期、ソロス氏から経済支援を受けてきたことは周知の事実だ。」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
さらに、オルバン首相という人は、
「EUから距離を置いていて・・・ウラジーミル・プーチン露大統領を称賛している。」(BBC)
「欧州ではトランプ新米大統領の政治信条に最も近い指導者と受け取られている。」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
「フランス国民戦線のマリーヌ・ル・ペン党首もオルバン氏の(選挙の)勝利を祝福した・・。」(BBC)
「ハンガリーは中国の習近平国家主席が推進している『一帯一路』に加盟した最初のEU国だ。」(アゴラ)
あとは、BRICSにも賛同しているとか。
「EUから距離を置いていて・・・ウラジーミル・プーチン露大統領を称賛している。」(BBC)
「欧州ではトランプ新米大統領の政治信条に最も近い指導者と受け取られている。」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
「フランス国民戦線のマリーヌ・ル・ペン党首もオルバン氏の(選挙の)勝利を祝福した・・。」(BBC)
「ハンガリーは中国の習近平国家主席が推進している『一帯一路』に加盟した最初のEU国だ。」(アゴラ)
あとは、BRICSにも賛同しているとか。
2018年12月、ハンガリーでは15000人の市民が参加する大規模なデモがあった。(ハンガリー、「奴隷法」が可決で大規模デモ)
年間250時間までだった残業時間が、400時間まで延長され、残業手当の支払いは3年間先延ばしできる、という改正労働法が採決されたのが理由だ。(AFP)
年間250時間までだった残業時間が、400時間まで延長され、残業手当の支払いは3年間先延ばしできる、という改正労働法が採決されたのが理由だ。(AFP)
「非リベラル国家」とは、自由の度合いが制限されている国。
たとえば、ロシア、中国、トルコみたいに。(孤帆の遠影碧空に尽き)
つまりハンガリーは、個人の権利より、民族や共同体に重きをおく国を目指してるんだ。
たとえば、ロシア、中国、トルコみたいに。(孤帆の遠影碧空に尽き)
つまりハンガリーは、個人の権利より、民族や共同体に重きをおく国を目指してるんだ。
憲法とは、権力の横暴から国民を守るためのものだ。
そして「立憲主義」とは、「憲法で権力を縛る」ことを言う。
しかし、オルバン政権は、憲法に国民の「権利」よりも「義務」を入れてくる。
「仕事をする義務を果たし、個人が責任をとる」べしとかね。(孤帆の遠影碧空に尽き)
そして「立憲主義」とは、「憲法で権力を縛る」ことを言う。
しかし、オルバン政権は、憲法に国民の「権利」よりも「義務」を入れてくる。
「仕事をする義務を果たし、個人が責任をとる」べしとかね。(孤帆の遠影碧空に尽き)
「ハンガリーの同世代から学んだ、『コンフォート・ゾーン』から飛び出すことの大切さ」(HUFFPOST)から引用する。
「政治」が話題になった時、
「日本はまだマシな方だよ」と彼らは言った。
「ここは、communist dictatorship(共産主義による独裁政治体制)そのものだ。」
(中略)
「メディアで反政権寄りな発信をすると、ハンガリーで働けなくなる。実際、オルバン政権を批判し続け、お取り潰しになったメディアもある。」
そのため、テレビをはじめとする多くのメディアは、政府のプロパガンダ機関と化してしまったという。
それでも、Indexで働く彼らは、自分たちの信念を曲げずに、オルバン政権と対峙している。
Facebook, Instagram, あらゆるソーシャルメディアを駆使して。
「政治」が話題になった時、
「日本はまだマシな方だよ」と彼らは言った。
「ここは、communist dictatorship(共産主義による独裁政治体制)そのものだ。」
(中略)
「メディアで反政権寄りな発信をすると、ハンガリーで働けなくなる。実際、オルバン政権を批判し続け、お取り潰しになったメディアもある。」
そのため、テレビをはじめとする多くのメディアは、政府のプロパガンダ機関と化してしまったという。
それでも、Indexで働く彼らは、自分たちの信念を曲げずに、オルバン政権と対峙している。
Facebook, Instagram, あらゆるソーシャルメディアを駆使して。
「ハンガリーの報道の自由は失われた」と抗議した、リベラル系の全国紙「ネープサバチャーグ」は、発行取りやめになった。(孤帆の遠影碧空に尽き)
「ネープサバチャーグ紙は、オルバン政権を激しく批判してきたメディアで、オルバン政権の側近の汚職報道を掲載したばかりだ。・・・ハンガリーは中道右派オルバン政権が権力を掌握して以来、厳格なメディア規制が敷かれている。」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
「ネープサバチャーグ紙は、オルバン政権を激しく批判してきたメディアで、オルバン政権の側近の汚職報道を掲載したばかりだ。・・・ハンガリーは中道右派オルバン政権が権力を掌握して以来、厳格なメディア規制が敷かれている。」(ウィーン発 『コンフィデンシャル』)
引用を続ける。
「自分たちの会社も政府に潰されるかもしれないね」と笑いながら言う彼らからは、
最後まで諦めないと言う確固たる意思と覚悟が感じられた。
「大きな変化をすぐ起こせるとは思っていない。」
彼らは、「この国で何が起こっているのかを正しく伝えていきたい」と話す。
(中略)
ハンガリーの若者の間には、言葉にできないような複雑な感情が渦巻いている。
それでも、現状を打破したい一心で、自分たちの未来について真剣に考えている。
結婚したいけど、将来が不安だから、家族をもつことは現実的ではない、という言葉を聞いたときは、日本社会を想起せざるを得なかった。
国は違うけれど、抱えている問題は同じなのかもしれない。
(引用終わり)
「自分たちの会社も政府に潰されるかもしれないね」と笑いながら言う彼らからは、
最後まで諦めないと言う確固たる意思と覚悟が感じられた。
「大きな変化をすぐ起こせるとは思っていない。」
彼らは、「この国で何が起こっているのかを正しく伝えていきたい」と話す。
(中略)
ハンガリーの若者の間には、言葉にできないような複雑な感情が渦巻いている。
それでも、現状を打破したい一心で、自分たちの未来について真剣に考えている。
結婚したいけど、将来が不安だから、家族をもつことは現実的ではない、という言葉を聞いたときは、日本社会を想起せざるを得なかった。
国は違うけれど、抱えている問題は同じなのかもしれない。
(引用終わり)
未知の国、ハンガリーに興味を抱いて調べてみたら、あら!日本とよく似てる。