注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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核兵器禁止条約に首相は言及せず 広島の平和記念式典
引用元)
朝日新聞DIGITAL 19/8/6
(中略)
核兵器をめぐっては、使用するとの威嚇などを禁じた核兵器禁止条約が、非保有の南半球の国々を中心とした122カ国の賛同で2年前に国連で採択された。しかし批准したのは24で、発効に必要な50に満たない。松井市長はこの日、日本政府に署名・批准を促し、「核兵器のない世界の実現に更に一歩踏み込んでリーダーシップを発揮して頂きたい」と求めたが、安倍晋三首相はあいさつで条約に言及しなかった。
(以下略)
核兵器をめぐっては、使用するとの威嚇などを禁じた核兵器禁止条約が、非保有の南半球の国々を中心とした122カ国の賛同で2年前に国連で採択された。しかし批准したのは24で、発効に必要な50に満たない。松井市長はこの日、日本政府に署名・批准を促し、「核兵器のない世界の実現に更に一歩踏み込んでリーダーシップを発揮して頂きたい」と求めたが、安倍晋三首相はあいさつで条約に言及しなかった。
(以下略)
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配信元)
今フランスのテレビで広島原爆投下の特集番組をやっていた。多くの国の学校では「原爆は日本に戦争をやめさせるために必要だった」と教えている。この日英仏共同のドキュメンタリーはそれが真っ赤なウソだということを明らかにしている。これをアメリカのテレビで流してもらいたい。 pic.twitter.com/EXduKGjhqr
— PassyKis (@passykis) 2019年7月30日
メディアがこれだから、核がもたらす結果も、戦争によって引き起こされた事実も、どんどん共有されなくなる。
— さいき まこ@陽のあたる家 (@SaikiMako) 2019年8月6日
ただの「過去の出来事」に矮小化される。
新聞がトップで、ニュース番組が冒頭で伝えなくなった事が、私たちの未来に引き起こすだろうことを想像すると震撼する。https://t.co/5xf6LMyARa
よりによって長崎でこんなことが。
— ゆーすけ (@yoox5135) 2019年8月4日
長崎・佐世保市が原爆展後援せず 核廃絶署名「政治的中立侵す恐れ」 - 毎日新聞 https://t.co/FCH3Guy1y4
ネット上でも、当時の悲惨な状況を振り返る画像やコメントが多く見られましたが、一方で日本のメディアの「8月6日」の取り上げ方に危機感を募らせる指摘もありました。大手メディアでは、もはや一面トップの扱いではなく、他の記事に埋もれるように伝えられる「広島の原爆の日」。海外では原爆投下の理由とされた欺瞞にまで突っ込んだ特集番組が組まれたようですが、本邦ではどうだったのか。
また、佐世保市では「原爆写真展」の後援を市教育委員会が断っていたことが明らかになっています。理由は、展示場での核廃絶への署名活動が政治的中立を侵す恐れがあるから、というもの。
ヒロシマ・ナガサキを遠い過去の歴史の一点にしてしまうことが、こうした歪んだ認識を生むのではないか。
ほんともう、「おっさんよ、正気に戻れ」。