メキシコ便り(66):ロペス・オブラドール大統領を辞任に追い込む反対派の秘密文書(陰謀プラン)がリーク!!!

 ロペス・オブラドール大統領は、先週末、恐怖心を持たずにポジティブな姿勢で再開していきましょうと自身の動画で呼びかけました。メキシコは32州のうち半分が徐々に再開しています。連邦政府は、今週からpopoちゃん在住のチワワ州を赤(外出自粛、生活必需品のお店だけオープン可)からオレンジ色(レストランなど50%キャパでオープン可)に変えましたが、州知事がファレスはまだ赤色だということ。チワワ州知事は反アムロ派のリーダーでして、すべて連邦政府のすることを素直にやらないことが多い気がします。

 今回は、その反対派が汚職ゼロ政権を目指すロペス・オブラドール大統領を辞任に追い込む秘密文書(陰謀プラン)がリークしたことを取り上げてみました。正しいことをすることは容易ではなく、反対派があの手この手で邪魔してきます。そんな陰謀プランが大統領の手もとに届いてしまった!大統領はその文書を朝の大統領プレス・コンファレンスで公表しました!その内容を簡単にご紹介。そして、途中、税金のことでTOYOTA のことがちらっと出てきます😱!

 どんなに反対派に叩かれてもびくともしないロペス・オブラドール大統領。反対派は、大統領がキレて間違いを犯すことを望んでいますが、大統領は一枚上手で全くブレません。そんな大統領のキラリと光る「名言」、世界中の人たちに知ってほしい「名言」を最後に♪
(popoちゃん)
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メキシコ便り(66):ロペス・オブラドール大統領を辞任に追い込む反対派の秘密文書(陰謀プラン)がリーク!!!

ロペス・オブラドール大統領を辞任に追い込む反対派の秘密文書(陰謀プラン)がリーク!!!


6月9日朝の大統領プレス・コンファレンスで、ロペス・オブラドール大統領は、リークした反対派の陰謀プラン(メキシコ救済計画という名の大統領追放計画)を紹介しました。(ツイート下↓)

上のツイート意訳:大統領プレス・コンファレンスで「メキシコ救済計画」というBOA文書が公表。その目的はBOAを実行することで2021年の選挙でモレナ党*を追放し、2022年*に大統領辞任に追い込むというもの。

*モレナ党とはロペス・オブラドール大統領が作った党で、現在、議席の過半数を占めている。
*メキシコ大統領の任期は6年ですが、ロペス・オブラドール大統領が自ら任期の半分の時点で国民にこのまま継続してほしかどうかを聞く国民投票を設けた。

その計画の中には、アメリカ・ワシントンDCにロビイストを送りオブラドール政権がアメリカのメキシコ投資にダメージを与え、今後、メキシコでの失業増加のためアメリカへの移民が急増することなどを伝えると書かれている。


BOA文書には、詳細に大統領を陥れる計画が書かれていて、何よりもそれに賛同している人たちの名前が、最後にツラツラ書かれていた。。。(ツイート下↓)

「メキシコ救済計画」BOA文書

そこには、反対派の党(PAN党,PRI党) フォックス元大統領(2000~2006)、カルデロン元大統領(2006~2012)をはじめ、メキシコ32州のうちの14州の州知事、選挙管理委員会議員ら、連邦裁判官ら、大企業グルーブ、大手メディアとそのニュースキャスターらの名前が。。。Mexico News Dailyより

大統領を辞任に追い込みたい人々のお顔(一部)

大手メディア(REFORMA, El Universal, El Finaniero Proceso)、
大手企業(FEMSA)など。。。

ちなみに上にあるFEMSAは、前回のメキシコ便りで触れた大手企業、メキシコ最大のコンビニ、世界第2位のコカ・コーラのボトラーなど所有するグループで、約440億円の滞納していた税金を払ったのですが、その後、社長は怒り爆発😡💢💣💢

上のツイート意訳:フェムサの社長は4T(史上4番目の大改革)に激怒!「私たちは税金を納めたが、その倍の額を投資し2022年アムロ(ロペス・オブラドール大統領のこと)を追放する!」

こわっ!もうエゴ丸出し😅

沢山の会社を所有し、ドヤ顔のフェムサ社長

ついでに、ここで日本情報!TOYOTAも税金を滞納していたようで、最近払ったと大統領が国民に報告していました。トヨタも〜、だったの〜😱ショック〜。。。おはずかし〜。。。

ツイートでトヨタも払ったよ〜と、拍手3回しています!

このBOA文書=大統領追放プランは、国立宮殿(プレス・コンファレンスが行われている場所)に匿名で届いたそう。大統領いわく「今の時代、実行する前にこうしてバレるようになってるんだよ」とニッコリ余裕のスマイル。

参考写真:大統領のスマイル(上のツイート文は一切関係ありません)

しかも、反対派にはこのような計画(試み)をする権利があり、これが真の民主主義であるとまで言っています。反対派はこの文書のことを一切知らない、大統領が勝手に作ったものだとしていますが、大統領いわく、この文書の出処は不明だけれども、きっと反対派のところで生活のため仕方なく働いている運転手、メイドさんなど大統領を支持する者が送ってきてくれたのではないかと言っていました。

大統領はいつも「メキシコ国民は世界で一番目覚めた国民だ」と豪語しています。たまに大統領は大袈裟だなと思う表現をするので疑っていると、ほとんどの場合、後で大統領のことが正しかった経験を何度かしたpopoちゃんは、これもひょっとしたら本当かもしれないと少し思っています。

ツイート文の意訳:私はメキシコ人であることを誇りに思い、メキシコを愛している。メキシコはメキシコ人のものであってほしい。汚職、略奪する政府はもうごめんだわ。私の一票は目覚めた意識、そしてみんなと一緒に歴史をつくるわ!私はモレナ*、私は幸せ!

*モレナ党という意味と肌の色がブラウンという意味もある。メキシコでは貧しい人のほとんどが肌の色がブラウンなモレナ。大統領は、貧しい人を助けることを優先するという意味も含めてこういう名前にしたのかも。。。

写真内の文字意訳:私はアムロを支持する、そして # 私はBot*ではない。
*Bot(ボット、複数形ボッツ)とは自動的にプログラミングされたツイートのこと。反対派はよくBotを使いアムロ支持者を攻撃しています。


中国ではこうして↑Botを操作しているらしい(こちらのは主にWechatで)。たった2台のコンピューターがこれだけの携帯を操作。フェイスブックや商品のプロモーションに’Like’(いいね!)が一斉可能。もちろんその反対も可能でしょう。あくまでもご参考までに。。。

大統領を潰したい大手メディアのフェイクニュースが多いなか、大統領はソーシャルメディアにいつも感謝し、ソーシャルメディアなしに4T(メキシコ史上4番目の大改革)はありえないとまでも。。。ソーシャルメディアは、すばらしくありがたいものだと。そして、どんなに酷いフェイクニュースが出ても、大統領はどっしり冷静。そしてこう言います。「メキシコ国民は目覚めているから全く心配ない」と。。。

上のツイート一部意訳: ありがたいソーシャルメディアは恩恵だと大統領は言いました。
イラスト内の意訳:#みんなアムロ(大統領)と共に

ということで、相変わらず反対派がロペス・オブラドール大統領を引きずり下ろすために色々と試みていますが、大統領は、常に冷静で心を乱すことなく、しかも余裕!大統領いわく、長年政治家をやっているので反対派に叩かれることには慣れていると。。。

若かりしロペス・オブラドール大統領の政治活動

ちなみにここ1年半の朝の大統領プレス・コンファレンス(2時間)で、大統領は未だ一度も感情的になったことがありません。それどころかホントに紳士的でどんなに嫌な質問をする人にも丁寧に誠意を持って応対する姿は男前😎すぎる!ハナマル💮

大統領は言います。「反対派は以前の汚職まみれの政権に戻りたがっている。私たちは汚職ゼロの政権を作っている。目覚めた国民はどちらを選ぶかは明確だ。」


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ロペス・オブラドール大統領

そんな知識も経験も豊富な大統領がこう言ったのにpopoちゃんはびっくり!

「政治家にとって必要な資質は、99%の正直さ、1%の能力」


¡Viva Mexico!
(メキシコ万歳!)

(popoちゃん)

Writer

popoちゃん

メキシコ人夫とメキシコ在住中♪
新アムロ政権の勢いある改革ぶりを中心に
「今のメキシコ」をお届けいたします!

体癖5・9、ピッタ・カファ、エニアグラム1


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