竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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新型コロナウイルスに「HIV (エイズウイルス)」のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見。さらに「感染しても免疫を獲得できない示唆」を中国当局が示し、事態は新たな局面に
転載元)
In Deep 20/2/1
(前略)
2月1日の時点での感染確認者数が約 1万2000人ですので、10日で 50倍以上患者が増えたということになります。この感染力を見ていますと、こちらの記事でふれました、感染力を示す「基本再生産数(R 0 / アールノート)」が 3.6 - 4.0 (最大で 1人が 4人に感染させる)という数そのものが小さく感じてきますが(中略)… 本日、やや気になる報道を見かけました。それは、中国の国家衛生健康委員会の記者会見で医師が述べた言葉でした。それは、「感染しても抗体ができないかもしれない」ことを示唆するものです。
以下は報道です。
この報道の重要な部分は、これが単なる一人の医師の考えによる発言ということではなく、この場は、中国国家衛生健康委員会という「中国当局の公式な会見の場」であるということです。
(中略)
どのようなウイルスに感染しても、そのときには、細胞内で、ウイルスに対しての抗体が作られるので「次からは感染しない」のです。この免疫システムがあるからこそ、人間は歴史上の数多くの病原菌やウイルスの厄災の中で生き残ってきたのです。
(中略)
しかし、中国の保健当局の発表では、新型コロナウイルスは、「二度感染する可能性がある」というのです。そんなことがあり得るのか……という中で、あり得るとしたら、やはり、日本ウイルス学会のウェブサイトからの抜粋ですが、以下のようなものは、「ヒトの免疫を不全にする」作用を持ちます。
(中略)
そういうことを前提として、今回ご紹介しますのは、インド工科大学の科学者たちによる新型ウイルスの解析の中で、
「新型ウイルスには 4つの他のウイルスのタンパク質が挿入している」
ことがわかったということが、科学誌 BioRxiv(バイオアーカイヴ)に掲載されていたのでした。
そして、挿入しているその 4種類のタンパク質すべてが、
「エイズウイルスのタンパク質と同じ」
だということが記されているのです。
解析した新型コロナウイルスは、実際の患者たちから得られたもので、今の現時点で感染拡大しているものと同じものです。
解析図。黒い四角で囲まれた4カ所が挿入されているタンパク質
・biorxiv.org
(中略)
論文には、以下のように書かれています。一般的ではない生物学の専門用語は言葉を置き換えています。また、新型ウイルスは、正式には「 2019-nCoV 」という名称ですが、ここでは「新型コロナウイルス」としています。
ここから先は専門用語の嵐で翻訳しきれないですが、ここまでのところで、内容的にはおわかりではないでしょうか。
この新型ウイルスには「エイズウイルス」の性質が含まれているのです。
(中略)
先日、以下のような記事で、武漢のウイルス研究などのことにふれ、人為的な操作の可能性もないではないというようなことを記させていただきました。
(中略)
うーん。
私は昨日くらいまでは、「感染は免れない」というように考えていまして、しかし、「感染すれば抗体を獲得できるのだから」と楽観的に考えていたのですけれど、そうではない可能性があると知り、ちょっと状況が変わりましたね。
(以下略)
2月1日の時点での感染確認者数が約 1万2000人ですので、10日で 50倍以上患者が増えたということになります。この感染力を見ていますと、こちらの記事でふれました、感染力を示す「基本再生産数(R 0 / アールノート)」が 3.6 - 4.0 (最大で 1人が 4人に感染させる)という数そのものが小さく感じてきますが(中略)… 本日、やや気になる報道を見かけました。それは、中国の国家衛生健康委員会の記者会見で医師が述べた言葉でした。それは、「感染しても抗体ができないかもしれない」ことを示唆するものです。
以下は報道です。
新型肺炎、治癒後も再感染リスク 中国専門家
時事通信 2020/01/31
中国国家衛生健康委員会が31日開いた記者会見で、中日友好医院の※慶元(※簷の竹カンムリなし)医師は新型コロナウイルスによる肺炎に関し「感染後にできる抗体には長期間持続しないものもある。一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」と述べ、警戒を呼び掛けた。
時事通信 2020/01/31
中国国家衛生健康委員会が31日開いた記者会見で、中日友好医院の※慶元(※簷の竹カンムリなし)医師は新型コロナウイルスによる肺炎に関し「感染後にできる抗体には長期間持続しないものもある。一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」と述べ、警戒を呼び掛けた。
この報道の重要な部分は、これが単なる一人の医師の考えによる発言ということではなく、この場は、中国国家衛生健康委員会という「中国当局の公式な会見の場」であるということです。
(中略)
ウイルスなどが感染すると、宿主の血液にはウイルスを不活性化するような物質、抗体が作られる。抗体を作るのはB細胞である。抗体は、ウイルスの中和をし、病原体をやっつける。これは、いわゆる液性免疫と云われるものである。(抗原特異的免疫機構)
どのようなウイルスに感染しても、そのときには、細胞内で、ウイルスに対しての抗体が作られるので「次からは感染しない」のです。この免疫システムがあるからこそ、人間は歴史上の数多くの病原菌やウイルスの厄災の中で生き残ってきたのです。
(中略)
しかし、中国の保健当局の発表では、新型コロナウイルスは、「二度感染する可能性がある」というのです。そんなことがあり得るのか……という中で、あり得るとしたら、やはり、日本ウイルス学会のウェブサイトからの抜粋ですが、以下のようなものは、「ヒトの免疫を不全にする」作用を持ちます。
宿主は菌に対して防御機構を持っている。菌は防御機構を乗り越え次のステップに進もうとする。宿主の防御機構がそれぞれのステップで菌に打ち勝てなかった場合にのみ宿主は発病する。
HIV(エイズウイルス)に感染すると、体の免疫機構が崩壊する。すると、免疫状態が正常な人では発病に至らないような細菌やウイルスの感染でも発病に至る。
HIV(エイズウイルス)に感染すると、体の免疫機構が崩壊する。すると、免疫状態が正常な人では発病に至らないような細菌やウイルスの感染でも発病に至る。
(中略)
そういうことを前提として、今回ご紹介しますのは、インド工科大学の科学者たちによる新型ウイルスの解析の中で、
「新型ウイルスには 4つの他のウイルスのタンパク質が挿入している」
ことがわかったということが、科学誌 BioRxiv(バイオアーカイヴ)に掲載されていたのでした。
そして、挿入しているその 4種類のタンパク質すべてが、
「エイズウイルスのタンパク質と同じ」
だということが記されているのです。
解析した新型コロナウイルスは、実際の患者たちから得られたもので、今の現時点で感染拡大しているものと同じものです。
解析図。黒い四角で囲まれた4カ所が挿入されているタンパク質
新型コロナウイルスに「HIV (エイズウイルス)」のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見。さらに「感染しても免疫を獲得できない示唆」を中国当局が示し、事態は新たな局面に。https://t.co/IwmKQAVNV2
— 羽舞(はぶ)#フィリピン移住 (@skyhabu) February 2, 2020
解析図。黒い四角で囲まれた4カ所が挿入されているタンパク質 pic.twitter.com/oOq0GmaSyG
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
(中略)
論文には、以下のように書かれています。一般的ではない生物学の専門用語は言葉を置き換えています。また、新型ウイルスは、正式には「 2019-nCoV 」という名称ですが、ここでは「新型コロナウイルス」としています。
インド工科大学の論文より
新型コロナウイルスのタンパク質は、 SARS と最も近い祖先を共有しているため、その2つのウイルスのタンパク質をコードする配列を比較した。そうしたところ、新型コロナウイルスから、SARS ウイルスにはない、以下の 4種類のタンパク質の挿入が見つかった。
「GTNGTKR」(挿入1)
「HKNNKS」(挿入2)
「GDSSSG」(挿入3)
「QTNSPRRA」(挿入4)
驚いたことに、挿入しているこれらの配列は SARS ウイルスのタンパク質に存在しなかっただけではなく、コロナウイルスの他の種にも見られないものだった。
ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ないため、これは驚くべきことだった。
この 4種のタンパク質の挿入は、最近の臨床患者の分離株から入手可能な新型コロナウイルスのすべてのゲノム配列に存在することが観察された。
これらの挿入源を知るために、さらに解析を進めると、予想外に、すべての挿入がヒト免疫不全ウイルス-1(HIV-1)と一致した。
新型コロナウイルスのタンパク質は、 SARS と最も近い祖先を共有しているため、その2つのウイルスのタンパク質をコードする配列を比較した。そうしたところ、新型コロナウイルスから、SARS ウイルスにはない、以下の 4種類のタンパク質の挿入が見つかった。
「GTNGTKR」(挿入1)
「HKNNKS」(挿入2)
「GDSSSG」(挿入3)
「QTNSPRRA」(挿入4)
驚いたことに、挿入しているこれらの配列は SARS ウイルスのタンパク質に存在しなかっただけではなく、コロナウイルスの他の種にも見られないものだった。
ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ないため、これは驚くべきことだった。
この 4種のタンパク質の挿入は、最近の臨床患者の分離株から入手可能な新型コロナウイルスのすべてのゲノム配列に存在することが観察された。
これらの挿入源を知るために、さらに解析を進めると、予想外に、すべての挿入がヒト免疫不全ウイルス-1(HIV-1)と一致した。
ここから先は専門用語の嵐で翻訳しきれないですが、ここまでのところで、内容的にはおわかりではないでしょうか。
この新型ウイルスには「エイズウイルス」の性質が含まれているのです。
(中略)
先日、以下のような記事で、武漢のウイルス研究などのことにふれ、人為的な操作の可能性もないではないというようなことを記させていただきました。
(中略)
うーん。
私は昨日くらいまでは、「感染は免れない」というように考えていまして、しかし、「感染すれば抗体を獲得できるのだから」と楽観的に考えていたのですけれど、そうではない可能性があると知り、ちょっと状況が変わりましたね。
(以下略)
「中国当局の公式な会見」によれば、新型コロナウイルスは「一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」とのことです。感染すると体の免疫機構が正常に働かなくなるらしい。それというのも、インド工科大学の科学者たちによれば、新型コロナウイルスにはエイズウイルスに一致する「4種類のタンパク質の挿入が見つかった」というのです。「HIV(エイズウイルス)に感染すると、体の免疫機構が崩壊する」わけだから、新型コロナウイルスに「再感染のリスクがある」のも当然かも知れません。
この新型コロナウイルスは、どうやら報道されているものとは異なり、その正体はかなり悪質と言えるのかもしれません。