本性をさらけ出す山口敬之記者会見 / 自身のためではなく多くのサバイバーのために真摯に法的措置に臨む伊藤さん、支援のサイトあります

 伊藤詩織さんの勝訴を心から喜びつつ、その後に行われた山口敬之とその弁護士の記者会見に改めて怒りを爆発させた一人です。一夜明けた20日、その会見内容の稚拙さや不明確が様々に論じられていました。
 いやしくもジャーナリストを名乗る山口敬之、弁護士とも判決内容への有効な反論ができず、ただただ自分は無実だ、突きつけられた事実は全部ウソだと主張、怪しげな根拠で伊藤さん本人を誹謗し、しかも自身の訴えの重要な証拠にもなりうる「知人の北村氏」すら明らかにしない不自然さが際立ちます。
この点について、buuさんが鋭いツイートを。この男は、自分が敗訴するとは思わず、勝訴の場合のコメントしか考えていなかったのではないか、、、。
だとすれば、あべぴょんの神通力も尽きたわけです。
 誠に不愉快な会見で、女性記者の名前を不必要に何度も連呼し、威嚇的な態度でありながら、質問には不正確を理由に答えぬ、まさに安倍一味のやり方でした。山口敬之がウソつき常習犯であることは、先日の時事ブログでも指摘していましたが、海外でも明らかにされています。
 「逮捕状の不自然な執行停止」がなければ、伊藤さんがここまで世間に晒されることはなかったのに、今、彼女はご自身のためよりも、同じように苦しむ性被害サバイバーのために二次加害への法的措置を取るそうです。自分だけが支援を受けるわけにはいかない、とこれまでの裁判など様々な費用は、ご自身で負担されてきたようです。しかし、彼女の活動を通して、多くの女性が救われる道が開けるならばと支援サイトが開設されました。
少しでも多くの人に、この事件の全貌と、権力を持つ者の醜い支配欲が知られますように。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

















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裁判を支援する
(前略)
伊藤詩織さんの性暴力被害から4年が経過しようとしています。
これまで伊藤さんは、身近な方たちからのサポートを除けば、裁判関連費用の負担から二次加害への対処まで、ほぼお一人で闘ってこられています。多くの性暴力被害者が苦境に置かれるなか、自分だけが支援を受けてよいのかという伊藤さんご自身の思いがあり、支援を申し出る方はこれまでにもいらっしゃいましたが、支援組織の設立は辞退されてこられました

Open the Black Box は、声をあげた被害者が批判にさらされ、孤独に陥り、声を塞がれることのない社会を目指すために、伊藤さんと対話をしながら支援のあり方を模索してきました。

現在伊藤さんは、被害事実の認定と慰謝料を求めた裁判を闘っています。被告側代理人からは謝罪広告と、1億3千万円を要求する反訴状がだされている状況です。声をあげた被害者と共に声をあげていくために、この裁判は非常に重要だと考え、裁判を注視し、そして実質的に支援していくことを決めました。支援したい方々の声が声を呼ぶような、大きな声にしていきたいと思っています
これは#MeTooと声をあげた伊藤さんによりそう#WithYouであり、#MeTooの声の会です。共に、声をあげましょう。

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