19/3/20 ソルカ・ファール情報:労組の一大汚職事件で、オバマおよびクリントンに仕えた高官が大陪審の証言直前に自殺させられる

 アーカンソー州の知事だった昔から、クリントン家に不利な証言を法廷でしようとしたり、秘密を知り過ぎたりすると、何故か都合よく「事故死」や「自殺」させられることが多いのですが、3月に入っても死体の数は増え続けています。
 自殺「スイサイド」と州知事を務めた「アーカンソー州」に因んで、「アーカンサイドされる」と言います。犠牲者数がシャレにならんので、専用の単語が存在します。
 そして腐敗した旧体制の労組が経済界と結託しているのも、日本だけではなさそうです。もしかしたら私心なく組織を率いるには、人類全体の成熟度がまだまだ足りていないのかもしれません。
 「賄賂なんて受け取ってんじゃねーよ(※5歳児チコちゃん風にお読みください)」ってだけの話なんですが……眩暈がします。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ソルカ・ファール情報:労組の一大汚職事件で、オバマおよびクリントンに仕えた高官が大陪審の証言直前に自殺させられる
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

アメリカ経済界におけるカバール戦争


本日クレムリンに出回っている【ロシア】対外情報庁(SVR)のやや簡潔な新報告書によると、かの悪名高き“クリントン関連死者数”リストに新たに名を連ねるのは、アラン・クルーガーだそうです。この著名な経済学者が自殺させられたのは2019年3月16日ヒラリー・クリントン全米自動車労働組合UAWの間の汚職繋がりを捜査していた米国連邦大陪審の前で証言するほんの一週間前のことでした。

――自殺させられた翌日2019年3月17日には、トランプ大統領UAWゼネラル・モーターズの双方に対して怒涛のツイッター猛攻撃を展開しています

――おまけに2019年3月18日には、トランプ政権下の米国司法省UAWノーウッド・ジュウェル副会長を大規模な刑事告発で糺弾しました
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

アランよ、安らかに眠りたまえ


合同労組の団体交渉で得た資金が流出


当該報告書によりますと、全米自動車労働【組合】ミシガン州デトロイト市に本拠地を構え、600以上の地域支部に39万1千人以上の現役組合員と58万人以上の退職した組合員を抱えており、自らの主張によれば1,600もの雇用先と1,150の契約を保持しているそうです。

――2015年には、オバマ政権の自動車【産業】作業部会の元顧問だったハリー・ウィルソンに率いられて、交渉シーズンに入りました
【※「交渉シーズン」:春闘のようなもの。】

オバマ政権下の米財務省オバマ大統領の自動車産業作業部会で幾つもの高い地位を占めていたハリー・ウィルソンを補佐していたのが、アラン・クルーガーだったのです。

――【クルーガーは】ビル・クリントン大統領政権下の1994年から1995年には労働省のチーフ・エコノミストだった人物です。

――そしてオバマ政権下では、大統領経済諮問委員会委員長にまで登り詰めました

――ですが2015年にはUAWが交渉で使用できるよう、彼らのために「【2009年の経済危機で米政府が行った】ゼネラル・モーターズとクライスラーの救済【措置】とリストラ【政策】を振り返って」と題した経済白書を共同で執筆したのです。

UAW2015年度の交渉を首尾よく妥結してからは、アメリカの諸々の労働組合から何百万ドルもの金が何故かクリントン財団へと流れ込むようになった、と当該報告書は指摘しています。

――更にはUAWが大統領選でヒラリー・クリントンを支持すると表明するに至りました。

――トランプの方がレーガンに似た【熱烈な】支持をアメリカの【労働】組合家庭から得ていたにも関わらず、です。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【※元画像の文言:UAW「ヒラリー・クリントンは、我々の言うことを聞き入れてくれた。」】

企業側の味方なら労組の存在意義なし


トランプ大統領2017年に権力の座に就くと、UAWに対して、そして2015年の交渉シーズンで何が実際に起こったのかについて、大掛かりな犯罪捜査を開始しました。

――【この結果】2017年8月には、UAWの幹部4名に対して米国連邦【法上の】刑事責任が問われることになりました。

――彼らが米国連邦検事側と行った有罪答弁取引【※つまり司法取引】から、UAWノーウッド・ジュウェル副会長に対する今週の大規模な刑事告発へと繋がったのです

――【ジュウェルは】2015年度UAW組合員らの身売りを「無理押しした黒幕で、この件は以下のように書かれています

UAW汚職スキャンダルは、2015年度の身売りを無理押ししたノーウッド・ジュウェル副会長にまで及んだ……当該汚職問題を巡って現在も進行中の連邦捜査において、ジュウェルは起訴されているUAW幹部の中で今のところ最も高い地位を占めている。【これは】【UAW】組合員らの職や賃金や労働条件を骨抜きにする、会社よりの契約に署名し実施するよう何百万ドル【もの金】がUAW幹部たちに支払われた【のではないかという事件】である。

他にも4名のUAW幹部が、当該汚職捜査に端を欲した罪を認めている。

当該汚職スキャンダルが、2015年に【組合員の】反対多数にも関わらずUAWが強行可決した「団体協約」とは無関係だとする、UAWの元会長デニス・ウィリアムズの当初の主張も、この起訴は徹底的に暴いている。

ジュウェルの起訴で、2015年度の【一連の】契約が違法であり、無効宣言なされるべきだとの証明がされた。
一体どのような法的根拠によれば、企業から賄賂を受け取った人物が交渉した契約が、有効で拘束力ありとなるのだ?
当該汚職スキャンダルはジュウェルだけでなく、UAW自身、そしてあらゆる労働組合の幹部連中【の実態】をも露呈した。


画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【※テスラのイーロン・マスクによるツイート:
「UAWと『汚職』で検索してみるとよい。読むべきものは山とある。大した組織だよ。」
引用した記事デトロイト・ニューズの見出しは「汚職捜査の渦中、連邦(検事)側がUAWリーダーの自宅を捜索」
写真は、家宅捜索されたノーウッド・ジュウェル副会長です。】


クリントンが暴かれたくない情報が眠っている


2015年UAWが何十万もの組合員の経済的繁栄と雇用の将来を骨抜きにし、更には何千万ドルもの組合費がクリントン財団ヒラリー・クリントンの選挙運動につぎ込まれたというのに、一体なぜオバマ゠クリントン政権は見て見ぬふりをしたのでしょう。司法省トランプ派の捜査官らはこれを糺明しようとしている、と当該報告書はまとめています。

――そして何故アラン・クルーガーは今週、米国連邦の大陪審の前に現れる予定だったのか、も【追及しています】。

――3月13日の講演でカリフォルニア州スタンフォード大学へ赴いたことも含め、【クルーガーの】先週の一連の行動を鑑みると、【大陪審に】出席しようとしていたことは確実だったと思われます。

――ですが【大手の報道に言わせると】地元ニュージャージー州プリンストンに戻った矢先の3月16日土曜日こそ、自宅に入って頭を銃で撃ち抜く最良のタイミングだとの判断にこの世界的な経済学者が至った、と私たちは鵜呑みにしないといけないのだそうです。

――ヒラリー・クリントンに逆らおうとして命を代償とした其の他【大勢】の魂と共に、クルーガーが今や祀られることとなったのですから、世の中ハッピーエンドとはいかないものです。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【連続殺人鬼チャールズ・マンソン率いるカルト集団】マンソン・ファミリーが殺した数7人、クリントン・ファミリーが殺した数114人!

マンソンの教唆により殺人を実行した少女の一人:
「マンソン・ファミリーなんてクリントン・ファミリーに比べれば、どうってことないでしょ」


2019年3月20日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYGFDLによって許可取得済。

註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]


翻訳:Yutika

註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


Comments are closed.