安倍晋三事務所から届いていた、「桜を見る会」の観光ツアー案内 ~その「前夜祭」では、複数の参加者が「5,000円の会費を払った」と証言するも、収支報告書に収支の記載なし

竹下雅敏氏からの情報です。
 「桜を見る会」の観光ツアー案内の文書が、安倍晋三事務所から届いていたとのことです。朝日新聞の記事には、地元の山口県下関市の男性の元に届いた「あべ晋三事務所」の封筒の件が、詳しく記されています。この男性は、ツアーの参加費用としての7万円以上を、地元旅行会社に振り込んだとのことです。
 “続きはこちらから”は、前日の「前夜祭」について。複数の参加者が「5,000円の会費を払った」と証言しているとのこと。しかし、“ニューオータニでパーティをすれば最低でも1万円はかかる”ので、この差額分は誰が支払ったのか。会費を支払った以上、収入や経費を収支報告書に記載する義務があるにもかかわらず、記載はなかったようです。
 さすがにヤバイと思ったのか、菅官房長官は来年の「桜を見る会」を中止すると発表しました。
 なんでも、あべぴょんの判断で中止することにしたとのこと。中止したのが自分の手柄であるかのような口ぶりに、あべぴょんらしさとバカさ加減を感じました。
 この問題は国民の関心が高く、「モリ、カケ、桜、前夜祭」という感じになってきていると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「桜を見る会」で文書入手 安倍事務所がツアー案内(19/11/13)
配信元)
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桜を見る会ツアー、首相事務所から案内 地元有権者語る
引用元)
(前略)
「桜を見る会」をめぐる問題で、この会を日程に含んだ観光ツアーを案内する文書が、安倍晋三首相の事務所名で、地元有権者に届いていたことがわかった。

 政府はこれまで桜を見る会の招待者について、開催要領に基づき、各省庁からの意見を踏まえ、内閣官房、内閣府で最終的に取りまとめているなどと説明してきた。安倍首相は8日の参院予算委員会で、共産党の田村智子氏の質問に対し、「私は主催者としてあいさつや招待者の接遇は行うが、招待者の取りまとめなどには関与していない」と答弁していた。

 朝日新聞が入手した文書は、2018年4月21日に開かれた「桜を見る会」の際のもの。「『桜を見る会』について(ご連絡)」と題し、「平成30年2月吉日」の日付や「あべ晋三事務所」として地元事務所の電話番号が記載されている。桜を見る会とその前日に都内のホテルで行う首相夫妻同席の夕食会に加え、4コースの中から選べる都内観光ツアーを提示。「招待状は内閣府より、直接、ご連絡いただいた住所に送付されます」などの注意書きもあった。
(以下略)
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配信元)
 
 
 


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桜を見る会 前夜祭の怪
首相後援会 収支報告なし
引用元)
(前略)
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」。例年、この会の前日に開かれている安倍晋三後援会「前夜祭」の費用は一体どうなっているのかが、重大な疑惑の一つとして浮かび上がっています。
(中略)
 「前夜祭」の費用に関しては「しんぶん赤旗」日曜版の取材に対し、複数の参加者が「5000円の会費を払った」と証言しています。しかし、安倍首相が代表を務める政党支部や関係する政治団体は六つありますが、後援会行事として開かれている「前夜祭」について、いずれの収支報告書にも収支の記載がありません。

 政治資金規正法は、対価を徴収して行われる催し物を「政治資金パーティー」と規定し、収入や経費を収支報告書に記載するよう義務付けており、同法違反の疑いがあります。
(中略)
誰が主催した宴会なのか、誰が参加費を集め、ホテルに費用を支払ったのか。安倍首相には明確な説明が求められます。
(以下略)
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配信元)
 
 

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