今日梅の実を採っていると、”しゅえつどうえつ”という言葉がなんとなく頭に浮かんで来て、最初のうちは、意味もわからず、気にも留めていなかったのだけど、夕方近くになって、ずっと浮かんでくるこの言葉・・・しゅえつどうえつ・・・?まてよ、どういう漢字なんだろう・・・?
種越同悦・・・?えっ!・・・種を超えて同じ悦び・・・もしかして梅の実がたくさん実ったことを、隣の梨の木がよろこんで、種越同悦と言ってる?・・・ええ〜〜!!
その隣のビワの木も・・・?!!
しゅえつどうえつ・・・使ったことがない言葉ですね。聞いただけでは意味がわかりませんでした。梨の木さん、なんて学識が高いのでしょう。
そりゃそうだよ!!樹木は私たちよりずっと長生きで、樹木同士のネットワークもあっていろんなことをよくご存知だよ。
種越同悦・・この言葉、今回の梅の実のことだけではなくて、もっと深いメッセージが込められているような気がする・・・。
梨の木さん達は、世界の状況についてもよくご存知でしょうからね。種越同悦の境地になるには、少なくとも差別意識があると無理でしょうからね。
人類も種越同悦の境地に到達できる時が来るのかも・・・けれども悦びを感じることができるのだろうか?・・・と思っていると、まさにその姿をシャンティー・フーラの記事で紹介されたんだ。
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=241078
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=240910
種越同悦は生まれた時には自然な感覚だったのだろう。
それに、今回のコロナ禍が無事解決されれば、世界中が同じ悦びに包まれるのかもしれません。コロナ対策をいろいろ学んでいるうちに、世界の真実が浮き上がって来た感もあります。
竹下先生の東洋医学セミナーのアーユルヴェーダを復習する機会が必然的に訪れるとは・・・!!実は復習してみて、これほど有意義な内容だったのかと驚いた。
インドにはアーユルヴェーダなど西洋医学以外の伝統的な医学を取り扱う厚生省のような省庁があるそうで、今回そのAYUSH省(アーユルヴェーダ、ヨーガ、ユナニ(アラブ医学)、シッダ(南インドのAV)、ホメオパシー(同種療法))がコロナ対策についてのアドバイスを発表しているそうなんだ。
一般向けとお医者さん向けがあるそうなんだけど、その中のセルフケアについて主な内容は・・・。
1、一日中暖かい水を飲んでください。
アーユルヴェーダの免疫力向上向けの処置
簡単なアーユルヴェーダ的処置
空咳、喉の痛みの場合
私たちも知らないうちにアーユルヴェーダを実践しているところがありますね。今年、早春から野草をたくさんいただきました。セイタカアワダチソウなどの苦味のある野草が美味しく感じられました。ウコンと野草たっぷりのカレーも度々いただいています。
生蜂蜜にウコンの粉を混ぜて、毎日いただくようにしているね。体が喜んでる感じがしておいしい。
今回あらためて、ウコン(ターメリック)の有効性がわかったよ。
アーユルヴェーダの薬理学
・味 苦味 →血液を浄化する k↓P↓
辛味
・性質 乾燥性、軽性
・薬力 温性
・代謝後の働き 辛味と同じ
アーユルヴェーダ的な治療効果
色をつける、皮膚病を除く、血液浄化、血量を増やす、止血剤、かゆみ止、貧血を除く、創傷浄化、創傷治癒、緩下剤、しゃっくりを除く、咳止め、解毒、ピッタ排出、味覚増進、寄生虫排除、腫脹を除く、鎮痛、解熱、頻尿を減らす、尿色の正常化
最近の研究でわかったウコン(ターメリック)の作用
抗酸化・抗血栓・抗虚血性・抗炎症・抗アテローム硬化・脂肪削減・心臓強化作用・抗細胞死・抗受胎作用・抗炎症・抗バクテリア・抗関節炎・抗原虫・抗コレステロール・抗肝毒性・抗ヒスタミン
風邪(気管支喘息にも補助的治療として定期的に使う)
蕁麻疹&アレルギー性の皮膚疾患
●ターメリック+はちみつ
●ターメリック+ミルク
●ターメリック+コリアンダー粉+生姜粉をお茶にしてミルクを加えて飲む
糖尿病 ターメリック+アマラキ+蜂蜜
ターメリック+ギーを炒めたもので力倍増!
ターメリックオイル
実は竹下先生のアーユルヴェーダの解説が時事ブログに掲載され始めて、インドの生活の中の日常的なアーユルヴェーダを感じていたところだったので、この世界の成り立ちを探究できる竹下先生の講義がとてもありがたいんだ。
そして竹下雅敏・東洋医学セミナーのアーユルヴェーダも復習してみると、医療だけでなく、生活全般、生涯・・・その適用範囲が広いのに驚く。
これほど根源的なアーユルヴェーダに気がついて良かったです。コロナ騒ぎでアーユルヴェーダに注目するようになりました。
ところで、今年は春の寒さが長くて、種がなかなか芽を出さなかったり、買って来た苗もダメになったりして、農事歴といわれる旧暦(太陰太陽暦)を見てみると、閏4月があって4月が2回あったんだ。
5月5日の端午の節句に笹団子を作ろうと思ったのですが、笹の新しい葉っぱが全く出ていませんでした。日本の行事が旧暦(太陰太陽暦)で行われていたことを思うと当然ですね。今年の端午の節句は6月25日ですので、笹団子も新しい葉っぱで作れそうです。
それに5月5日はちょうどコロナ騒ぎの真っ只中で、産直市も閉鎖していて、地元のもち米の粉を買うことができませんでした。
産直市に出荷していた農家さんは困られただろう。不揃いの野菜が好きで買っていたのだけれど、いざ買えなくなってみると、もっと自給自足できるようにならなくちゃぁと思ったよ。
草は元気がいいねぇ。あっという間に大きくなって、野草茶作りが追いつかないくらい・・・!!ヨモギにカラスノエンドウ、アメリカフウロ(ゲンノショウコの仲間)、ギシギシやスイバの実、今はじゅうやくが花を咲かせていて摘みどきだね。山椒の青い実や葉っぱの醤油漬けや寿司酢漬けも、すぐに実が熟すから急ぐよ。鳥にも残しておくけどね。
グングン伸びる菊芋の葉っぱが、今年はお茶や天ぷら、炒め物にもできるのがわかってありがたいです。先端10㎝くらいを摘むのですが、少々摘んでも菊芋はできるようですね。成長の勢いがいいのに驚きます。ヨモギも同じで何度摘んだかわかりません。
もう一つ発見したのは、花豆が今年も同じ場所に生えると思ったら、宿根で、根を抜かないでおくと毎年芽が出て来るんだ。アスパラやミツバ、ハーブと同じで植えっぱなしでいいんだ。他にもアシタバとかイチゴとか、植えっぱなしでいいものがたくさんありそう!!これぞ自然(放ったらかし)農法!?もしかして根を抜かないで置いておくといいものが他にもあるかも・・・?!!
今年の春は梅の花が咲いている時に雪が2〜3度降り、咲き終わった後にも、霜が何度か降りて、コゴミやワラビ、木の新芽や買ってきた野菜の苗が霜に喰われて黒くなったりと、あまり経験がないくらい厳しい早春だったにもかかわらず、梅の実が沢山実っています。
花の時期は寒くて蜂などの虫が飛べる気温ではなく、代わりにヒヨや野鳥が餌の少ない時期の梅の花の蜜や花粉を舐めに来ていたからか、立派に梅が実りました。